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◆ポートオーリンズの雨に打たれながら

第4回「番外編・ケネディスペースセンター」

〜少年は宇宙を目指す。

えー、今回はほとんどディズニーとは無関係ですんでそのスジの方は1回お休みしてください。ということで第4回はフロリダ・ケープカナベラルのNASA・ケネディスペースセンターのお話です。


3日目にして疲労困憊の図。

■フロリダの朝は早い。
この出だし何回目だよ(笑)。ということでウォルト・ディズニー・ワールドからフロリダの海岸に向け約1時間のバス旅行でやってきましたケネディスペースセンター。ここはスペース・シャトルの打ち上げ場として有名なところです。アナタも見たことがあるでしょう、アルマゲドンアポロ13の打ち上げシーンを。あそこです。

で、フロリダに行ってあえてユニバーサル・スタジオではなくこっちに来たのは、前回ユニバーサル・スタジオに行ったこともあるけど宇宙にとても興味を持っていたため(これ考えるとUSJってリピーター付きづらいかも・・・と思った)。その理由はもちろん向井千秋さんの夫、マキオちゃん(敬称のつもり)の著書「君についていこう(上)(下)」「女房が宇宙を飛んだ」の3冊を読んだから。あ、リンクからこの本購入できます(笑)。もしここケネディスペースセンターに来るというアナタはぜひぜひこの3冊を呼んでから来ることをオススメいたします。さらにいうと「アポロ13」と「ライト・スタッフ」も見ておいた方がいいです。展示の内容が数十倍楽しめるはずです。

■ツアー内容
まずこのケネディスペースセンターってのはいくつかの展示会場をバスで回るというツアー形式になっていて、基本的には矢印通りに進んでいけばすべての展示を見られるという親切設計(1本道になっているので戻ることができません)。まずビジターセンターと呼ばれる、IMAXシアター×2やロケットが大量にある場所からスタートしたバスは順番に「LC39(←発射台ね)」「アポロ/サターンVセンター」「スペース・ステーション・センター」を回ってビジターセンターに戻ってきます。一カ所一カ所が結構なボリュームなので、早めにバスに乗ってしまった方がいいでしょう。

■で、でけえ!
さて、IMAX映画(DVD等で既発売の「The Dream is Alive」)を見た後、バスに乗り込んでまずは発射台の見えるLC39というポイントへ。バスで15分くらいでしょうか(そう、このケネディスペースセンターってのはすさまじく広いエリアなんです)。その途中Vehicle Assembly Building(VAB)という建物を通るのですが、これ、スペースシャトルが縦に立ってもあまりあるくらいの大きさなんです。アポロ13でトム・ハンクス扮するジム・ラベル艦長が説明してたでしょう。あそこです。写真ではその大きさがつかみにくいとは思いますが、怖いくらいです。


外に出られないのでバスの中からしか写真とれず。これでもすごい遠くから撮ってます。

んで、このVABから発射台までは砂利道が2本・・・に見えますがこれまたすさまじくでかいトレーラーで発射台ごとスペースシャトルを運ぶための道なんです。アポロ13を見た人は発車前にゆっくり進むトレーラーを見たと思いますが。


砂利道が2本。その大きさのトレーラーがあるわけです。


そのトレーラー。これも結構遠くから写してます。

んで、LC39というポイントなのですが実は発射台そのものではなく結構離れた場所にあります。マイデジカメがズームナシなためちっちゃくてなにがなんだかって感じになってますが、前記の本を読んだ私にとってはけっこう感慨深い場所でした。ちなみに現在使われている発射台はLC-39AとLC-39Bの2つ。間違ってもアルマゲドンのようにすぐ隣にあるわけではありません。で、それらの反対側には過去アポロ計画やサターン計画で使われた発射台が点々と点在しています。はー、規模がおおきいなあ。


VABとトレーラーとその砂利道の大きさはこれでわかるでしょうか・・・


真ん中に見える豆粒みたいなのが39A発射台。右側に数キロいくと39B発射台がある

■宇宙への夢を現実にした国。
↑正確にはソ連の方が早かったんだけど(笑)。ということで次は人類を月に送り込んだアポロ計画を説明するアポロ/サターンVセンター。バスが着くとまず最初にパビリオンが。アポロの打ち上げまでの経緯を映像で説明した後次の部屋に進むと地上管制センターそっくりに作った展示が!スゲエなあとおもったら粛々と打ち上げまでの準備が再現されます。まさにアポロ13の「We are go for launch.」のあのシーン!たまりません。そしてカウントダウンが進んでいくと後ろにある窓が本当に揺れ出すというユニバーサル・スタジオも真っ青の演出。びっくりしました。

で、次の部屋がメインの展示。実物大のサターンVロケットがおいてあります。でけえ。そして実際に宇宙から戻ってきた三角錐型の帰還モジュール(いわゆるアポロチョコ型ですな)もあります。ここで一番感動したのは初めて月に着陸したアポロ11号のミッションを再現したルナ・シアター。映画と模型で実にリアルに再現してくれるのですが、最後の子供たちのインタビューが流れて、みんな宇宙についての夢を語っているんですよね。「大きくなったらミッション・スペシャリストになる」「大学で勉強してペイロード・スペシャリストになる」・・・と。そりゃあそういう子供をピックアップしたんだろとか演出だろうって声もあると思いますけど、アメリカって国は子供に対して、夢を見させることが本当にうまい国なんだなあ、と思いました。ほら、よく「アメリカはフロンティア・スピリッツが根付いている」とか言うじゃないですか。なんかこの展示を見ていて、それもあるだろうけど、こういった将来の夢を見させるための下準備を大人たちがやってくれている(ディズニーのテーマパークもその一つ)からこそ、子供たちもフロンティアスピリッツを持つんじゃないかなあ、なんて思ったり。ここでしばし展示内容とは違うところで感動しておりました。やるね、アメリカ。


でっかい。

ちなみに、このバスを待つ間になんと雨が降り出してきました。それもすさまじいヤツが。これ以降、毎日のように雨が降るという泣きたくなるような状態となります。やっとコラムタイトルが意味を持ち始めた(笑)。


マジですか・・・。

■本物が持つ力。
さて、最後の展示は今話題の国際宇宙ステーションを作成しているスペース・ステーション・センター。ちょうど滞在中はあの大富豪チトー氏が滞在していたアレです。バスが着くとまた映画を見るために待ち。で、入り口に張ってある写真を見て驚きました。なんとあのボブ・キャバナ機長ではありませんか!(←くどいようだが前記「君についていこう」に出てくる、向井千秋さんが初搭乗したときの機長さんね)うおおおこれだけで感動だよ。


ボブ・キャバナ機長。皆もマキオちゃんの本読むように。

んで映画を見た後は国際宇宙ステーションのレプリカが。結構狭いなあ。さらに先に行くとなんと本物の国際宇宙ステーションを作成しているところが見られます。言ったときはエアーロックというおそらくステーションとステーションをつなぐ部分と思われるもののテストを行っていたようで、20人くらいのエンジニアが真剣にチェックしてました。これが本当に宇宙にいって活躍すると考えると、本当に科学の力はすごいんだなあ、と感激しますね。いくらディズニーがEpcotでいろいろなテクノロジを見せたとしてもそれはフェイクで、疑似体験にすぎないんだけどここには本物が存在する。これだけでも来た甲斐がありました。


エアロックだそうです。

■宇宙少年・少女は来た方がいい。
総じてこのケネディスペースセンターは子どもの頃感じた宇宙へのあこがれを満たすにはこれ以上ないすばらしい場所だったと思います。ウォルト・ディズニー・ワールドも本当にすばらしいけれど、ここにはぜひ子どもの頃にここに来て、一見夢のようなことでも実現させたすばらしい人たちがいるってことを教えてあげて欲しいです。大人な方々はぜひ向井万起夫氏の著書を読んでから来ると、宇宙飛行士だけが夢の立て役者ではないことがよくわかると思うので、そちらをチェックすることを強くオススメします。


おまけNASA映像。こ、これは・・・コムサイ?

 ということで、やっと、次回からちゃんとしたパーク探検です。ところが・・・


第5回「雨・雨・雨」へ



(Written by postmaster, 2001/05/20)

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