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■番外編1「ダンサーの匿名性の意味」

るいちゃん「先生、先生、」

先生   「どうしたんだい?きょうは授業はないはずだけど」

るいちゃん「質問があるんですけど、いいですか?」

先生   「どうぞどうぞ」

るいちゃん「実はね、この前友達とディズニーランド行ったんです。その時、友達がショーのダンサーのファンになっちゃって、この辺の情報を知りたいって言うんだけど、先生は何か知ってますか?」

先生   「うーん、それは困ったねえ・・・」

るいちゃん「え?」

先生   「まあダンサーさんのファンになるのは止めないけども、あまりほめられた行為ではないんだな。」

るいちゃん「なんでですか?」

先生   「じゃあまず、東京ディズニーランドで働いているキャストの話から始めるね。キャストの方々はみんな胸にバッジを付けているんだけど、気がついたかな?」

るいちゃん「そうですね、みんな名前入りのバッジ、つけてたかもしれない」

先生   「そう。これはすべてのサービス、つまりは園内のショーを責任もってキャストが勤める、という意思表示でもあるんだ。自分の名前を明かすことで無責任なことは出来ないよね?だから園内のキャストは、チケットブースの人もお店の人も、ごみ掃除をするカストーディアルの人たちもみんな名前を出して働いている。」

るいちゃん「それはわかるんですけど・・・」

先生   「でも、例外がある。まずはキャラクター。これは当然だね。ミッキーはミッキーだから。そしてもう一つの職種が『ダンサー』なんだ。ダンサーはあえて、匿名で働いているんだ。」

るいちゃん「そういえば、そうですね・・・それはなぜなんですか?」

先生   「ここからは先生の想像なんだけど、あくまでダンサーというのは一つのショーのコマに過ぎないんだと思うんだ、乱暴に言えばね。キャラクターがあくまでキャラクターであるのと同じで、注目されるべきなのはショーの内容であって、一人のダンサーではない。わかるね?」

るいちゃん「うん。でも、ディズニーランドではダンサーばかり注目している人がたくさんいましたよ。」

先生   「そうなんだ。先生はその人たちは間違っていると思う。いわゆるショーの常連の方になるほど、キャラクターやショーまでもそっちのけで、一人のダンサーを追いかけてしまっている人がいる。その人たちは別にディズニーのショーだから愛しているのではないんだよね。ぜひ、そういう人たちにはもう少し向きを変えてもらうか、厳しいようだけど二度と来て欲しくないな。」

るいちゃん「厳しいですね・・・」

先生   「だから、そういう質問には快くこたえられないんだ。そのお友達には悪いんだけど、ぜひダンサーだけでなく、ウォルト・ディズニーが追及したエンターテイメントを楽しんで欲しいんだ。」

るいちゃん「わかりました!今度はその子、講義につれてこようかな・・?」

(Written by postmaster, January 20th,1999)


脚注)

注1 園内のショー
ウォルトはパークないでおきるすべての出来事(ショッピングなども含む)はすべてショーである、という思想の元、ディズニーランドを作り上げた。そのことから園内で働く従業員はキャスト、来園者はゲストと呼ぶ。

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