日本テレビ主催によるイベント「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」が2023年4月29日から8月31日まで、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーにて開催されます。本展は2022年12月に北米で開催されていたもので、東京/六本木から海外巡回がスタートします。開催に先立ち行われたプレスプレビューの様子を紹介します。
LINK: ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス
“イマーシブ”な体験を

今回のイベントはイマーシブ=没入感をテーマにしたもの。会場のシーン構成はかなりシンプルで、大きな空間を巨大なスクリーンで作り出し、ディズニーアニメーションの音楽と映像を体感させるというもの。音楽、セリフは基本的に吹き替え版が使われていますが、選択されている作品の幅は、長編アニメーションすべてといってもいいかもしれません。「白雪姫」から最新の「ストレンジ・ワールド」までしっかりおさえられています(ただし完全に全作品というわけではなく、ダイナソーとかはないです)。


会場はギャラリーA、ヴィランズ・ルーム、ギャラリーB、ヴォルト・ルーム、ショップという構成で、ギャラリーが広い分かなりシンプルです。
グッズは?
会場ではショップが用意されています。これは今回のイベントの一部であるため、チケットがない方は入れません。グッズはオリジナルを含めたくさん用意されています。個人的には洋書(古いものから最新のものも)まで用意していて声が出るほどびっくりしました。


(c)2023 Disney
チケットは前期/後期で分けて販売
会場は東京、六本木の森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で、開催期間は前期(~6月27日)、後期(6月28日〜8月31日)に分かれており、それぞれチケット価格も異なります。チケットは既に発売中です。

前期、後期で価格が異なるのは、後期は本イベントに加えてスカイギャラリーでの展示が含まれるため。
Opinion: From the “D”post
正直、実際に見るまでは「はいはいグッズ販売イベントね」と思っていました。あと「はいはいインスタ映えインスタ映え」みたいな。が、実際に来てみたらDisney A to Zの現物が売られていて本気で声が出ました。あと最後のヴォルトルームにアニメーターの机が展示されていて、そこの右側に置かれたランプにちょこっとした要素があったりするんですが、そのランプが乗っている下に積まれた本のチョイスがちょっとすごかった。
このイベント自体は本国アメリカの巡回展で、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのプロデューサーであるドロシー・マッキム、そして展覧会のクリエイティブに関してはプロデューサーのJ・マイルズ・デイルが携わっており、その意味では映像もかなりしっかりしています。マニア的にはディズニー作品のおいしいシーンをぎゅっと短くまとめたものを堪能できますし、ディズニーを知らなかったとしてもここを入口にできるため、思った以上に面白かったです(行く前にハードルを思いっきり下げてたのが功を奏した)。というかインスタ映えしようにも暗くて顔が写らないので見ることに集中した方が良さそうです。
ちなみに同じフロアのカフェ「The Sun & Moon」では、ディズニープラスとのタイアップでメニューが用意されています。ディズニープラスはここで30日無料権とか配布すればいいのにね。

LINK: NEWS |ディズニープラスとのタイアップCafe by THE SUN & THE MOON が期間限定でオープン! | THE SUN & THE MOON Cafe
LINK: ディズニープラスとのタイアップCafe by THE SUN & THE MOON が期間限定でオープン!|Disney+(ディズニープラス)公式