70年のキャリアを持つアニメーター、バーニー・マッティンソン氏逝去。2023年2月27日に死去したと発表がありました。87歳でした。
LINK: Remembering Disney Legend Burny Mattinson – D23
LINK: Remembering Disney Legend Burny Mattinson – The Walt Disney Company
マッティンソン氏は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオでアニメーター、監督、プロデューサー、ストーリーアーティストとして70年のキャリアを持っていた方で、ウォルト・ディズニー社としても史上最も長く在席したキャストで、2023年6月4日に同社として初めての70周年記念功労賞を受賞する予定でした。
マッティンソン氏は「ミッキーのクリスマス・キャロル」(1983年)で監督を務め、「オリビアちゃんの大冒険」(1986年)では共同監督、プロデューサーを務めています。2011年の「くまのプーさん」ではストーリー監修、短編「How to Hook Up Your Home Theater」にも参加しています。
アニメーターとしてのキャリアは「わんわん物語」(1955年)から始まっており、「眠れる森の美女」ではナイン・オールドメンの一人、マーク・デイヴィスのもとでアシスタント・アニメーターに昇格。その後エリック・ラーソンと共にさまざまなプロジェクトに師事します。最近では最新の作品「ストレンジ・ワールド」(2022年)を含め、ストーリー・コンサルタントとして参加していました。2008年にはディズニー・レジェンドを受賞しています。
追記
公式アカウントにて、彼の功績を解説するツイートが投稿されています。くまのプーさんだけでなく、ライオン・キングやストレンジ・ワールドにおける象徴的なシーンがピックアップされてます。