アバター13年ぶりの続編は、前作初週末興行成績(7700万ドル)を上回る数字でした。
LINK: Avatar: The Way of Water’ Dives In With Below-Expectations $134 Million Debut – Box Office Mojo
LINK: Domestic 2022 Weekend 50 – Box Office Mojo
ディズニー2022年の絶対に負けられない戦い、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」(2022年12月16日公開)のアメリカ初週末興行成績が1億3400万ドル(推定)と報道されました。これは2022年度5位、歴代37位の成績であり、BoxOfficeMojoでは「2022年12月公開の非スター・ウォーズ、非MCU作品としては月最高のオープニング成績」としています。
が、これはディズニー(20世紀スタジオ)が作ったあのアバターの続編であるため、どこに着地するか、特に中国を含む世界興収がどこまで伸びるかが勝負。アバター3はすでに撮影済みで、本作の興収次第で公開するかが決まる可能性があるため、ジェームズ・キャメロン監督の底力にかかっている、というのが現状です。
追記
ディズニーからのリリースも出ました。
これまでの初週末興行成績はこちらを。
Opinion: From the “D”post
ということで初日に見てきました。興行成績とか関係ねえ。俺は俺の見たい作品を作るのだと言わんばかりの凄まじい映像。特に直前に発表されたハイフレームレート上映(通常の1秒24コマの倍、48コマで上映されるシーンがある)のパワーは本当にすごかった。見るなら絶対にハイフレームレート上映で。イオンシネマ以外のIMAXシアターでも対応館があります。映像に集中するためにはむしろ吹き替えが良いと思う。
LINK: 「アバター2」をハイフレームレート上映する映画館どこ? TOHOシネマズは100円増し – AV Watch
SNSを見ても実際に見た人はかなりの数が絶賛しているのがわかります。面白いことに誰もストーリーには触れていないのですがいんだよ細けえことは精神で。しかしどこかで見たシーン割りが多くてあいつパクりやがったな!と思うシーン全部がキャメロン作品でめちゃくちゃ面白い。キャメロンすげえよ。3時間強の上映時間が全く気にならなかったし今年初めてパンフ買ったよ。フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのアバターエリアでアトラクションに乗ったことのある人はあの感覚が映画館で体験できます。これはすごい。
前作アバターの初週末興行成績以降の結果を見ていると、翌週も同じペースで稼いでいたので、これももしかしたらそういった動きをするかもしれないんですが、いまはコロナの影響もまだ残っており、映画館で体験するということ自体に距離を置かれているようにも思えます。が、特に今回のハイフレームレート上映は自宅では全く体験不可能で、映画館の優位性が高い作品です。イメージとしてはPS5でやってる最新のゲーム。どうせハイフレームレートなんて最初だけすごいと思ったらそれに慣れて大したことはなかろうと思っていたのですが、全編ハイフレームレートではなく時々通常に戻るので、その度にすげえすげえと思える仕組みになってました。これはぜひ、皆さんも体験してみてください。