米ディズニーランド・リゾート『Magic Key』、ブロックアウトなしにもかかわらず予約できないことで訴訟へ

カリフォルニア ディズニーランド・リゾート

あー、入園制限があるにもかかわらず年パス復活はこういうリスクが……。

LINK: Disneyland passholder lawsuit alleges Magic Key deceptively advertises no blockout dates – Orange County Register

OC Registerを。2021年8月25日に発売された、米ディズニーランド・リゾートの年間パスポートに変わる新たなプログラム『Magic Key』について動きがありました。

『Magic Key』は、事前に予約を行うことで、有効期間内に何度も入園ができる新たなプログラム。4つのティアに分けられ、最上位ティア『Dream Key』は1399ドルで6予約保持可能、そしてブロックアウト日がないという特長を持っています。

Dream Keyはホリデーシーズンでもブロックアウトされないため、予約さえ取れればクリスマス時期のパークにも入れるというもの。それだけ価格が高い(最下位ティアは399ドルながらブロックアウト日がかなり設定されている)わけです。ところが、その予約を取ることが大変困難で、ハロウィーン時期にはほとんど入園できないということが話題になり、その後完売表記になったことも記憶に新しいです。

今回の訴えは、最上位ティアはブロックアウト日なしながら高価格で販売しているにも関わらず、予約が取れないことが実質的なブロックアウトだとして、Dream Key購入者代表がディズニーを相手取り、500万ドルの訴訟を起こしました。ディズニーランドの広報担当者は「裁判の進行状況に応じて対応するつもりだ」と述べています。

この中で訴えを起こしたニールセン氏は、通常のワンデーパスが完売していないにもかかわらず、Dream Keyの予約枠が存在しないため、訴状の中で「ディズニーが販売できる一日パスや他のパスの数を最大にするために、Dream Keyのパスホルダーが利用できる予約の数を制限している」と述べています。また、「ブロックアウト日なし」とはパークが満員でない限りDream Keyを使えると合理的に信じていた、とも述べています。

Opinion: From the “D”post

いやこれめっちゃ難しい。現在では課題を抱える混雑パーク(ディズニーランド・リゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド、東京ディズニーリゾート)は対応が分かれていて、USパークは上記のような予約保持件数制限/ブロックアウト日設定のパスを販売しているのですが、既に両パークとも上位のものから完売、もしくは販売休止の扱いにしています。原因は上記の通りで、予約が取れない=運営側の想定以上のニーズがあったことを伺わせています。

その点、東京ディズニーリゾートはそのニーズを理解しているからこそ、ひきつづきいまも「当面、年間パスポートの販売再開の予定はございません」という状況なわけです。

LINK: 【公式】年間パスポートは終了するのですか?今後はどうなるのですか…|パークチケット|よくあるご質問|東京ディズニーリゾート

今回のように訴訟にまで発展するリスクを考えると、東京ディズニーリゾートの年間パスポート的プログラム再開まではさらに時間がかかることが予想できます。お菓子も販売できない状況では通常の入園者数も伸ばせないわけで……。なんでこれで上場来高値更新してるんだ?

タイトルとURLをコピーしました