Evelyn Toroは実在する? 米ディズニーランド『Plaza Point』に込められた意図を語る

これ、単に新ショップがオープンしました、って話じゃなかった……。

LINK: Cast Member’s Mother Inspires Plaza Point at Disneyland Park | Disney Parks Blog

先日取り上げた、米ディズニーランドのメインストリートUSAにオープンした、毎日が世界のホリデーのショップ『Plaza Point』のさらなるストーリーが公開されました。今回公開されたのは、このショップのバックグラウンドストーリーに当たる、ショップの所有者“Miss. Evelyn Toro”に関するお話し。

公式パークブログにて、イマジニアのDawn Pipal-Keehneさんがこのストーリーを紹介しています。実はこのドーンさんの母親であるエブリン・キーンさんこそが、“Miss. Evelyn Toro”のモデルになっています(Toroはエブリン・キーンさんの旧姓)。ショップのストーリーを考えていたころ、そのストーリーラインがプエルトルコ出身の母親を思い起こさせる点が重なり、採用に至ったとのこと。そしてオープンの直前に母親に打ち明けたとのことです。公式ブログにはにこやかに写真にうつっています。

エブリン・キーンさんは「私のプエルトリコの伝統がここに表現されているのを見るのは素晴らしいことです。私の父が戦争から戻ってきたとき、ニューヨークではプエルトリコ人は店やレストランに入れませんでした。それがディズニーランドで、誰もが、どの子供も見ることができる場所で見られるなんて、ラテン系の人たちにとってはとても素晴らしいことです。私は毎日でもここに来たい!」とコメントしています。

ダイバーシティ&インクルージョンを取り入れたストーリー

そしてこのショップでは、ディズニーが重要視している『The 5 Keys』に合わせ、インクルージョンを表現しています。とはいえ、このショップが存在していたであろうビクトリア時代の装飾には表現力が欠けているため、ドーンさんも苦労したとコメントしています。ディズニーのアーティストたちは店内にさまざまな肌の色をしたくるみ割り人形やサンタクロース、天使を制作。ウィンドウには2人の女性が手をつないでアイススケートをしているシーンをイラストにしました。妻と二人の子どもを育てているイマジニアのドーンさんにとって、この描写はLGBTQコミュニティを認める以上に、作品の中で自分を表現するためのものでした。

イラストは下記50秒あたりのところにもでています。

これはディズニーが新たに「Inclusion」をキーとして追加したことで、表現の幅が広がったことの表れといえるでしょう。ドーンさんは「今まではそのようなことをしてもいいと思っていなかったかもしれない。これは素晴らしい旅になりました」とコメントしています。

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