2021年10月1日からスタートのプログラムを解いてきました。

LINK: リアル謎解きゲームブライトンホテルの名探偵募集 | 浦安ブライトンホテル東京ベイ~東京ディズニーリゾート®パートナーホテル
この記事は「浦安ブライトンホテル東京ベイ」の取材協力にて公開しています。
物品、サービス、取材渡航費等の提供:あり/金銭の提供:なし
再び謎解きのステイです。新浦安駅前の浦安ブライトンホテル東京ベイにて、10月1日からスタートのステイ&謎解きプログラム『ブライトンホテルの名探偵募集』がスタートします。今回は前回とは異なり、一人で体験してまいりました。

浦安ブライトンホテル東京ベイを舞台に“ディテクティ部”が活躍?
今回も、浦安ブライトンホテル東京ベイを舞台にした謎解きに挑戦してみたいと思います。当たり前ですが一切ネタばれなし。ただ、今回は新たにLINEとARを使うので、そのあたりを少し模擬試験で紹介しましょう。以下、先行体験者のみにむけた、公開可能な謎です(実際に体験される方には配布されません。
今回の謎もシナリオ仕立てになっており、登場するのは浦安ブライトンホテルに新たに創設された探偵部門「ディテクティ部」の、亜風露 小五郎(あふろ こごろう)氏を中心に話が動いていきます。今回は彼の部への採用試験として、謎が構成されています。
まず配られたのはこの1枚の紙。もし謎解き大好きな方はこれを見て頭を巡らせてみてください。ただし、この紙だけでは完結しません。
以下、実際に解いていきましょう。紙に書いてあるように、「始めは裏面。みどりの大きさの順で読むべし」とありますので、素直にそれをやっていきます。四角の面積で書いていけば「ピ」「パ」「ッ」「カ」「リ」「ト」「メ」「ア」「モ」「ク」。わけが分かりませんが、逆さから読めばなんとなく見えてきますね。「クモアメトリカッパピ」。で、表面にも緑の四角があるので、これはクモ、アメ、トリ、カッパ、ピザが答えであると推測できるでしょう。
その後、表面にある絵を対応させていくと、どうやら文字列が浮かび上がります。雲もクモもあわせて読んだりすると、「アフロサンダイスキ」が浮かんできます。
で、それをどうするかというと、今回のシナリオの重要なポイントである『LINEとAR』が関係してきます。参加者は自身のスマートフォンのLINEアカウントから指示のあるアカウントをフォローし、そこに対してキーワードを投げかけ、都度指示を受けるということになります。

ということで、先ほどでてきた「アフロサンダイスキ」という言葉を亜風露 小五郎氏に投げかけると……

と、正解であるとさらに先に続けて指示がやってきます。どうやら、先ほど読まなかった文字を続けて読むと、新たなメッセージが浮かんでくるとのこと。その通りに行うと、「アカヤマオリアオタニオリ」と読めますね。表面にはこれ見よがしに色が付いた直線が、その通り行うと、こんなものができあがります。

これだと分かりません。で、裏返してみると……

実はこの「黒い枠」がポイント。最初に配られる入部案内にも説明がありますが、この黒枠が今回の「AR」のマーカー。LINEで送られてきたボタンを押すと、ARカメラが起動します(アプリ不要)。このマーカーをARカメラ越しに見ると、こんな画面が!

ここまで来ればほぼ終わったも同然。ルール、カニとシカの間にいる動物は……。実はこれ、入部の案内に「ルール」が書かれています。そこには特に動物に関する記述はないのですが、よーく見るとARマーカーの緑色のところには「8」と書いてありますね。そこで、ルール8の記述を見ると……
「8.以上だ。ルールのなかに謎はないぞう。縦読みしてもしかたがないぞ。」
と書かれています。この文章、くだけた表現になっていますが「ルールのなかに」、「しかたがないぞ」と、カニとシカが見つかりました。つまり今回の答えは「ぞう」。それを、LINEに投げかけると……。

これで、謎解き完了!です。LINEとARを使った謎解き、こんな感じで行われていきます。だいたい感じはつかめましたでしょうか?
あなたは入部できるか?

さて、本番も同様に、LINEとARを使って謎を解いていきます。ここから先は一切、内容に関しては触れられません。正解か否かは即座にLINEで結果が分かります。まずは入部の案内に書かれたルールをしっかり読んで、LINEアカウントの登録とARのテストをしてみてください。スマートフォンが重要なので、バッテリーはもちろん、もしおもちの方はWi-Fiがつながる複数機種を持っていると便利かもしれません(複数人で謎を解くなら、一人一台持っているでしょうからより安心です)。
謎解きに詳しい方なら、だいたいの謎解きパターンをご存じでしょう。慣れればキットをもらった瞬間に「あ、アレをやるのだな」と思うはず。ただし今回はLINEを中心に謎を解くもの、特にARに関しては謎解きがこれまでの「紙」と異なるからか、私自身はかなり新鮮に感じました。前回と同じくトーキョーボウズさんが制作しているプログラムであるにもかかわらず、全く違うという印象ですね。
謎のボリュームは結構あります。序盤はさまざまなタイプの謎をポンポンと解いていく、いつものパターンではあるものの、「難易度ふつう」と「難易度やさしい」を選択できます。さらにヒントも見ることが可能(一つ前の解答+ヒントとLINEに投げるとヒントが返ってくる)。体験前には「謎解きやる人はみんな高難易度しか選ばないのでは?」と思っていましたが、私もヒントを見るほどではないが難易度普通が解けないときにやさしい方を何度も選択してしまいました。選び直すのも可能なので、ヒントを見たくないけど分からないときにはぜひ。めちゃくちゃありがたい機能でした。
謎解きのレベルは難しすぎず、難易度設定よりはむしろ満足感を得られました。ちょうどいい感じの謎があり、頑張ればサクサクと解け、中にはおおっと思う展開などもあります。前回の謎解きともかなり性格が違っていたので、その辺は面白かったですね。
一人でやるより、みんなでやる方が楽しい(当たり前)
今回の取材は一人で全部やってみたのですが、やっぱり謎解きはみんなでやった方がいいです。というのも、今回IT機器が絡んでくることもあり、解答が間違っているのかデバイスが不具合あるのかが切り分けられないことがあったからです。ごめんなさい正確に言うと解答が間違ってることがほとんどでした。ただ、私の環境(iPhone 12 mini)でチュートリアルのARマーカーを読み取ろうとしても、全く反応しないということがありました。おそらく室内の照明が色味が付いていて、それが良くなかったのではないかと思います。窓を開け外光でかざしたら一発でした。おそらく機種によってクセがあるのかもしれませんので、チームを組んで(iPhoneとAndroidを混成して)対応すると良いでしょう。
今回のプランは、宿泊と謎解きがセットになったものです。さらに、レストランにて夕食を付けるプランにすると、この謎解きストーリーに沿ったスピンオフの謎解きストーリーも体験できます。カシュカシュのディナーを食べながら謎解き……するよりは夕食ちゃんと味わったほうがいいですね(笑)。スピンオフのストーリーは旅程終了後、自宅からも楽しむことができます。カシュカシュの秋メニューに関しては、先にレポートした記事をあわせてどうぞ。
浦安ブライトンホテル東京ベイの謎解きプラン第2弾『ブライトンホテルの名探偵募集』、予約は既に受付中で、ルーム・フォレスト、ルーム・だんらん、プレミアム・ドアーズのルーム・水鏡などのプランが用意されています。所要時間は4〜6時間程度。開催は2021年10月1日から2022年3月30日チェックインまでの予定です。
LINK: リアル謎解きゲームブライトンホテルの名探偵募集 | 浦安ブライトンホテル東京ベイ~東京ディズニーリゾート®パートナーホテル
京都ブライトンホテルの謎解きは?
今回、ちょうど京都ブライトンホテルの担当の方もいらっしゃったので、ほぼ同時に開催されている京都ブライトンホテル『黒猫を追いかける白猫、白猫を追いかける君』の状況もお話をお伺いできました。

9月15日から開催のこの謎解きプランは、京都ブライトンホテルとしては初めて開催されたもの。制作も同じくトーキョーボウズながら、こちらの謎解きには京都市内を街歩きし、謎を解いていくという試みが行われています。京都ブライトンホテルは京都御所まで約5分という立地で、閑静な住宅地の中に老舗のお店がたちならんでいます。その老舗もしっかり巻き込んだ形での街歩きで、既に参加された方からも(謎解きのファンからも)楽しかったという声が多いとのことでした。
現在はチェックイン時にキットを渡し、そこから謎解きスタートという形を取っているとのことですが、今後は朝からも受付が可能にしたいとおっしゃっていました。こちらもスマートフォンを活用した謎解きで、所要時間4〜6時間程度で、まち歩き謎解きとホテル内謎解きを伴う内容になっています。
LINK: 京都まち歩き & 宿泊型謎解き 黒猫を追いかける白猫、白猫を追いかける君 | 【公式】京都ブライトンホテル
個人的に興味深かったのは、この状況下においても京都ブライトンホテルが企画するプログラムがかなり強いというお話しでした。1日数組限定でのプランとして寺院の方がガイドについて回るものや、清水寺のライトアップを楽しめるプラン、そして北野天満宮とのプランで刀剣「鬼切丸(髭切)」を鑑賞できるプランなど、京都ならではのプランが用意されています。
LINK: THE 京あそび 〜とことん京都時間を愉しむ〜 | 【公式】京都ブライトンホテル
東京に住んでいると中学生の修学旅行がだいたい京都あたりで、そのころには全く分からなかったことが今になって響いてきたりします。京都も知ったつもり行ったつもりな予感が非常にしてまして、こういうプロのガイドが付いて、ゆったりできるプランは面白そうだと思いました。謎解きと両立できるかはサクサク解けるか次第かもしれませんが……。面白そうですね。
この記事は「浦安ブライトンホテル東京ベイ」の取材協力にて公開しています。
物品、サービス、取材渡航費等の提供:あり/金銭の提供:なし