事前予約必須。この流れはしょうがないですね。
新たな年間パスポートプログラムが登場
ウォルト・ディズニー・ワールドの年間パスポートプログラムが、50周年イベント『The World’s Most Magical Celebration』開催に先立ち復活します。今回発表された年間パスポートプログラムは従来のものとは異なり、ディズニーランド・リゾートでの『Magic Key』同様、それぞれブロックアウト日が設定され、3〜5個の予約を保持できるというタイプのものになります。
ウォルト・ディズニー・ワールドの新たな年間パスポートプログラムは、下記の4つのティアで設定されています。
Disney Pixie Dust Pass
Disney Pixie Dust Passはフロリダ在住者に限定して販売されるもので399ドル。事前予約することで、ほとんどの平日に入園することが可能。ブロックアウト日は週末、ピーク設定されている日、およびホリデー期間です。最大3つの予約を保持可能です。
LINK: Disney Pixie Dust Passブロックアウト日
Disney Pirate Pass
Disney Pirate Passはフロリダ在住者に限定して販売されるもので699ドル。事前予約することで、ほとんどの日に入園することが可能。ブロックアウト日はピーク設定されている日、およびホリデー期間です。最大4つの予約を保持可能です。
LINK: Disney Pixie Pirate Passブロックアウト日
Disney Sorcerer Pass
Disney Sorcerer Passはフロリダ在住者およびディズニー・バケーションクラブ会員に限定して販売されるもので899ドル。事前予約することで、ほとんどの日に入園することが可能。ブロックアウト日はホリデー期間の一部です。最大5つの予約を保持可能です。
LINK: Disney Sorcerer Passブロックアウト日
Disney Incredi-Pass
Disney Incredi-Passは1299ドル。事前予約することで入園することが可能。ブロックアウト日はありません。最大5つの予約を保持可能です。

LINK: ウォルト・ディズニー・ワールド年間パスポート

LINK: ウォルト・ディズニー・ワールド年間パスポート各ティアの比較
ボーナス予約枠を追加
すべての年間パスポートプログラムにおいて、新たに『bonus reservations』が用意されています。これは上記予約保持数のほかに、予約カレンダー上に随時追加されるもので、設定されている日程/パークに関しては予約保持数にカウントされずに予約が可能です。また、パスホルダーがディズニーのリゾートホテルに宿泊される場合、その日程に応じて滞在各日のテーマパーク予約が可能です。
年間パスポートのカスタマイズが可能
さらに、ディズニー・ブリザード・ビーチやディズニー・タイフーン・ラグーン、ファンタジア・ガーデン・ミニチュア・ゴルフなどを含む『Water Park and Sports Option』(99ドル)や、年間を通じてPhotoPassが利用可能な『Disney PhotoPass Downloads』(99ドル)が用意されています。
LINK: Disney’s PhotoPass Service | Walt Disney World Resort
グッズ・メニューのディスカウントも
気になるディスカウントですが、フードでは最大20%、物販では最大20%のディスカウントを受けられます。また、一部イベントなどのディスカウントや招待、およびリゾートホテルのオファーも予定されています。V.I.PASSHOLDER Supportも継続して開催されます。
なお、すべてのティアにおいて通常の駐車場利用、パークホッパー権が含まれています。
LINK: Walt Disney World Resort
現行年間パスポート利用者は更新タイミングで新プログラムに移行
なお、現行パスホルダーについては現在の有効期限が切れた後、新プログラムに移行することになります(更新特別価格を用意)。9月8日からはシルバー、ゴールド、プラチナ、プラチナプラスメンバーについても複数の予約を行うことができるようになります。
Opinion: From the “D”post
4つのティアがあるものの、DVCメンバーでなければ1択のみ(Disney Incredi-Pass)で迷うことはないのに一番びっくりしました。1択しかないこととウォーターパークはオプション扱いで実質的にはかなりの値上げ(これまで最上位のDisney Platinum Plus Passは1219ドルでした)。リゾート全体ではまだディズニーランド・リゾートよりもキャパシティのある東側も、やはり無制限では入園できないタイプの年間パスポートプログラムに刷新されたということです。
ただ、こちらの方はボーナス予約枠やリゾート宿泊者枠など、柔軟性のあるしくみが用意されているので、日程次第では日本の観光客もありかもしれませんね。むしろ西側が行きにくくなるような予感がする。せっかくの50周年だし。