ジーニーがきょう1日の行動を提案、『Disney Genie』2021年秋にWDW/DLRでスタート

これまでの『FASTPASS』『FastPass+』『Disney MaxPass』に置き換わるサービスとなります。

LINK: Disney Genie Service to Reimagine the Guest Experience at Walt Disney World Resort and Disneyland Resort | Disney Parks Blog

とうとう正式発表。D23 Expo 2019にて公開された『Disney Genie』が正式に発表されました。

これはウォルト・ディズニー・ワールドでは『My Disney Experience』、ディズニーランド・リゾートでは『Disneyland App』内に実装されるもので、ジーニーがゲストの希望するアトラクションやエンターテイメントを元に、一日を最大に活用するスケジュールを提案するというもの。さらにこれまで提供されてきた『FASTPASS』『FastPass+』『Disney MaxPass』は廃止され、有料の『Disney Genie+』にて、アトラクションなどに設定される『Lightning Lane』を利用可能です。

その内容に関しては、7分の解説ビデオで紹介されています。

Disney Genieで体験したいエンターテイメントを選択

まずはDisney Genieにて、きょう体験したいアトラクションやショー、グリーティングなどのパーク内エンターテイメントを選択します。これは個別のアトラクションを選択することもできますし、『スター・ウォーズ』や『ディズニー・プリンセス』など、ざっくりとしたジャンルの指定も可能です。それを元に、これまでの混雑度合いなどを加味し、ベストな旅程を組んでくれるというのがサービスの基本です。アトラクションおよびダイニングの待ち時間も、この機能を通じ確認が可能です(レストラン予約も可能)。

なお、レコメンドされた旅程がマッチしない場合、その理由を選択することで、さらなる提案が行われます。また、時間経過により旅程は常にアップデートされていきます。

疑問、質問に関してはチャットも用意され、キャスト(or AI?)が個別に対応可能です。ここまでは無料でサービスを受けることができます。

追加料金を支払うことで『Disney Genie+』の『Lightning Lane』を利用可能

さらに、大きな機能として『Disney Genie+』が発表されました。これはウォルト・ディズニー・ワールドでは1日20ドル、ディズニーランド・リゾートでは1日15ドルで提供されるオプションで、これを利用することで新たなアトラクションの優先搭乗システムである『Lightning Lane』を利用できます。

Lightning Laneは Haunted MansionやBig Thunder Mountain Railroad 、そして最新のMillennium Falcon: Smugglers Runなどでも利用が可能です。一度に一つのアトラクションに対して利用可能で、これまでのMaxPassの発展系と述べています(Lightning Laneを一度利用すると次のが予約できるものと思われます)。

また、個別のアトラクションに対して、1日に2つまでLightning Laneを購入することも可能です(価格はアトラクション/時期ごとに異なる)。Lightning Laneの個別購入分に関しては、Disney Genie+には含まれない『Seven Dwarfs Mine Train』や『Radiator Springs Racers』にも提供があります。

これにより、各パークで導入されていた『FASTPASS』『FastPass+』『Disney MaxPass』は廃止となります。ただし、これまで通り『Standby Pass』および『Virtual Queue』の運用は行われ、『Star Wars: Rise of the Resistance』はVirtual Queueにて運用されます。

Disney PhotoPass関連機能も提供

以前発表されていた、Disney PhotoPassにてARレンズ機能を、Disney Genie経由でも提供します。こちらはウォルト・ディズニー・ワールドのみ。

オーディオによるガイドも

そして一部エリアには、オーディオによるガイドも実装されています。

Disability Access Service (DAS)もDisney Genie内で実装

さらに、Disability Access Service (DAS)と呼ばれるプログラムの運用も、このDisney Genieにて実施されます。

購入は当日0じから、Lightning Lane取得はWDW/DLRで運用が異なる

こまかな運用について。Disney Genieの購入は当日0時から可能。Lightning Lane取得はウォルト・ディズニー・ワールドでは朝7時から、個別のLightning Lane購入はリゾートゲストは7時、それ以外は入園後です。またディズニーランド・リゾートでは両方とも入園後の取得となります。

ジョシュ・ダマロのインタビューを公開

そしてD23では、Disney Parks, Experiences and Productsチェアマンのジョシュ・ダマロ氏のインタビューも掲載しています。ここではCOVID-19の影響を受け、これまでのサービスを統合することを決めた、というコメントが掲載されています。

LINK: EXCLUSIVE: Disney Parks, Experiences and Products Chairman Josh D’Amaro Details What Guests Can Expect from Disney Genie – D23

Opinion: From the “D”post

まさかファストパス有料化がこのDisney Genieに絡んでくるとは全く予想していませんでした。既存アプリ内の機能となると、日本のAndroidユーザーがウォルト・ディズニー・ワールドで遊べないのが気になりますが(個別アプリじゃなくてよかった……)。

提案部分はだいたい想像通りではあるものの、これが実装されるとゲストの同意のもと(←重要)にゲストのニーズがダイレクトに収集でき、ディズニー的にはそれはそれは恐ろしい量のナレッジがたまっていき、かつそれがダイレクトにゲストのバリューにつながるという、わりと恐ろしいエコシステムだと思いました(いい意味で)。

さらに、個人的にはあのFastPass+が廃止になったのは、結果的にはすごくうれしいです。ジョシュ・ダマロ氏もインタビューで

「お客様の声を聞いてみると、もっとシンプルに、もっと自由に過ごしたいということでした。お客様にとって、より便利なツールになることを望んでいました。私たちは、Genieシリーズの製品でそれを実現しました。ツールに任せておけばいいのです。そして、その場で楽しんでください」

と述べていて、分かってるな君!!!と思いました。事前に予約ってディズニーのテーマパークに似合わないんですよね。というか予約しようとしてもほぼ全部埋まってたし。

そしてファストパスが廃止。いやこれ完全に世界的なムーブメントになってしまっていて、もうスタンバイパス(行列に並ばせてやってもよい権)がメインになっていくのでしょう。そして、それ以上に速く体験したいのであれば有料というのは、ある意味フラットな仕組みではないかと思います。Disney Genie+は名前を変え進化させた『MaxPass』で、さらに進化したものだとインタビューでも触れられています。さらに、ジョシュ・ダマロ氏は『Star Wars: Rise of the Resistance』に関しても、将来的にはLightning Laneを個別購入できるようにするかもしれないとコメントしています。ならばよし。

全体的には非常に納得感ある仕組みでした。ただ、これも東京ディズニーリゾートにはそのまま適用不可能のような気がします。全員がDisney Genie+と個別Lightning Laneを購入する予感がしますので、その結果争奪戦が回避できないと今と全く変わらない。

タイトルとURLをコピーしました