ベビー・グルートが自由に歩き踊る——ウォルト・ディズニー・イマジニアリング『Project Kiwi』を公開

これは……。

LINK: Disney Imagineering’s Project Kiwi is free walking robot that will make you believe in Groot | TechCrunch

TechCrunchの特報です。ウォルト・ディズニー・イマジニアリングが『Project Kiwi』と呼ばれるプロジェクトを公開しました。そこにはなんと自立して歩き、踊るというベビー・グルートのオーディオアニマトロニクスが。このプロジェクトはオーディオアニマトロニクスを進化させ、二足歩行で歩く能力を研究し、それがほぼ実用段階にまで進んでいます。

まずは動画をどうぞ。

Disney Imagineering’s Project Kiwi is free walking robot that will make you believe in Groot

イマジニアたちはこれまでも、新世代のオーディオアニマトロニクスとしてStar Wars: Galaxy’s Edgeのホンドー・オナカーやアバターのナヴィ・シャーマンなど、高精度で動作するモデルを公開してきました(A1000と呼ばれているもの)。自走するタイプのものはプレイテストに登場したドロイド、『Jake』などが登場しています。

そのほか、会話という方面では、Star Wars: Galaxy’s Edgeの建設で活躍したイマジニア、スコット・トローブリッジ氏によるプロジェクト『Destini』が有名です。Jake、destiniともに下記の動画にちょこっと出演しています。

A Virtual Tour of Walt Disney Imagineering: Part 4 | #DisneyMagicMoments

今回のProject Kiwiでは、現実の(?)ベビー・グルートサイズにすべてが詰め込まれており、映画のように歩き、踊るという姿が見られます。ただしこれはあくまで“ガワ”でしかなく、このプロジェクト自体は歩き、踊り、話すというオーディオアニマトロニクスのプラットフォームで、その他のいずれのキャラクターでも同じことを展開できるところが重要です。

この技術は過去にLaValleyのチームだったイマジニアが携わっており、最終的にはほぼディズニーのカスタムメイドなものになっているとのこと。現時点での稼働時間はバッテリー容量の関係上、45分程度とのことですが、これは今後の研究が進むことで伸びるだろうと述べています。今後はさらに、グルートの「目」がセンシングしたものを動きに反映させることも検討されています。

ただし、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングはこの技術をすぐにパークに出すことは考えておらず、人との関わり方にはまだ多くの課題が残されており、いまだ「未完成」としています。

このプロジェクトは3年前にスタートしており、小さなキャラクターを実際のスケールで本物らしく表現するにはどうしたらよいかを考えたところがきっかけになっていると、R&D Imagineer PrincipalのScott LaValleyと、Advanced Development Studio Executive SVPのJon Snoddyは述べています。また、素晴らしい技術があったとしても、起点になるのは「ストーリーテリングだ」とも述べています。

Opinion: From the “D”post

日本人からするとアシモなどの姿を見ているのでそこまですごいと思わないかもしれませんが、これは純粋なエンターテイメントからスタートしていること、そして実験室内だけでなく、オンステージに展開可能なレベルで考えている部分がちょっと異なると思っています。

最重要ポイントはここです。deeplの翻訳ですが。

Snoddy氏によると、目標は、私たちが愛してやまないディズニーのキャラクターたちをゲストの空間に移動させ、単一の乗り物やダークルームではなく、パーク全体をライブのトランスポーショナルな体験へと昇華させることです。そして、それを適切なスケールで実現することで、ゲストに本物の感動を与えることができるのです。このようなプラットフォームがあれば、ライドのように厳密にコントロールされた環境ではなく、パーク全体をキャラクターの生き生きとした家にすることができる可能性があります。

Snoddy says that the goal is to move the characters we love from across Disney’s pantheon into the spaces of the guests, elevating the entirety of the park to a live transportive experience, rather than a single ride or dark room. And to do it at the proper scale to make them genuine and capable of making guests believe. With these kinds of platforms, the possibilities are there to make the entire parks themselves a living, breathing home for the characters, rather than the tightly controlled environments of the rides themselves.

https://techcrunch.com/2021/04/23/disney-imagineerings-project-kiwi-is-free-walking-robot-that-will-make-you-believe-in-groot/

先日もちょっと驚きのプレイテストが公開されていました。

ここでも触れたように、私は最終的にミッキーたちですらオーディオアニマトロニクスになると信じています。まあそれには100年くらいかかるかな?と思ってはいるものの、今回の話を聞いているとイマジニアは本気でそれを実現しようとしていますし、それまでにかかる期間ももっと短くなるような気がしてきました。もしかしたら自分が生きている間に見られるかも……と思うようになりましたよ!

イマジニアは本当に魔法を現実のものにしているんだなあ、と実感できる記事でした。ごく一部しか紹介できていないので、皆さんも翻訳ツール使いつつ原文をチェックしてみてください。

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