東京ディズニーランドにおける“ワイルドライフ・エクスペディション”とは異なるアップデートが発表されました。
朗報です。カリフォルニアのディズニーランド、およびフロリダ、ウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダムに存在するそれぞれの『ジャングルクルーズ』をアップデートすることを発表しました。どちらもこれまでなじみのあったマーク・デービスによるさまざまな演出は生かしつつ、さらに新たなストーリーを追加します。
LINK: Walt Disney Imagineering Reveals Exciting Enhancements Coming to the Jungle Cruise – D23
D23ではディズニー・イマジニアリングの Creative Portfolio Executive、Chris Beatty氏のインタビューが掲載されています。この中ではジャングルクルーズのアップデートに関して、特徴的な探検隊とサイのシーンに関して、彼らが探検隊だけでなく“スキッパー”も追加され、ゲストと同様ジャングルを探検する先遣隊であることが分かるだけでなく、彼らが残していったであろうボートがどうなったのかというストーリーも追加されます。そのボートにはチンパンジーが楽しく乗船しており、まさにマーク・デービス的風景になっています。
また、このアトラクションを特徴付けているスキッパーのスピールももちろん残っています。滝の裏などのスピールはそのままに、内容をアップデートします。主役になりえるスキッパーには既にこのアップデートに関しての相談も行われているとのこと。
スキッパーのトークの台本を書いていたイマジニアであり、本人も元スキッパーというイマジニア、Kevin Lively氏による動画も公開されています。S.E.A.ピン付けていますね。
気になる映画版との関係は?
もう一つ気になるのは、本来ならば2020年夏に公開予定だった、ドウェイン・ジョンソン/エミリー・ブラント主演の映画『ジャングル・クルーズ』との関係です。
この映画の制作前にはドウェイン・ジョンソンが2017年に「映画をもとにアトラクションもアップデートされる」と漏らしてしまったことも話題になりました。当時はディズニーも当社として発表したものではない的コメントをしていましたが、最終的には現実のものになりました。
しかし今回のD23インタビューの中では、映画の要素そのものは今回のアップデートに含まれない、というコメントがあります。これはちょっと意外。
東西USパークのジャングルクルーズ、アップデート時期は未発表です。