Disney Investor Day 2020で発表のあった新要素をまとめます。本記事はスター・ウォーズ/ルーカス編です。
LINK: Disney Investor Day 2020 – The Walt Disney Company
2020年12月10日、ウォルト・ディズニー・カンパニーはDisney Investor Day 2020をオンラインで開催しました。上記リンクにストリーミングされた動画コンテンツがアーカイブされていて、その1時間11分あたりからルーカスフィルムのプレゼンテーションが、プレジデントのキャスリーン・ケネディにより行われました。この中でさまざまな新コンテンツが発表されています。

- 『Mandalorian』シーズン2新映像
- 『Star Wars: Rangers of the New Republic』
- 『Star Wars:Ahsoka』
- 『Star Wars:Andor』
- 『Star Wars:Obi-Wan Kenobi』
- 『Star Wars: The Bad Batch』
- 『Star Wars: Visions』
- 『Star Wars:Lando』
- 『Star Wars: The Acolyte』
- 『Star Wars: A Droid Story』
- 『Willow』
- 『Rogue Squadron』(劇場公開)
- Indiana Jonesシリーズ最新作(劇場公開)
- Star Wars最新作(劇場公開)
- Children of Blood & Bone(劇場公開)
- 『The Book of Boba Fett』
- Opinion: From the “D”post
『Mandalorian』シーズン2新映像
まずはマンダロリアン。シーズン2クライマックスに突入するマンダロリアンから新映像が公開されています。
『Star Wars: Rangers of the New Republic』
そしてマンダロリアンから2つのスピンオフが登場します。まずは『スター・ウォーズ:レンジャーズ・オブ・ザ・ニュー・リパブリック(原題)』。時間軸はマンダロリアンと同じで、Disney+にて配信。
『Star Wars:Ahsoka』
『マンダロリアン』にて電撃的に登場したアソーカ・タノを主人公にした実写オリジナルシリーズ『スター・ウォーズ:アソーカ(原題)』が正式に発表されました。主演はロザリオ・ドーソン。Disney+にて配信。
『Star Wars:Andor』
2022年にはキャシアン・アンドーを主人公としたオリジナルシリーズ『スター・ウォーズ:アンドー(原題)』が登場します。スピンオフとしては人気の高い『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場した反乱軍の物語。すでに制作が2週間前にスタートしており、ディエゴ・ルーナが再度キャシアン・アンドーを演じます
『Star Wars:Obi-Wan Kenobi』
エピソード3の10年後を描く新シリーズ『スター・ウォーズ:オビ=ワン・ケノービ(原題)』の情報が公開。ヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダーとして登場します。Disney+にて配信。
『Star Wars: The Bad Batch』
『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』の新情報も公開されました。クローン・ウォーズとつながるストーリー。Disney+にて近日配信予定。
『Star Wars: Visions』
2021年に新たなアニメーションシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ(原題)』が配信されます。これは日本のアニメーションスタジオによる新たなストーリーです。
『Star Wars:Lando』
ランド・カルリジアンを主人公としたオリジナルシリーズ『ランド(原題)』が発表されました。
『Star Wars: The Acolyte』
ミステリー・スリラー作品としての新シリーズ『アコライト(原題)』が制作されることが発表されました。
『Star Wars: A Droid Story』
ルーカスフィルム・アニメーションとILMによる『ドロイド・ストーリー(原題)』が発表されました。案内役はR2-D2とC-3PO。
『Willow』
2022年、ジョージ・ルーカスが作り出したあのウィローが帰ってきます。Disney+にて配信。
『Rogue Squadron』(劇場公開)

Disney+以外の展開も発表されています。劇場公開作品として、『ワンダーウーマン』などを監督したパティ・ジェンキンス監督による『ローグ・スコードロン(原題)』が発表されました。2023年クリスマスに劇場公開予定です。
Indiana Jonesシリーズ最新作(劇場公開)
音沙汰のなかったインディ・ジョーンズシリーズ最新作はジェームズ・マンゴールドが監督を務めます。2022年公開予定。
Star Wars最新作(劇場公開)

そして新たなスター・ウォーズ作品はマイティ・ソーシリーズを手掛けたタイカ・ワイティティ監督が制作します。以前発表のあった内容。
Children of Blood & Bone(劇場公開)

子供向け作品として『Children of Blood & Bone』の制作が発表されました。20世紀スタジオ側の作品です。日本のスター・ウォーズ公式アカウントがこれだけ触れていないので、日本公開されるかどうかは微妙。
『The Book of Boba Fett』
こちらはマンダロリアンシーズン2の際集エピソードにてサプライズ発表という形で公開されました。2021年12月にDisney+にて配信です。
Opinion: From the “D”post
いきなり大量のスター・ウォーズコンテンツが発表されました。これまで発表されていた要素がかなり薄まり、マンダロリアンの成功で方向性をかなり変えたという印象。これまでは3部作をセットとしていくつかのプロジェクトが動いていましたが、ゲーム・オブ・スローンズ制作メンバーは2019年に立ち消えとなり、ライアン・ジョンソンによるトリロジーに関しては今回取り上げられていません(ケヴィン・ファイギが制作するプロジェクトも言及なし)。
その代わり、大成功したマンダロリアンから派生する形でスピンオフが発表されたり、細切れの噂だけが先行していたオビ=ワン/キャシアン・アンドースピンオフがとうとう正式発表。アソーカ・タノに関してはかなり世界が広がる話なので、今からでもクローン・ウォーズ見た方がいいのかな。
なお、マーベルスタジオ、ディズニースタジオ、ディズニーアニメーションスタジオ、ピクサースタジオの新情報はそれぞれ個別の記事を公開予定です。これ以上のボリュームになるので、ボチボチ記録していきます。他のスタジオは下記インデックスからどうぞ。