香港ディズニーランドの15周年が始まります。

2005年9月12日にオープンした香港ディズニーランドは今年15周年を迎えます。COVID-19による影響で臨時休園を余儀なくされていましたが、新キャッスル「Castle of Magical Dreams」のオープンである2020年11月21日から、晴れて15周年のイベントがスタートします。なお、同日よりスペシャルイベント「A Disney Christmas」もスタートします。
新たなパークのアイコン「キャッスル・オブ・マジカル・ドリームス」がオープン
まずはとうとうお披露目となる、新たなパークのシンボルである新キャッスルが登場します。
新たなお城「キャッスル・オブ・マジカル・ドリームス」には13のディズニープリンセス&クイーンのストーリーが盛り込まれており、尖塔(せんとう)にはパターンやモチーフ、テクスチャ、カラーなどでそれを表現しています。



















パークのキャッスルがリモデルされるのはディズニー史上初。香港ディズニーランドの中心となるだけでなく、すべてのゲストに勇気と希望と可能性を与えてくれるものとして登場します。
このお城のリモデルに合わせ、ゲスト、キャスト、コミュニティ、そしてミッキーと仲間たちを招待し、それぞれの願いや夢を「magical dream cards」に記し、宝箱の中に納めもっとも高い塔の頂上に持ち上げられました。
新たなキャッスルはどう作られたのか 「Building a Dream: The Magic Behind a Disney Castle」開催
これにあわせ、パーク内のパビリオンにて新たな展示「Building a Dream: The Magic Behind a Disney Castle」が開催されます。これはディズニーのイマジニアが、最新のディズニーキャッスルのコンセプトやデザインの開発から、革新的な建築技術、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオやピクサー・アニメーション・スタジオとの提携によるディズニー・プリンセスとクイーンの物語の解釈、そして今後のエンターテイメントの提供に至るまでの変遷を知ることができます。
さらに、11月21日より新キャッスルを巡るツアー「Glimpse into the Magic」も開催。香港の女優でディズニーファンのカレーナ・ラムさんの音声ナレーションに導かれながら、お城の中を冒険することができます。





カウントダウンに参加
この記念すべき日を全世界から。香港ディズニーランドの公式サイトでは、11月6日から15周年のカウントダウンを開始します。このカウントダウンはInstagramの公式アカウント(@hkdisneyland)でも開催され、世界のファンが参加できます。

Magic Access再入会キャンペーンも
11月21日には15周年を記念したボタン(バッジ)の配布が行われます。

そして香港ディズニーランドの年間パスポート利用者が参加可能なプログラムMagic Accessに関して、2020年10月3日以前に有効期限が切れた会員に期間限定で “Magic Access” Re-join Offerも提供します。詳細は香港ディズニーランド・リゾートのウェブサイトをご覧ください。
写真クレジット:香港ディズニーランド・リゾート提供
Opinion: From the “D”post
COVID-19以後に新要素が登場するのは東京ディズニーランドについで2例目で、再休園せざるを得なかった香港ディズニーランドにとっては非常に大きな一歩だと思います。ツアーはぜひ聞いてみたいなあ(英語用意してくれれば……)。
ただ、香港への渡航(+“中国”への渡航)に関してはいままで以上に厳しさが増しており、欧米の感染者増大を踏まえさらに入国のハードルを上げているところ。
LINK: 中国 日本からの渡航者にPCR検査と抗体検査での陰性義務づけへ | 新型コロナウイルス | NHKニュース
LINK: 中国以外から入境は「14日間の強制ホテル隔離」 香港政府が突然発表 個人渡航解禁遠のく – 香港経済新聞
当然今回のお披露目も単なるファンが行けるような状況ではなく、実に厳しいスタートとなっています。幸い香港ディズニーランドは現地ブロガーの動きが活発で、様子が分かるのだけはありがたいですが。