行ってきました。

LINK: 【公式】ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND|ミッキー展
2020年10月30日より森アーツセンターギャラリー(東京・六本木)にて、「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」が開催されております。この内覧に参加させていただきましたので軽いレポートを。
ニューヨークで開催のアートイベントが“&Beyond”で日本へ
このアートイベントはミッキーマウスの90周年を記念し開催された、「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」の作品を中心に、日本のアーティストを含む新たな作品を加え「&Beyond」とした催しです。
LINK: みどころ|【公式】ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND|ミッキー展
展示は原点(THE ORIGIN)、現代(THE TRUE ORIGINAL)、そして未来(& BEYOND)の3つのゾーンで構成されており、その中心にミッキーマウスを置き、& BEYONDの部分では日本人アーティストによるミッキーマウス作品を展示しております。
参加アーティストはこちらです。
- Alake Shilling
- Amanda Ross-Ho
- Ariana Papademetropoulos
- Brian Bress
- Brian Roettinger
- Daniel Arsham
- DRx
- James Jean
- Javier Sanchez Medina
- Keiichi Tanaami
- Keith Haring
- London Kaye
- Michael John Kelly
- NIGO
- Oliver Payne
- Shinique Smith
- Tanya Aguiñiga
- Tetsuya Nomura
- ⼤島智⼦(イラストレーター)
- 河村康輔(コラージュアーティスト)
- 添⽥奈那(ペインター)
- 書道家 万美(カリグラファー)
- WAKU(ネオンアーティスト)
- Bill Schwab
- Eric Goldberg
- Griselda Sastrawinata-Lemay
- Jin Kim
- Paul Felix
LINK: 参加アーティスト|【公式】ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND|ミッキー展
華やかなミッキーたちにあふれる展示
会場内ではアーティストたちの作品がきれいに展示されています。第一ゾーンとなるエリアは『蒸気船ウィリー』や『ファンタジア』など作品そのものにフォーカスを当てた内容で、これまでのアートイベントに近いものでした。ディズニーの発明であるマルチプレーンカメラの構造を分かりやすく紹介していたのは非常に良かったです。

2つめ、3つめのゾーンはまさに“現代アート”。このエリアに関してはむしろミッキーマウスのファンより、各アーティストを好きな方にとってはいい展示だと思います。私はあまり現代アートを見ない人間ではありますが、アーティスト名を見ずに作品だけ見て「おおっ!」と思う作品もいくつかあり、ディズニーファンにとっては「あまり身構える必要がないアートイベント」という入り口になるのかもしれません。

また、今回の日本展におけるオリジナル展示として、ディズニーのアーティスト5人が参加しています。その中にはエリック・ゴールドバーグの名前もあり、これに関してはディズニーのファンも興味を持つのではないかと思います。ぜひ、これは会場で。
会場限定グッズも多数登場
会場の最後にはグッズショップが設置されており、会場限定/会場先行グッズがたくさん登場しています。これらの一部はshopDisneyでも販売予定です。

















また、来場者特典としてエコバッグがもらえます。全4種類でランダム配布です。

LINK: 【六本木ヒルズ】六本木ヒルズだけの、ミッキーマウスデザイン限定コレクション発売|ニュースリリース一覧|プレスルーム|企業情報|森ビル株式会社
開催概要
会期:2020年10⽉30⽇(⾦) ― 2021年1⽉11⽇(⽉・祝)
休館⽇:会期中無休
開館時間:10時−20時
火曜日は17:00まで(11月3日、12月29日、1月5日は除く)
入館は閉館時間の30分前まで
(新型コロナウィルス感染症対策への取り組みについて)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
チケットは日時予約制となっていますので、事前の購入を。
LINK: チケット|【公式】ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND|ミッキー展
この記事は「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND事務局」の取材協力にて公開しています。
物品、サービス、取材渡航費等の提供:なし/金銭の提供:なし
Opinion: From the “D”post
おそらく多くの方はグッズに注目するのではないかと思いますが、個人的にはPorter Classic(ポータークラシック)のから発売の、ファンタジアをモチーフとしたバックパック「newtonbag」が気になりました。担当の方にお話を聞いたところ、この商品自体は会場先行販売のあと新宿のNEWoManで先行販売されるそうです。昭和西川のmuatsuの素材をショルダー部分に使っており、試しに背負ってみましたが確かに軽く感じる、高機能なバックパックでした。ホウキのチャームは職人がひとつひとつ作っており、チャーム単体でも販売予定。





LINK: Porter Classicオフィシャルサイト|ポータークラシック
上記のレポートでも少しだけ触れましたが、このイベント自体どちらかというと“アート”色が非常に強いもので、現代アートが大好きな方が知人にいれば一緒に行くと面白いのかもしれません。昨今のディズニー展覧会はわりと技術に寄ったもの(ピクサーのひみつ展とか)から歴史的な展示に寄せたもの(ディズニー・アート展やウォルト・ディズニー・アーカイブス展)など、ひと言にアートイベントといってもベクトルがかなり異なるものが多いです。中にはグッズ売りたいだけでは?みたいなパネル展もあったりしますが、今回はその方向を現代アートに寄せているので、これは好き嫌いはあると思います。例えこれがnot for Meだとしても、これを好きな人は確実にいると思いました。
逆に、これを入り口としてビビッと来た作品を作った人を追いかけるきっかけになる可能性は非常に高いので、その意味ではこういうイベントも行かないとなあと思っています。
