継続事業部門からの当期純損失47億2100万ドル、ディズニーとして19年ぶりの赤字転落です。
ウォルト・ディズニー社は2020年8月4日、FY20Q3決算発表しました。COVID-19が全期にわたって影響した2020年4〜6月期の決算で、47億2100万ドルの純損失を計上するという非常に厳しい結果です。テーマパーク部門はほぼすべての期間で全パークが休園、映画も劇場が閉鎖されたために公開できず。メディア部門が好調だったことと、Disney+の会員数が伸びたというのが数少ない良いニュースでした。
概要は専門的な記事に任せます。特筆すべき点は、同時に発表された『Mulan』に関しては特例であり定常的にこのようなことを行う分けではないという点、
LINK: ウォルト・ディズニー 休園で5000億円の巨額赤字 新型コロナ | 新型コロナ 経済影響 | NHKニュース
LINK: 米ディズニー19年ぶり赤字 コロナで休園や映画延期
LINK: 新型コロナ:米ディズニー19年ぶり最終赤字 パーク閉鎖・映画延期で :日本経済新聞
LINK: ディズニー、4─6月はコロナ響き赤字転落 調整後は黒字で株価上昇 – ロイター
LINK: 新型コロナ下でも成長を続けるDisney+が会員数6050万に到達 | TechCrunch Japan
そして、この四半期決算の質疑応答にて、「日本における展開」に関する質問がBank of Americaの方からありました。日本ではDisney+がNTTドコモとの独占契約で行われており、ディズニーとしても日本は「昔からディズニーブランドに熱心」というコメントがありました。


こちらも関連として。
追記
日本経済新聞シリコンバレー支局、佐藤浩実記者による、今回の決算に関する概説が非常にわかりやすいです。ディズニーに関してだけでなく、ITやエンターテインメントに強い方で、佐藤記者の記事は注目しています。