東京ディズニーリゾートの再開も決定し、徐々に日常が戻ってきます。

LINK: レストラン カシュカシュ ディナーメニュー | 浦安ブライトンホテル東京ベイ~東京ディズニーリゾート®パートナーホテル
2020年6月22日、オリエンタルランドグループのミリアルリゾートホテルズ子会社であるブライトンコーポレーションが運営する、浦安ブライトンホテル東京ベイが再開しました。新浦安駅前にある東京ディズニーリゾートのパートナーホテルで、dpost.jpも何度かお呼ばれして取材させていただいているホテルです。
今回、レストラン「カシュカシュ」などにて、ホテル営業の再開を記念したプランが登場したとのことで、またお邪魔させていただきました。残念ながらCOVID-19の影響で他のレストラン同様、ブッフェ営業はできないままです。しかし、その状況の中でかなり工夫をされているなあという印象の、3つのプレートと1つのプランを紹介しましょう。
この記事は「浦安ブライトンホテル東京ベイ」の取材協力にて公開しています。
物品、サービス、取材渡航費等の提供:あり/金銭の提供:なし
海の幸と山の幸を堪能「Chou Chouプレート 〜Surf & Turf〜」
まずはレストラン「カシュカシュ」のメニュー。COVID-19の影響でカシュカシュ名物のブッフェ営業ができないため、現在ではランチおよびディナーにてプレートによる提供を行っています。
今回のテーマは海の幸と山の幸を1枚のプレートで楽しむという趣向。ランチ、ディナーともに3種類のプレートが用意されています。

プレートは「Turfプレート」「Surf & TurfプレートA」「同B」の三種類です。Turfプレート(上記右下)にはローストビーフ、スペアリブ、ジャークチキンが、Surf & TurfプレートA(上記左)には「ローストビーフ マスタードソース、アトランティックサーモンと帆立 タプナード添えが、Surf & TurfプレートB(上記上)にはサーロイングリルのタリアータ、エビの香草パン粉焼きが堪能できます。ランチはアミューズ、ミネストローネ、パン、デザート、コーヒーまたは紅茶が付いており、ディナーにはオードブル、ミネストローネ、パン、デザート、コーヒーまたは紅茶が付いています。
ということで、今回はエビに引き寄せられ、Surf & TurfプレートBを選択しました。
陳腐な表現ですがエビはプリプリで幸せな気分になれますし、サーロイングリルは柔らかくソースも最高。で、一口食べたあとに「あっ、これはローストビーフじゃない!」と当たり前の感想を思い浮かべてしまいます。でもおいしい、ローストビーフも食べたいけどサーロイングリルやわらかおいしい。良い。すごく良い。
今回、3種類からプレートを選べるということで、ブッフェで食べ放題選び放題という楽しみ方ではなく「シェフが考えた最高の選択」を目の前に出してくれる形。これはこれで良いと思いました。もちろん、デザートもとっても最高です。デザートについてはブッフェスタイルの方が好きという方も多いかもしれませんが、もうしばらく辛抱したらきっとあのブッフェ台が帰ってくるはず。

価格はTurfプレートがランチ3500円/ディナー4000円、Surf & TurfプレートAがランチ4000円/ディナー4500円、Surf & TurfプレートBがランチ4500円/ディナー5000円。予約は浦安ブライトンホテル東京ベイのWebサイト、もしくは電話で受け付けています。予約がなくても状況により入店は可能なものの、ソーシャル・ディスタンス確保のためテーブルが限られていることもあり、事前に予約することを強くお勧めいたします。また、浦安市民の方に配布されている「浦安市地域応援チケット」も利用可能です。
LINK: レストラン カシュカシュ ディナーメニュー | 浦安ブライトンホテル東京ベイ~東京ディズニーリゾート®パートナーホテル
もう一つの“特別” 1日5組限定のプレミアプレートプラン
そして再開記念として、浦安ブライトンホテル東京ベイの上階に用意された「ザ・フロア・プレミアム・ドアーズ」のお部屋の中で夜景を見ながら楽しめるプランが登場しています。
まずはその様子を見てもらいましょう。どん。

今回はザ・フロア・プレミアム・ドアーズの「The 3 Style」の内覧を兼ねて、このようなセッティングにしてもらいました。あいにくの雨模様ではありましたが、高層階ということもあり眺めは最高。そのお部屋の中で、「Surf & Turfプレミアプレート」をみんなでいただけるというスタイルになっています。
このプランでは上記のSurf & Turfプレミアプレートのほか、スパークリングワインがフルボトルで付けられます。他のルームタイプでも対応可能で、家族、恋人同士などで堪能できるホテルステイプランです。
LINK: 【1日5組限定】ホテル営業再開記念☆プレミアプレート付きプラン | 浦安ブライトンホテル東京ベイ~東京ディズニーリゾート®パートナーホテル
Opinion: From the “D”post
カシュカシュといえばローストビーフ。実は3月、既に東京ディズニーリゾートが休園状態になったときにふらりとカシュカシュにきて、ブッフェではないにせよローストビーフが食べ放題という期間限定プランを堪能したことがありまして、このBプレートだけローストビーフじゃないことに気が付きました。下記の写真は2020年3月のメニューです。これが食べ放題でした。
他の施設同様、浦安ブライトンホテル東京ベイもCOVID-19対策を非常に厳格に行っていまして、ホテルカウンターやショップ、カシュカシュ内も目に見える対策が施されています。
現状であると、本来提供したかったサービスを完全に表に出すことは難しいというのが本音です。ソーシャル・ディスタンスを確保するということは、本来レストランで提供できる「仲間との語らい」を前面に出しにくいわけです。マスクは常時しなければいけないですし、大声で笑いたいけどなかなかそうはできないのがいま。でも、おいしいものを食べておいしいと言い合える場所が再開したのは、非常に良いことだと思います。
今回、メニューの紹介を受けて一番印象的だったのは、シェフが3つのプレートを「みんなでそれぞれ違うプレートを選んでもらって、少しずつシェアするのもいい」と言っていたこと。これ、なんとなくBプレートにカシュカシュ名物のローストビーフを入れてなかったのはその辺に理由があるのかも、と思いました。B選んだ人もローストビーフが食べたい、ならば、みんなで頼んでシェアして、感想を言い合えばいいんですよ。そんなメッセージが隠れているのではないかと思いました(言われてないメッセージを読み取るマン)。
あと、ブッフェではないという点。3月にそのローストビーフ食べ放題をいただいて感じたのは、自分がブッフェに向いてないということ(苦笑)。デザートもそうですが、おそらくレストラン側が最良の選択をあらかじめしてくれるというほうが、私には合ってると感じてしまいました。これは人それぞれだと思いますが、ブッフェ苦手という人もいるはず。そういう意味でもいま、体験しに行くのはありかなと。
折しも昨日、東京ディズニーリゾートの再開が発表されました。とはいえしばらくは段階的な再開で、2日以上舞浜に滞在していてもパークに連日入れるとは限りません。ならば、舞浜地域にあるホテル群を巡るというのは、余裕のある今がチャンス。再開初日の浦安ブライトンホテル東京ベイ、既に固定客がたくさんいて、レストランにも問い合わせが多かったそうです。多分ブライトンにとってもここで多くの人に“発見”してもらうチャンスなのでしょう。
少しずつ、日常が戻ってきています。ブライトンでないにせよ、こういった場所でもう一度日常を感じてみるのはアリですね。浦安市民がうらやましい。