新アトラクション名は「WEB SLINGERS: A Spider-Man Adventure」!
LINK: Avengers Campus Set to Open July 18, 2020 at Disneyland Resort | Disney Parks Blog
LINK: Avengers Campus – Opening July 18, 2020 | Disneyland Resort
2020年夏、ディズニーランド側の大きな新要素である「Avengers Campus」のオープン日が2020年7月18日と決定しました(update注:COVID-19の影響でオープン日未定になりました)。この新エリアはW.E.B.(Worldwide Engineering Brigade)のもと、スパイダーマンのアトラクション、アントマンのレストラン、そしてスーパーヒーローたちのグリーティングを楽しめます。場所は旧バグズ・ランド、Guardians of the Galaxy: Mission BREAKOUT!とシームレスにつながるエリアです。



スパイダーマンになれる! 第1期アトラクションは「WEB SLINGERS: A Spider-Man Adventure」
第1期ではスパイダーマンのアトラクションがメイン。このアトラクション名も「WEB SLINGERS: A Spider-Man Adventure」と発表されました。
このアトラクションは、マーベル・シネマティック・ユニバースにてスパイダーマン/ピーター・パーカーとして登場したトム・ホランドが、パークバースのスパイダーマンとしても登場。ゲストにウェブスリングのスキルを学んでもらい、操作不能になってキャンパス内に散らばってしまったスパイダーボットたちをつかまえるという内容。最新の発明であるWEBスリンガービークルに乗り、3Dグラスを付け試乗を促されるのですが……。ファミリー向けの楽しいライド(身長制限なし)で、ダイナミック環境を活用したインタラクティブ要素あふれるアトラクションです。



アントマン&ワスプ、オコエ、そしてタスクマスター初登場
スーパーヒーローたちがここに集結!


今回のエリアには、スーパーヒーローたちも集結します。Sanctumでは、ドクター・ストレンジがゲストをリクルーティングし、新たな戦士として育てます。











Avengers Headquartersでは、キャプテン・アメリカ、ブラック・パンサー、ブラック・ウィドウ、ドクター・ストレンジ、キャプテン・マーベル、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが登場。さらにアントマン&ワスプ、オコエがパークに初登場します。スパイダーマンはAvengers Campusの“空”を飛び回ったあと、グリーティングに登場するという演出も。
さらに、映画「ブラック・ウィドウ」に登場するヴィラン、タスクマスターがパークに初登場することも発表されました。
グッズ/メニューも
レストラン「Pym Test Kitchen」が登場します。


このエリアでは、ピム粒子を使ってさまざまな食材を縮めるテストを行うキッチンが登場。「Pym Tasting Lab」では巨大サイズのビールが、科学者が考えた「ガラスが下から上に満たされる逆ドラフトシステム」から注がれます。
さらに、ニューヨーク大戦で話題になったシャワルマを楽しめる「Shawarma Palace」、タリニーア・ティヴァン(コレクター)による「Terran Treats」も登場。さまざまなメニューが登場予定です。










グッズももちろんたくさん。「WEB Suppliers」ではWEBに関連するさまざまなアイテムが登場。その他にも「The Campus Supply Pod」などのストアが登場します。










第2期では
今回は第1期のオープンで、第2期にはクインジェットに乗り、ワカンダにてスーパーヒーローたちと共闘する、Eチケット級アトラクションが登場予定です。


追記:
COVID-19の影響でオープン日が「Comming Soon」となりました。
Opinion: From the “D”post
2020年夏、また新たな技術が見られると思うとむっちゃくちゃ楽しみですね。イマジニアのinstagramアカウントでは、トム・ホランドがイマジニアから説明を受けている写真を含め、オフショットが掲載されています。
いくつか補足を。まず、今回発表された記事を見ても分かるように、新エリア名は「アベンジャーズ・キャンパス」であり、登場するのは「スーパーヒーロー」。そこには「マーベル」の名前が意図的に伏せられています。これはディズニーがマーベルを買収する前に、ユニバーサルにおけるテーマパークでのマーベルIP利用契約を交わしていることが原因とされており、コミックスにおけるマーベルヒーローの一部はユニバーサルが独占利用契約を結んでいます。ただしマーベル買収時にこの契約の一部が修正され、カリフォルニア側でのマーベルキャラクター利用ができるようになったものの、プロモーションとしての「マーベル」表記ができないため、リリース、ブログ記事ではかたくなにマーベルという言葉が避けられていることが分かります。なお、フロリダ、ウォルト・ディズニー・ワールド側では当時ユニバーサルとの契約外だったガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ドクター・ストレンジ以外のキャラクターはいまも登場できないでいます。
これ、ホント徹底してるんですよね。2017年イベント「Summer of Heroes」では苦肉の策としてマーベルロゴ風にいじられてて興味深かったです。

そしてもう一つ、公式フォトにさまざまなマーベルヒーローもといスーパーヒーローが登場しているにもかかわらず、あるヒーローが不在であることが分かると思います。そう、マーベル・シネマティック・ユニバース最初の作品の主人公「アイアンマン」がいません。これはあのイベントのあとだから……というわけではなく、パークバース(通称:Immersive Super Hero universe)におけるアイアンマンは現在、香港ディズニーランドにて香港スタークエキスポを開催しており、そこを拠点としているからです。

これに関しては、2017年に開催されていたディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのイベント「Summer of Heroes」にて、パーク内にポスターが展示されていたこと、また当時のミニショーで香港からの中継にアイアンマンが登場していたことからも分かります。なので、パークバースではトニー・スタークは生きていますし、MCUでは宿敵だったピム博士とも手を組んでいます(だからピム粒子テーマのレストランがトニー・スターク主導の施設にある)。


そして、このバースにおけるトニー・スタークは、上記スパイダーマンのアトラクションのベースとなっている組織「W.E.B.」を立ち上げております。

この根底にはスーパーヒーローたちがアベンジャーズの定義を「特別な能力のある者」から、すべてのヒーローたち(ゲスト)に広げるという転換があり、ここで新たな世界線が登場しているのです。それが、「グローバル・アベンジャーズ・イニシアティブ」(Global Avengers Initiative)です。
かつて、ある考えがあった——このセリフは映画「アベンジャーズ」(2012年)でニック・フューリーが語ったもので、インフィニティ・ウォーの予告でも象徴的に使われていました。かつてある考えがあった、注目すべき人々を集めることで、彼らが単体ではなしえない何かになれるかもしれない——それは「アベンジャーズ・イニシアティブ」とよばれていた、と。
そしてそのある考えは、ここで飛躍します。新たに「グローバル・アベンジャーズ・イニシアティブ」(Global Avengers Initiative)として、新たなメンバーを集結すべく、ゲストに招集がかかりました。既に発表されていた、マーベルのテーマパークバースが動き出します。
そのため、この世界はマーベル・シネマティック・ユニバースとは異なるバースであり、それが香港、パリ、ディズニー・クルーズライン、そしてディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーに展開するというものなのです。
さらにいうと、まだ明らかになってないアイテムがあります。それはディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!横に、これ見よがしに設置されているアベンジャーズマンホール。

これ、いまだにそのストーリーが明らかになってないんですよね。おそらく、アベンジャーズ・キャンパスの詳報が出てくるタイミングで言及があると思います。これも楽しみ。
追記。オコエのオーディションが開催されます。

LINK: Disney Auditions