残当。
LINK: 東京ディズニーランド®/東京ディズニーシー® 2020年度のスケジュール
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、2020年度のパークスケジュールを公開しました。2020年4月15日に新たにオープンする新エリア「ニューファンタジーランド」に関連するスペシャルイベントも予定しつつ、平常時とは少々異なる、イレギュラーな構成となります。
- 東京ディズニーランド:ニューファンタジーランドを含む新施設オープン(2020年4月15日~)
- 東京ディズニーシー:「ディズニー・イースター」(2020年3月27日~6月12日)
- 東京ディズニーランド:「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」(2020年6月4日~11月1日)
- 東京ディズニーシー:「ダッフィー&フレンズのサニーファン」(2020年6月4日~8月26日)
- 東京ディズニーシー:「ディズニー・パイレーツ・サマー」(2020年7月1日~9月2日)
- 両パーク:「ディズニー・ハロウィーン」(2020年9月11日~11月1日)
- 両パーク:「ディズニー・クリスマス」(2020年11月10日~12月25日)
- 両パーク:お正月のプログラム(2021年1月1日~1月5日)
- 東京ディズニーランド:美女と野獣のプログラム(2021年1月13日~2月14日)
- 東京ディズニーシー:ダッフィー&フレンズのプログラム(2021年1月13日~3月25日)
- From the “D” post
東京ディズニーランド:ニューファンタジーランドを含む新施設オープン(2020年4月15日~)
まずは4月15日にオープンする施設を改めて紹介します。
アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”
ニューファンタジーランドにおける大型アトラクション。ベルの住む村から見える森にそびえたつ美女と野獣の城の中で、映画の名曲に合わせて踊るように動くライドで、名シーンをめぐるものになります。
屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」
東京ディズニーランドにおいては初の本格的な屋内シアター。ディズニーのキャラクターたちとともに、素晴らしい音楽の世界を巡る旅をテーマに、ダイナミックに変化するステージでライブパフォーマンスが繰り広げられます。
キャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」
トゥーンタウンには、東京ディズニーランドで初のミニーのグリーティング施設が登場。ファッションデザイナーとして活躍するミニーマウスがおしゃれな衣装に身を包み、ゲストとの写真撮影に応えます。
アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」
拡張されるトゥモローランドには、ベイマックスをテーマにしたアトラクションがオープンします。ケアロボットが引っ張るライドに乗り、予測不可能な動きが楽しめます。
4月15日オープンの施設に関しては下記記事もどうぞ。


以下、2020年度のスペシャルイベントです。
東京ディズニーシー:「ディズニー・イースター」(2020年3月27日~6月12日)
東京ディズニーシーではイースターエッグから生まれた「うさピヨ」が再登場。メディテレーニアンハーバーにてうさピヨ登場のショーが開催されます。
東京ディズニーランド:「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」(2020年6月4日~11月1日)
東京ディズニーランドのトゥモローランドにて、スペシャルプログラム「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」が開催されます。ベイマックスをテーマにした様々なデコレーションやフォトロケーションが登場。グッズやメニューも展開します。
東京ディズニーシー:「ダッフィー&フレンズのサニーファン」(2020年6月4日~8月26日)
東京ディズニーシー夏イベントその1は、ケープコッドで開催されるダッフィー&フレンズをテーマにしたプログラム。デコレーションやグッズ、メニューが2020年も登場します。
東京ディズニーシー:「ディズニー・パイレーツ・サマー」(2020年7月1日~9月2日)
東京ディズニーシーの夏は2020年もパイレーツ。メディテレーニアンハーバーではキャプテン・ジャック・スパロウとキャプテン・バルボッサ率いる海賊たちが、大量の水しぶきとともにハーバーショーを公演します。
両パーク:「ディズニー・ハロウィーン」(2020年9月11日~11月1日)
東京ディズニーシー/東京ディズニーランドともに、秋のスペシャルイベントは「ディズニー・ハロウィーン」を開催。東京ディズニーランドでは“ゴースト流の東京ディズニーランド”を、東京ディズニーシーでは“ダークで怪しい”ハロウィーンをテーマに開催します。
両パーク:「ディズニー・クリスマス」(2020年11月10日~12月25日)
東京ディズニーランドでは“ストーリーブックからあふれ出したディズニーの仲間たちのクリスマスの物語”をテーマにパレードを、東京ディズニーシーではメディテレーニアンハーバーを舞台に、シンガーやダンサーがクリスマスの音楽と本格的なライブパフォーマンスによるレビューショーを披露します。
両パーク:お正月のプログラム(2021年1月1日~1月5日)
2021年は“丑”年。干支にちなんだグッズやお正月のメニューが登場。ディズニーの仲間たちもお正月の衣装で登場します。
東京ディズニーランド:美女と野獣のプログラム(2021年1月13日~2月14日)
ディズニー映画「美女と野獣」をテーマにしたバレンタインのプログラムを開催。デコレーションやグッズ、メニューが展開予定です。
東京ディズニーシー:ダッフィー&フレンズのプログラム(2021年1月13日~3月25日)
新たなダッフィー&フレンズのプログラムでは、グリーティングショーを公演するほか、メニュー、グッズ、デコレーションなどを展開します。
【2020年度のスケジュールがリリース!】
— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) September 26, 2019
東京ディズニーランドでは、ファンタジーランドを拡張して誕生するエリア“ニューファンタジーランド”に、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマにしたアトラクションや、屋内シアターなどがオープン。
ほか、年間のスケジュールは>> https://t.co/brF5LUj6U1 pic.twitter.com/syCrO256vC
From the “D” post
すべては新エリアオープンのために。東京ディズニーランド側は春、夏イベントなしで新エリアのプロモーションに注力するという形。まあ当然の帰結かなー、とはおもいます。2021年は東京ディズニーシーが20周年ですので、今度は東京ディズニーシー側のイベントがアニバーサリーに代わり、2022年は東京ディズニーシー新エリアオープンですので、しばらくはシーズンイベントの欠落があるわけですね。2021年はたぶんトイ・ストーリー関連のイベントがあるでしょうけれど。


こうなると、もしかしたらオリエンタルランドもさすがにシーズンイベント展開を考え直すのかなー、とかも思います。2011年の震災をきっかけに(正確には安全性確保のために)ニューイヤーズイブイベントの大幅縮小を行ったわけですが、これもすでに定着してますので、しばらくの間はマニアがうるさいけれど大ナタを振るってシンプルにする、というのもアリだと思っています。特に春夏。ディズニー・イースターは本国も数日間しかやらないイースターを引っ張りすぎの感が強いですし、夏イベントは水かけであってももうそろそろ限界に近い気温なので、根本的に何かを変えないと死人が出そうです。七夕ないとかバレンタインナイトないとかはその兆候かなあと。
その代わり、各イベント期間でグッズとフォトロケ、特別衣装によるグリーティング程度があれば十分じゃないですかね。パークそのものの価値を過小評価してるような気がするんですよ。もしそうするとしたら今まで以上にグッズは欠品させるな、というのが条件。最終的には季節イベントを「フード&ワイン」とか「フラワー&ガーデン」的な、季節にあった東京ディズニーリゾート独自のものにしていけばいいわけで。こっちの方がOLCっぽいですよ。ほっとくと他のパークが先行しますよこれ。
今回、ハロウィーン及びクリスマスは継続、しかも前年と同じものを継続という点に関しては、個人的にはあまり問題と思ってません。いつの間にかハロウィーンは全身仮装戦略が大成功している感があって、ディズニーマニアじゃなくても仮装してパークに行く、みたいなイメージを持ってるんですよね。まあコスプレ勢だとは思いますけれど、そういう形のパークの楽しみ方もアリなのかなあ、というのはここ数年感じています。要するにこの期間のショー、パレードはなくてもいい。重要じゃない。
そしてクリスマス。これはむしろ「永遠のマンネリを続けるべき」と思っていて、ここのタイミングにしか来ないライトな方にとっては、変わっていないことこそが思い出の補強になるはずだと思っています。マニアに向けては「一部衣装変更」「ダンサー追加」だけでも十分大喜びだと思ってますし、実際そうなってました。惜しむらくは東京ディズニーランドはキャッスルショーのころに、東京ディズニーシーはパーフェクト・クリスマス初年度で固定してほしかったと思うわけですが!

たぶんウォルト・ディズニー・ジャパンの要人が去ったことによって、もはやD23 Expo Japanの再開は見込めないと個人的には思ってますので、2020年中にはぜひディズニアナ・ファン・フェスティバルの復活を、オリエンタルランド単体で実現してくれることを祈りつつ。あーでも2022年初頭とかかな?やりますよね???

