アメリカでは7月2日公開、火曜公開という変則的なランキングで歴代1位となりました。
Weekend Box Office Actuals: #SpiderMan $92.57m; #ToyStory4 $33.86m; #Yesterday $10.05m https://t.co/hDSpl4EWbm pic.twitter.com/tj3E5nThbO
— Box Office Mojo (@boxofficemojo) July 8, 2019
LINK: ‘Spider-Man: Far from Home’ Delivers Record $185 Million Opening – Box Office Mojo
日本では6月28日に先行公開されていた「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」がアメリカでも公開されました。火曜公開でやや変則的ながら、3日間興行成績では9275万ドルを記録し、初週末は1位でスタートしました。
LINK: Weekend Box Office Results for July 5-7, 2019 – Box Office Mojo
この記録は前作「スパイダーマン:ホームカミング」を超えられなかった数値ではありますが、そもそも火曜スタートであるため3日間成績を単純で比較はできないというのが大前提。そして本作は既に世界で大ヒットを飾っており、公開初週タイミングで2億4400万ドルを既に計上しています。
作品としては大変技巧的で、当初かなり話題になっていた予告内で使われたとあるキーワードに注目が集まっていました。また、今回登場するミステリオに関しては、コミックスの出自を知っていればおかしな点がたくさんあり、詳しいマーベルファンならば展開が予想できていた、というのが正直なところ。
しかし、詳しいマーベルファンならばそれとは全く違うところで同じキーワードを感じることができるというおまけがラストシーン近くに存在しており、結果としてマーベルが好きな人も、これから好きになる人も等しく楽しめるという、とんでもない仕掛けが入っていたのがとっても印象的でした。
さらに本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース第三期までの「インフィニティ・サーガ」を締めくくる作品と言われており、最終的に今後どういうものがスパイダーマンに襲いかかるのかを暗示するシーンもあり、その意味でもやばさを感じましたね。
ということでぜひ見ましょう。ついでにスパイダーマン関連として「スパイダーマン:スパイダーバース」および以前のサム・ライミ版スパイダーマンシリーズも必見。サムライミ版見ると実はベイマックスのラストシーンとかより笑えますし。
これまでの興行成績まとめはこちらを。
