正式発表がありましたのでこちらをどうぞ。

一瞬絶望的な気分になりましたが大丈夫。
8 questions about what happens at Disneyland’s Star Wars: Galaxy’s Edge after the reservation period ends https://t.co/7lnrl8LMR7
— OC Disney (@ocdisney) June 10, 2019
2019年5月31日にオープンした、ディズニーランド「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」。その詳細はレポートをお読みいただくとして、現在はあくまで予約制という、プレオープンに近い状況でした。気になるのはそれが解除され、予約なしで入れるようになった後の話。
6月24日からは、Star Wars: Galaxy’s Edgeの入場に予約が不要となります。おそらくこのタイミングで「Pixar Pals Parking」も新たに稼働し、受け入れ準備が万端になるといったところですが、6月24日以降も現地に行けばスッと入れるわけではなく、新たに施行される「Virtual Queuing System」に登録する必要があります。現地の新聞Orange County Registerが、その予約不要ピリオド以降に関するFAQを掲載しました。
予約不要ピリオドでは、パーク内に入った後まずは「チェックイン」が必要です。チェックイン時にStar Wars: Galaxy’s Edgeエリア入場のための時間予約を行い、その後決められた時間に入場、という流れになります。
そのチェックインを行うのが、公式「Disneyland」スマートフォンアプリ。バーチャルキューイングシステムはアプリを通じて行うことになり、時間が来たときにプッシュ通知が行われます。これは今後Star Wars: Galaxy’s Edge以外のレストランやアトラクションでも導入される可能性があるとOCRは伝えています。これさえあれば、行列がなくなりますからね。なお、Star Wars: Galaxy’s Edge内の「Oga’s Cantina」および「Savi’s Workshop — Handbuilt Lightsabers」でもバーチャルキューイングシステムが利用可能です(Droid Depotは未対応)。

Disney guests will discover exotic finds throughout Star Wars: GalaxyÕs Edge at Disneyland Park in Anaheim, California, and at Disney’s Hollywood Studios in Lake Buena Vista, Florida. At SaviÕs Workshop Ð Handbuilt Lightsabers, guests will have the opportunity to customize and craft their own lightsabers. In this exclusive experience, guests will feel like a Jedi as they build these elegant weapons from a more civilized age. (Joshua Sudock/Disney Parks)
そして気になるのは、公式アプリがインストールできない日本のゲストはどうすればいいのか。ご存じのようにDisneylandアプリ、およびWalt Disney Worldアプリは日本のアプリストアに配信がされておらず、iOSの場合は規約違反を、Androidにおいてはそれに加えてセキュリティ的に危険な方法でしかインストールができません(dpost.jpが詳細にその方法を解説できないのはそのため。解説することすらリスクありだと思ってます)。
これがアプリでのみ対応となると、日本人ゲストのほとんどがStar Wars: Galaxy’s Edgeエリアに入れないことになってしまいますが、OCRによると「アプリがインストールできない人は紙のボーディングパスによるチェックインが必要」とされています。詳細な解説はこれからでしょうが、おそらくStar Wars Launch Bayもしくは各所のキオスクでのチェックインが可能になるはず。
Push notifications will be sent to Disneyland visitors when it’s time for their boarding group to enter Star Wars: Galaxy’s Edge. Kiosks throughout the park will issue paper boarding passes to visitors not using the smartphone app.
8つのQ&Aに関してはぜひ原文をチェックしてほしいのですが、パーク内に入場したとしても、Star Wars: Galaxy’s Edgeエリア内へ入る確約はない、というのが強調されています。これまでの予約必須ピリオドはオフィシャルホテルの滞在で「確約」が得られたものの、予約不要ピリオド以降はそれもなくなるようです。


From the “D” post
なお、現時点においてはStar Wars: Galaxy’s Edgeのアトラクション「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」にはファストパスが用意されていません。これは予約不要ピリオド以降も同様で、現時点では大体60~90分待ちだったこのアトラクションの行列がどうなるかは何ともいえません。
というより、多分それ以上にオーガのカンティーナが厳しそうな予感がする……。取材時には「当初は45分間まで、2ドリンクまでという制限アリ」とコメントがありましたが、チェックイン時にこれらのレストランについても(紙の)バーチャルキューに並べるのかというのも気になります。
なんにせよ、日本のゲストはアプリがないというハンディが大きすぎます。エリア内ではアプリを使ったアクティビティもあるので、本当にスマートフォン必須という状況なのですが、いつまでこのような状況が続くのか……。MAXpassも使わせないなんてねえ。

こちらもあわせて。そしてウォルト・ディズニー・ワールド側は8月29日オープンです。

ちょこっと気になるのは、東京ディズニーシー大規模拡張はエントランスの形態がStar Wars: Galaxy’s Edgeに近いので、多分似たようなことは可能だなー、ということ。2020年オープン予定のファンタジーランド拡張は入り口多すぎて無理だろうけど、東京ディズニーシーのあれはあえて入り口絞ってるから、ホテル宿泊者のみとか簡単に運営できそう。
