ひっそりと重要コメントが出ていて。
ウォルト・ディズニー社は2019年5月8日、同社のFY19 1−3月期の四半期決算を発表しました。先のフォックス買収、およびその後のDisney+などへの先行投資分を上回る収益をテーマパーク事業がカバーしたことで、売上高は前年同期比3%増の149億2200万ドル(約1兆6400億円)とアナリストの予想を上回りました。営業利益は10%減の38億1600万ドル。
これに先立ち映画の公開スケジュールも発表されています。今回の映画事業は前年の「ブラックパンサー」「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」などの大ヒット映画があった関係で売上高15%減、営業利益39%減という反動がありましたが、翌期には大ヒット中の「アベンジャーズ/エンドゲーム」が入ります。

また、質疑応答では上海ディズニーリゾートにおけるマーベルエリアの可能性についても問われており、ボブ・アイガーは明言を避けていました。

日本での記事はこちらなどを。全体的に好感されています。
LINK: 米ディズニー、テーマパーク好調で3%増収 1~3月 (写真=AP) :日本経済新聞
LINK: ディスニーの1-3月利益、予想上回る-ストリーミング費用増加でも – Bloomberg
LINK: 米ディズニー、1─3月期は収益予想上回る テーマパーク好調 – ロイター
音声はこちらです。
LINK: The Walt Disney Company’s Fiscal Second Quarter 2019 Financial Results Conference Call
From the “D” post
それよりも注目は、今回の決算発表内において好調なテーマパーク部門で、5月はさまざまなイベントが起きるというコメントにて、5月31日オープンの「Star Wars: Galaxy’s Edge」だけでなく、5月21日に東京ディズニーシーの大規模拡張の起工式が行われるということが触れられていること。オープンは2022年予定です。

エリア全体は魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界をテーマにしているので、いったいどんなFANTASY SPRINGSが見られるのかなー。
ちなみにですが、同様に拡張が計画されている香港ディズニーランドでは、商標にてエリア名らしきもの、アトラクション名らしきものが出ています。こちらはどうやらEpcotに存在するfrozenアトラクション「Frozen Ever After」をそのまま持ってくるようですが、東京ディズニーシーでは一体どうなるんですかね。例えばARENDELLEのROYAL BANQUETがあったり、ANNAとELSAのFROZEN JOURNEYが体験できたら楽しそう。そんなFROZEN KINGDOMを楽しみにしたいと思います。