しびれる。あこがれる。
VIDEO: Check out some of the new technology you'll soon find at Disney Parks! https://t.co/MN237HITh3 pic.twitter.com/vJ3Qm2Dqhh
— Disney Parks (@DisneyParks) December 4, 2018
2018年11月14日、フロリダ州オーランドで開催された「IAAPA Attractions Expo 2018」における基調講演にて、Disney Parks, Experiences and Consumer Products Chairmanのボブ・チェイペック氏が登壇しました。この時に発表されたGuardians of the GalaxyアトラクションやDisney Skyliner関連の新情報は先にお伝えしたとおりです。

今回、パーク公式ブログにて、この講演のトピックを紹介する動画が公開されました。
この講演では、ボブ・チェイペック氏が伝統ある本家「カリブの海賊」とともに、最新の技術で没入感あふれる体験ができる、上海ディズニーランド版カリブの海賊を並べて紹介しています。そして、個人的には最重要なコメントを発しています。それがこれ。
Walt never intended his parks to be museums where people come to see disney history.
Instead, They’re living things that evolve with the times, and with guests.(意訳:ウォルトは、彼が作り出したパークを博物館として、来園した人にディズニーの歴史を見せるために作ったわけではない。パークは時代とともに、ゲストともに進化する生き物なのだ。)
ボブ・チェイペックは現時点でのパーク、およびコンシューマー向け施策のトップにいる方。その方がウォルトの意志は歴史ではなく「進化」にあると述べたのはとても素晴らしいと思います。これ、とっぴなことを言い出したわけではなく、ウォルトが新技術を好み、トーキーアニメを作ったり、マルチプレーンカメラを発明したり、長編アニメーションという世界を作り出したことを考えると、首尾一貫した思想であるということが分かるはずです。
ディズニーという分野に限った話ではありませんが、個人の主義思想を「別の有名人」の名を借りて主張することはままあります(間違った例:飛影はそんなこと言わない)。たまにパーク関連の変化をして「ウォルトの思想に反する」という表現をするのはもうネタでしかないとは思いつつも、こういう発言を“中の人”がしていることは頭の片隅に置いておくといいかもしれません。ということで自分メモとして記録。このツイートの画像、最高ですよね。
ICYMI: #DisneyParks’ Bob Chapek spoke to leaders at @IAAPAHQ about what makes Disney Parks unlike anything else. #IAAPAExpo pic.twitter.com/CYMxDDhzSH
— Disney Parks (@DisneyParks) November 14, 2018
この辺も合わせて。
LINK: 伝統を守りつつ変化する――ディズニー観が変わるイベント「D23 Expo 2017」を見てきた (1/4) – ねとらぼ
