予告通り、2018年10月16日よりウォルト・ディズニー・ワールドのチケットのレギュレーションが変化しました。

ウォルト・ディズニー・ワールドでは2018年10月16日、チケット価格がこれまでの3種類(バリュー/レギュラー/ピーク)から、日付ごとに指定された価格を加算するかたちで決定される、日付ベースのチケット価格制(Date-Based Tickets)に移行しました。
1dayチケットでみると、パークホッパーオプションなしでは109ドル〜136ドルの幅でチケットが発売されています(旧価格は102ドル/114ドル/122ドルなので値上げ)。また、マルチデーチケットにすると日付ごとのチケットが安くなるようです。チケット価格は1年後まで決定されており、カレンダーで確認が可能です。

チケット価格の例(1デー、パークホッパーなし)
LINK: Theme Park Tickets | Walt Disney World Resort
年間パスポートは約45ドルの値上げ
また、このタイミングでウォルト・ディズニー・ワールドの年間パスポートの価格改定も行われました。プラチナパスポート、プラチナプラスパスポートともに45ドルの値上げです。
LINK: Annual Pass Options | Walt Disney World Resort
ウォルト・ディズニー・ワールド(2018年10月16日以降)
券種 | 新価格 | 改訂前の価格 |
---|---|---|
1day | 109ドル〜136ドル(参考) | 102〜124ドル |
Water Park(Blockout dates) | 60ドル | 60ドル |
Water Park | 65ドル | 65ドル |
Platinum Plus | 994ドル | 949ドル |
Platinum | 894ドル | 849ドル |
なお、Disney Parks Premier Passport、およびディズニーランド・リゾートの年間パスポートは変化がありません。
LINK: Disney Premier Passport | Walt Disney World Resort
From the “D” post
ウォルト・ディズニー・ワールドのチケットの価格改定というより、レギュレーションの変更なので、USパークにしてはちゃんと事前に告知があったのが今回の特徴です。年間パスポートをあらかじめ買っておいたという方も多いのではないでしょうか。日本においてもユニバーサル・スタジオ・ジャパンが日付ごとのチケット価格設定になる予定を発表しています。
LINK: ニュース:合同会社ユー・エス・ジェイ
これに関してはオリエンタルランドも日経の取材に対し下記のようなコメントが。
チケットの変動価格制は米国のディズニーワールドやユニバーサル・オーランド・リゾートなどがすでに採用している。日本でも東京ディズニーリゾート(TDR)が変動価格制の導入について「来場者のためになるのであれば否定しない」(運営するオリエンタルランド)としており、今後、広がる可能性がある。
印象としてはオリエンタルランド/東京ディズニーリゾートのチケット価格改定やレギュレーション変更は一足遅く、それはきっと気軽にはおいそれといじれない、いろんな理由があるのではないかと思っています(主に契約面で)。ただ、本国がこのような移行を行っていれば話は変わるはず。年パスのブロックアウトデーが実装されたいま、さらなる改定が待っているのではないかと想像しています。2020年に。