これは分かりにくいというか、シンプルになったというか。
Walt Disney World Resort Introduces New Online Destination For Vacation Planning, Date-Based Tickets: https://t.co/pMlIcSS8mp pic.twitter.com/kauQRFdVoj
— Disney Parks (@DisneyParks) September 24, 2018
ウォルト・ディズニー・ワールドのチケット価格に変化です。2018年10月16日より新たな価格体系になり、日付ベースのチケット価格が適用されることが発表されました。
これまでは1dayチケットのみ、Value(102ドル)、 Regular(114ドル)、Peak(122ドル)と3段階でチケット価格が設定されていましたが、2day以上のマルチデーチケットはそれぞれで固定額となっていました。2018年10月16日からはマルチデーパスポートに関しても、設定された1日ごとのチケット価格を合算し、指定日により価格が変動します。これにより、旅程によっては値下げになるかもしれません(が、多分値上げ)。
紹介動画をみると、チケットを購入するプロセス自体がかなり変わることが分かります。カレンダーにてパークに入る初日を指定すると、それに沿ったマルチデー価格が提示されます。例えば4dayチケットで11月12日を初日と指定した場合、338.13ドル(85ドル+86ドル+89ドル+91ドル=351ドルに対して特定の掛け率?)になるとしています。またこの4dayチケットは11月12日以降、18日までの選択した4日に利用可能で、これまで通り連続していない日程でも利用が可能です。
また、動画内では「Flexible Dates Option」が提示されており、これを追加することで利用する初日を指定することなく、チケットを購入することもできるようです(ただし100ドルするので、結果的に最安値を選んでも割高になる予感が……)。
From the “D” post
結局、ウォルト・ディズニー・ワールドに関しては思い立ってその日に行こう!みたいなこともなく、バケーションを楽しむという意味であらかじめかなり前から旅程が決まっていることも多いので、この方法がきれいにはまるのではないかと思います。なので、普通の人にとっては大きな変化でもなく、玄人的には年パス買うだろうからこれまたあまり変化はないのではないかと思います。
さらにいうと、これはチケット単体での購入におけるお話で、ツアーを組む旅行代理店向けの価格体系はまた別ということもあり、そもそもチケットそのものの価格を見ることがない大多数の旅行者にもまた影響がなさそうという。今回の話が分からん!という方は、それこそ個人手配をあきらめてツアーで参加するのがお勧めかもしれません(最近のツアーも安いですからねえ)。
個人的にはわかりにくくなったなーと感じる一方、これはつまり提示されるチケット価格以外のお得なルートがそもそもなさそうなので、提示されたものを受け入れましょうということになりそう。というか値上げ/値下げをそれこそ文字通りフレキシブルに設定できるのが、ウォルト・ディズニー・ワールド側の利点だと思います。学生のような日本における休みに縛られない旅程を組める人は有利かもしれませんね。
なお、年間パスポートの価格改定がどうなるのかは明らかになっていません。現時点では変化がないので、既に旅程が決まっていて年間パスポートを購入する予定の人は、少なくとも10月16日までに購入を決意した方が良さそうです。