毎年恒例の「TEA/AECOM 2017 Theme Index and Museum Index」が公開されました。
TEA/AECOM 2017 Theme Index launches! https://t.co/HK5FFBawg6 pic.twitter.com/4m3EpArlVe
— ThemedEntertainment (@TEA_Connect) May 17, 2018
LINK: TEA – Themed Entertainment Association
テーマパーク運営に関する非営利団体、Themed Entertainment Associationと、建築デザインなどを手掛けるAECOMが毎年公開しているレポート「TEA/AECOM 2017 Theme Index and Museum Index」が今年も発表されました。このレポートでは世界のテーマパーク、ウォーターパーク、博物館、美術館の入園者数や動向などを調査し、毎年発表しているものです。
注目はやはり2017年における入園者数動向ですが、毎年ほとんど変化がないものの、2017年は上海ディズニーランドが初めて年間通算での成績が加わり、1100万人で第8位にランクインしました。また、新エリア「Pandora: The World of Avatar」がオープンしたことにより、ディズニー・アニマルキングダムがEPCOTを超え、ウォルト・ディズニー・ワールド内のランクが変わりました。なお、オリエンタルランドは東京ディズニーランド/東京ディズニーシー個別の入園者数を発表しておらず、TEAレポートでは独自の按分比で算出されていることに注意です。

「TEA/AECOM 2017 Theme Index and Museum Index」より
前年度はユニバーサルスタジオの新ウォーターパーク(Volcano Bay)のオープンなどでウォーターパークが注目されましたが、今回のレポートではそれが落ち着いたようで、上海のオープンや新エリアの拡張で、やっぱりディズニーが強いというのが冒頭に描かれています。ただし企業単位で見ると伸び率はやっぱり中国ですね。とはいえ、こんな話も最近では出ているようで……。同感だわー。
見たわー。バブルの日本で同じ光景を見たわー。
テーマパークは「作ったら終わり」ではなく、継続的にパークに投資していかないと、お客はすぐに飽きちゃう。開業時がてっぺんではいずれ淘汰される。中国でテーマパーク建設競争激化、競争力不足のパークが大量淘汰の可能性https://t.co/SsRmLbHZEZ
— ni_gata (@ni_gata) May 16, 2018
LINK: 中国でテーマパーク建設競争激化、競争力不足のパークが大量…|レコードチャイナ
2016年レポートについてはこちらをどうぞ。パリは2017年に大躍進してますが、香港心配ですね(18位で+1.6%ながら2014年水準に戻ってない)。


