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ユニバーサル・スタジオ躍進、香港パリは停滞——世界のテーマパーク動向をまとめたTEAレポート2016年版公開

毎年恒例、世界におけるテーマパーク/ミュージアムの動向をまとめた「TEA/AECOM 2016 Theme Index & Museum Index」が公開されました。

LINK: TEA – Themed Entertainment Association

TEA(Themed Entertainment Association)/AECOMによる、テーマパーク業界を俯瞰的に見るレポートの2016年版が公開されました。トップ10の入園者数伸び率は前年比+4.3%だったものの、トップ25における伸び率は-1.1%と伸び悩み、上位のテーマパークとそうでないテーマパークの明暗が分かれた結果となりました。特にディズニーテーマパークにおいては、ウォルト・ディズニー・ワールド、ディズニーランド・リゾート、東京ディズニーリゾートはすべてマイナス、結果としてトップテンを引っ張ったのがユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ユニバーサル・スタジオ・オーランドという結果になっています。

TEA/AECOM 2016 Theme Index & Museum Indexより引用

さらに問題なのは、US、東京以外のパーク。2016年にオープンした上海ディズニーリゾートは半年間の営業のみながら21位にランクインしていますが、香港ディズニーランドは−10.3%、ディズニーランド・パリは−14.2%とかなり厳しい数字が明らかになっています(なお、TEAレポートはオリエンタルランドが公開していない、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー個別の入園者数を出していますが、これはおそらくTEAによる想定数値です)。

今回のレポートでちょっと面白いと思ったのは、表紙にもなっている「ウォーターパーク」。テーマパークはトップ25でマイナス成長ながら、ウォーターパークはトップ25において入園者数が+3.6%の伸びで、堅調に推移していることが分かります。今回の統計には入っていませんが、折しもウォルト・ディズニー・ワールドのライバル、ユニバーサル・スタジオ・オーランドは新たなウォーターパーク「Volcano Bay」をオープンさせたばかりで、報道の上ではPandora:The World of Avatarのオープン以上に盛り上がっていたようです。確かにこっちの方が夏は楽しいかも。

その他レポートではアジア関連の考察も掲載されていますが、日本に関してはユニバーサル・スタジオ・ジャパンの躍進について触れられているものの、アジア圏内での注目を集めるほどではなさそうで大変小さな取り扱いです(東京ディズニーリゾートは触れられてすらいません)。

全体としてテーマパークの現状を定点観測するには大変よい資料です。TEAの記事には過去の資料へのリンクも掲載されていますので、研究を行うような方はぜひどうぞ。

LINK: TEA – Themed Entertainment Association

LINK: TEA – Themed Entertainment Association

2015年版はこちらです。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが入園者数世界第4位に、TEAレポート2015年版公開