MovieNEXのデジタルダウンロードを配信していたパケットビデオの「bonobo」が2017年6月30日にサービス終了(update)

追記:正式発表に伴い、追記およびタイトルを変更しました。

それは……ないぜ……。

LINK: 人に話したくなる映画と出会える「bonobo(ボノボ)」

MovieNEXに不穏な動きです。日経新聞の報道によると、ネット配信動画事業を行っていたパケットビデオの「bonobo(ボノボ)」が2017年夏にも撤退するのではないかとのことで、関係各社に通知を行っているとしています。全く知らなかった。ただし、現時点では正式な発表は行われていません。

国内の動画配信市場に淘汰の波が広がっている。東映などが主体の「bonobo(ボノボ)」は今夏にもサービスを終了する。

LINK: ネット動画配信、淘汰の波 東映系やゲオ撤退へ  :日本経済新聞

このbonoboのサービスは、MovieNEXのあらたな配信プロバイダとして、YouTube、ニコニコに加えてデジタルダウンロードができるようになっていました。MovieNEXはDVD、Blu-rayの物理的な円盤に加え、Webでの情報を提供する「MovieNEX Club」、そしてデジタルダウンロードの権利をパッケージ化した、ウォルト・ディズニー・ジャパン独自の施策です。私自身も当時のゼネラルマネージャー、塚越隆行氏にインタビューしたことがあり、内容的には大変意欲的なものだと思っていました。

LINK: ディズニーはもう単なるブルーレイを発売しない――新形態「MovieNEX」とは何か? (1/3) – ITmedia ビジネスオンライン

bonoboのMovieNEX対応は2016年4月からで、この時もわりとひっそりとスタートしたという状況。MovieNEXのデジタルダウンロードはYouTubeですと日本語吹き替え版のみ、ニコニコだと字幕、吹き替えの両方を選択可能ながら、アプリの成熟度が大変低い上にChromecastなどに非対応ということもあり、その点で私はbonoboを中心に使っていたので、今回の対応は本当に残念と言わざるを得ません。

LINK: 映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」が「デジタル配信(MovieNEX ワールド付)」サービスを2016年4月20日(水)から提供開始|PacketVideo Japan Corporation

撤退の正式発表なないものの、先日発売された「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」、そしてまもなく発売の「ドクター・ストレンジ」ではデジタル配信のなかにbonoboはありません。私もローグ・ワンのMovieNEXを購入してはじめてbonobo非対応ということに気が付いた次第。

いまのところニコニコ、YouTubeはそのままで、そういう意味ではマイナスはないとは思いますが、ニコニコのアップデート状況を見るに個人的にはすっごく不安です。そもそもアメリカにおいては、MovieNEXのデジタル配信部分を「Disney Movies Anywhere」という自社プラットフォームを利用していて、iTunesのアカウントをリンクしておくと、購入後即このDisney Movies Anywhereのリストに登録されるという大変便利な仕様です。これが日本でも展開されると本当にありがたいでのですが……。

日本における「MovieNEX」と同様のサービスが登場しました。日本からの利用はできません。 LINK:ディズニー、iTunes利用のクラ...

ともあれ、MovieNEXの魅力が下がるかもしれないという、いやな予感のするお話でした。一応ディズニー・ジャパンに問い合わせを出してみています。

追記:

正式発表がありました。

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