DLRのEastern Gateway Projectに“No”——反対派によるWebサイトが登場

ハーバー・ブルバード沿いでビジネスを行う店舗が中心となり、反対派連合がとうとう結成されました。

LINK: Harbor Boulevard merchants create website to voice concerns on Disneyland’s Eastern Gateway Project – The Orange County Register

OCRegisterなどによると、ディズニーランド・リゾートの一般入り口、東側のゲートへの動線を変えるプロジェクト、「Eastern Gateway Project」に反対する地域団体が結成され、公式サイト「Say No To Disney」が誕生したようです。組織しているのはRobert Harbin氏。ハーバーブルバードのホテルや店舗を組織化したようです。

LINK: Say No To Disney

Eastern Gateway Projectとは?

その前に、まず「Eastern Gateway Project」とは何かを。

Eastern Gateway Projectとは、ダウンタウン・ディズニーおよび直営ホテルの反対側に当たる、ディズニーランド・リゾートの東側のエリアを再開発する計画です。ここにあるバスターミナル、およびセキュリティエリアを、道路を渡り、安価なホテル群のさらに奥側に移動するというもの。そこからパークエントランスへは、横断歩道ではなくあらたに「歩道橋」を作るというものです。

Disney Eastern Gateway Proposed Project (c)Disney

これまでの記事もどうぞ。カルーセル・イン買収がまさかの展開で末恐ろしさを感じる一手です。

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この大きな課題は、東側のホテルで宿泊するゲストは“すべて”ぐるりと大回りし、イースタンゲートウェイを抜け、セキュリティチェック行ったあとに歩道橋を渡り、パークに行くというルートになることです。これまでは直営ホテルよりも近い場所にあったホテル群は、距離は近いながら大回りしないとパークにつきません。下記動画に出てきた新たなセキュリティエリア/歩道橋の公式アートを見る限り、歩道橋に途中から上がる階段はなく、例外なく裏手のセキュリティチェックを受ける必要があるようです。

LINK: OC Registerのビデオ

これにより、これまで最短でパークに行けたホテルや、その人通りを見越したショップ、レストランなどは大打撃を受けることが予想できましたが、反対活動もかなり活発化するのではないかという予感をさせる流れです。ディズニーとしても話し合いに応じる姿勢は見せていますが、それもおそらくホテル群裏手からエリアに入れる(あくまでセキュリティチェックは一箇所にまとめる)くらいしかできないと思うので、かなり難航するのではないかと思います。

ただ、ウォルト史を追っかけてる人なら大変ニヤニヤしてしまう一件です。ディズニーランドでできなかったことをウォルト・ディズニー・ワールドで実現し、まさかそれがディズニーランド・リゾートでも再現できてしまうのではないか、というインパクトを持つ事件ですね。しかも“西側”に新たな直営ホテルも作るわけですし。今後はディズニーランド・リゾートも西側が中心になって、ウォルト・ディズニー・ワールド同様「少々高くても直営」が当たり前になるかもしれません(旅慣れてる人は除いて)。

Eastern Gateway Projectは2017年に着工、スター・ウォーズテーマのエリア完成前である2018年末には完成の予定です。

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