instagramもフォローしてね
dpost.jp、休暇中

2018年12月15日〜26日はdpost.jpの更新はありません。その間は、Instagramもしくは1tp.dpost.jpのみ更新します。ミートアップでお会いしましょう。

ライブ投稿はInstagramで!

【雑記】「この世界の片隅に」を見た

傑作でしょう。ぜひ見てください。

LINK: 11月12日(土)全国公開 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト

もともとはクラウドファンディングでスタートしていて、そういう意味で普通の配給会社がやるようなプロモーションができない状況の中、この作品は多くの人、上の世代から下の世代まで全員が見るべき作品じゃないかと思った。原作のこうの史代さんといえは、あの「夕凪の街、桜の国」で広島を描いた方。最初に読んだときの衝撃と似たようなものを感じました。感想も見どころも書きません。何も無い状態でぜひ見に行ってください。

YouTube

そもそも都内の上映館もえらく少なく、普段なら使っているTOHOシネマズ系も都内上映なしという扱い。ああ、これアイアン・ジャイアントで見たやつや…(初回上映時の)。こうなると、初週末の結果が拡大上映につながるかどうかのキモですね。ただ、やっぱりこういうのを「初日や初週末に」見に行く人の熱量は本当に大きく、SNS上でも多くの感想が上がっていて、これはいけるかも、と思います。

熱いファンを味方に付けるか、熱いファンをないがしろにするか

2016年の邦画はその辺がとても強くて、「シン・ゴジラ」も「君の名は。」もクチコミのスゴさが際立ちました。そういう意味ではキンプリ(KING OF PRISM by PrettyRhythm)だとか、私は見てないですがガルパンとかもそうですよね。もはや映画の興行成績は、そういうかたちで積み上がるんだなあと思います。

方や、旧来の映画のプロモーションって、年に数度の「家族が映画に行く日」を狙い、「全米大ヒット」「全米が泣いた」などのコピーで何とかする(akaだます)ことが多かったわけです。お仕着せの言葉で。それにもはや家族が映画に行く日も年に数度なんてことは全くないわけですよ。いい映画があれば映画館に行く。だからこそこんなにスクリーンが増えたんでしょ?

ウォルト・ディズニー・ジャパンもさ、お願いだから「いまの映画ファン」「いまの映画を見る家族」の状況をもう1度見てくださいよ。CMのキャッチコピーだけじゃ判断してませんし、いい映画が見たければ二週連続で映画館くらい行きますよ。アカデミー賞の受賞結果なんて気にしないでしょ。それにアメリカの情勢考えたら、アカデミーの会員がなにに投票するか自明でしょう(次回アカデミーは「ズートピア」も対象だ)。この状況で「アカデミーノミネート作品」の言葉がほしいだけで、本当に待っているファンを3カ月待たせて、ファンが「シン・ゴジラ」「キンプリ」みたいな熱い言葉をTwitterに投げるか?って話ですよ。

特にキンプリは熱い「1700人」をターゲットに作ったといいます。この話は本当にすごかった。

LINK: ASCII.jp:社長に「1000人が10回観たくなる作品です」と訴えた――『キンプリ』西Pに訊く (1/5)|渡辺由美子の「誰がためにアニメは生まれる」

旧来のプロモーションだと、SNSの役割も勘違いしていることが多くて、もはや「試写会感想ツイートで盛り上げる」っていうのもズレてると思うんですよね。いま自分がやってるのは試写会当選者を片っ端から1カ月間ミュートして、感想をつぶやこう!的ハッシュタグも丸ごとミュートすること。知りたいのは断片的な情報じゃないのよ。作品の熱量なの。公式アカウントは情報を小出しにすることを、ファンへの「お恵み」とか思わないでほしいんだよなあ。ドクター・ストレンジ日本公式Twitterアカウントがファンに対して行った所業はそういうことでしょ。

ということで、もうしばらくは非ディズニーでいい作品を見よう、というお話でした。あーモアナもドクター・ストレンジも早く見たい……。