これはすごいですね……。講談社が、日本の漫画が信頼されている証し。
LINK: マガジン「マーベル」マンガ賞 | マガメガ
週刊少年マガジン公式Twitterなどを。講談社週刊少年マガジン編集部は、ウォルト・ディズニー・ジャパンとの協力で、新たに“マガジン「マーベル」マンガ賞”を創設することを発表しました。
これはマーベルコンテンツを元に、自分なりの漫画作品のネームを募集し、特選受賞作を連載、単行本化するというもの。ここには週刊少年マガジンで連載中の真島ヒロ先生(キャプテン・アメリカ/シビル・ウォーでもコラボしていました)だけでなく、なんとマーベル社のC.B.セブルスキー氏、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョー・ケサダ氏、チーフ・エディターのアクセル・アロンソ氏など、マーベルの重鎮がしっかりと選考委員に名を連ねていることに注目です。
対象の作品は4つで、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「スパイダーマン」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。これらのストーリーを、自分の創意工夫とアイデアでストーリーを作れるというのはかなりすごいことだと思います。マーベルの場合、1つの作品においても「マルチバース」という考え方があり、パラレルワールドでのできごとも許容されていることもありますので、ある意味自分の描いた作品に、マーベル世界のバース番号が付与されるかも、というのは夢が広がります。

最近では「ベイマックス」において、講談社がもう1つのベイマックス世界を漫画で展開していたことも記憶に新しいです。さらに、マーベル作品では「エイジ・オブ・ウルトロン」の前日譚や、ゾンビ版アベンジャーズなどの世界が漫画で展開されていました。コミックス版ベイマックスは兄タダシの展開が映画版と異なっており、一部熱狂的なファンがいたことも記憶に新しいです(マガジン版タダシ、通称マガシと呼ばれていてすごかった)。そしてゾンビ・アセンブルもベースはマーベル・シネマティック・ユニバース(映画バース)に沿っていながら、独自の展開をしていて興味深いものでした。これが日本で行われているというのはすごい!(その後、ベイマックスはUSでも販売されていたようです)。



これはある意味、マーベル公認の二次創作ができる、という見方もあるでしょう。絵を描くことが好きな人や、マンガ家を目指す人ならば登竜門として注目です。
マガジン「マーベル」マンガ賞創設☆あのマーベルとマガジンがタッグ!! 特選作を連載&単行本化/ネームだけで最大賞金300万円/選べるテーマは【アイアンマン/キャプテン・アメリカ/スパイダーマン/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】→https://t.co/0Af4rgjiqZ pic.twitter.com/kEGf8PHMLL
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) November 4, 2016
なお、この直後に同じく講談社から「ドクター・ストレンジ」に関する展開も発表されたようです。これも情報が届きましたら改めて!