- 2015年初頭、アナエルサがあまりにも人気が出すぎたためにあえて「キャラグリをやらない」という判断をする
- 2016年七夕、ヲタ人気がないと分かるやいなや七夕有料ショーを終了するという判断をする
- 2015年秋、ネット上が大不評の声にあふれたことを知るやいなや、それを踏まえた特別ショーをD23 Expo Japan 2015でのみ開催
- 2016年6月、パーク内の混雑を「アトモスフィアショーの物量」で緩和する
- 2015年の大混乱を踏まえた上での「2箇所同時」「ランダム」出演というテクニック
- 2016年夏あたりから突発的に行われている、整列グリーティングでもフリーグリーティングでもない「キャラ突発登場」を導入
- 15周年コスチュームキャラとグリーティングしたければバケーションパッケージに課金せよ
- カウントダウンイベントをやらずに花火だけ→イベントをバケーションパッケージとして徐々に復活
あとなにかありましたっけ。基本全部「ヲタディズニーによく行く人たち対策」だと思うんですが。
ディズニーランド・パリ25周年発表

パリの経営陣がサプライズ発表、っていうとこれを思い出して胃が痛い。いやほんとに激烈に危ない状況だったんですよ……。
ディズニーランド・パリ(ユーロディズニーSCA)に関連するニュースが。6日早朝に緊急の労使協議会が開催されるとAFPが伝えています。D&Mによると財務状況は「壊滅的」。 #dpostjp_topics https://t.co/jrE24wwE43
— dpost.jp / ディーポスト・ジェイピー (@dpostjp) October 5, 2014

で、この直前のこれね。当時はサウジの王子が豪遊という印象だったかもしれませんが、これはディズニーランド・パリへの実質の緊急(直接)支援。この流れを知っていたら、ディズニーランド・パリは本当に頑張ってると思いますよ…。
LINK: サウジ王子が仏ディズニーランドで豪遊、19億円の出費 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

それらを考えるに、もう新規大型アトラクションの追加は無理で、スターツアーズ(発表済み)、ハイパースペースマウンテン(コピー)、パレード(コピー?)、夜ショー(ソフト変更)と来ているので、ざっと見た感じあんまりお金かけてない。でもね、でもですよ。ここをどこだと思ってんの。もいもいアル・ワリードさんの庭ッスよ。よっ、石油王!(文字通り)
多分ディズニーランド・パリの25周年はアトラクション投資よりもショー投資よりも「キャラクター投資」してくると想像。多分世界で最初にキャラヲタを金脈として認識し、キャラヲタによるキャラヲタのための運営をしている場所。以前香港パークの「キャラグリ天国」という個性について書いたけれど、どう考えてもその先鋭はディズニーランド・パリなんですよね。
もはや大艦巨砲主義的超大型アトラクション投資は上海で懲りるんじゃないかと思ってるんですよ。既存パークのアップデートは小回りが利いて工夫がしやすいシアターものだったり、それこそVR的(ゴーグルじゃないなにか)な方向に行くんじゃないかと想像。その前にパリはガンガン惜しみなく新コスチュームを導入していただき、そのおこぼれが他のパークに来るといいなと思ってます。本気で。