ロールアウトは2017年2月までに行われる可能性があります。MagicBand Collectorsの特報。
EXCLUSIVE: A major #FitBit-style #MagicBand design change could be headed to #Disney #WDW: https://t.co/FO1agVkwqt pic.twitter.com/g74BhthhFP
— MagicBand Collectors (@DisMagicBands) August 15, 2016
まずは上記、MagicBand Collectorsを。アメリカのFCC(連邦通信委員会)に登録された情報から、次世代のMagicBandの姿が明らかになりました。今回明らかになったのはFCC ID「Q3E-MB-R1G2」(現バージョンは「Q3E-MB-R2G1」、プロトタイプが「Q3E-MB-R1G1」)で、第2世代のMagicBandです。その姿は、FCCの登録資料では2017年2月まで非表示となっているものの、fccid.ioで見ることができます。
LINKFCC ID Q3E-MB-R1G2 MB-R1G2 by Walt Disney Parks and Resorts US., INC.
FCCにおいては、ディズニーを表す「Q3E」を検索すると公開文書にアクセスが可能です。(ただし、上述のように外装写真は2017年2月11日まで非表示扱い)
LINKFCC ID Search | Federal Communications Commission
これを見て分かるのは、これまでバンド形式で身につけるスタイルだったMagicBandが、丸い小さなデバイスに変わっていること。おそらくデバイス部分を最小にし、オプションの装備でバンドとして身につけたり、キーホルダー的に持ち運ぶなどさまざまなスタイルに変えられるように変化したと考えて良さそうです。
今回2016年8月15日にアップデートされたこの第2世代MagicBandは、型番を見る限りプロトタイプとして作られたもののようです。外見写真が2017年2月11日に開示されることから、その前のタイミングで製品版(「Q3E-MB-R2G2」?)がロールアウトするのでは? とMagicBand Collectorsは読んでいます。
MagicBand、およびシステムを総称するMyMagic+は現時点ではウォルト・ディズニー・ワールドのみの展開で、一部ディズニーランド・リゾートでのテストが確認できているものの、他のパークでは展開がされていません。
ウォルト・ディズニー・ワールドでのロールアウトに大変苦労していたこと、そして新規オープンした上海ディズニーランドでも採用されていなかったこと。これを強く押し進めていた当時のパークス&リゾーツチェアマンのトム・スタッグスが事実上の更迭となったことで、このMagicBandシステムの評価がどうなっているのか気になっています。

ひとまず次世代が「バンド」で無くなったことは利用者にとっても便利なのですが、アナハイムのディズニーランド・リゾートではどうやら紙のファストパスとオンライン予約を「スマートフォン」を活用して安価に実現しようとしていることからも、MagicBand/MyMagic+はウォルト・ディズニー・ワールドのような完全リゾート型テーマパークでしかコスト的にペイしないような気がします。魔法的な面白いことができるんですけどね。


2016年11月19日からウォルト・ディズニー・ワールドで開催される「D23 Destination D」において、なんとこの新バージョンのMagicBandが展示されているとのこと。セッションでも触れられるかな?
BREAKING NEWS! Magic Band 2 to be introduced at D23 Destination D event! Including brand new lanyard clips! #MagicBand2 #D23 #DestinationD pic.twitter.com/Zqp50xJDRe
— TheDisneyBum (@_thedisneybum) November 18, 2016
公式アカウントも言及。正式名称は「MagicBand2」のようですね。
What's this? What's this? MagicBand 2 debuts today exclusively at #DestinationD ! More details coming soon! pic.twitter.com/DmAFSD7VnZ
— Disney D23 (@DisneyD23) November 18, 2016