MyMagic+が次のステージへ、あなたの名前とメッセージが表示される「StoryMaker」イッツ・ア・スモールワールドでスタート

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ウォルト・ディズニー・ワールドで運用が行われている「MyMagic+」に新たな機能がとうとう利用され始めたようです。

Orlando Attractions Magazineを。ウォルト・ディズニー・ワールドで運用が行われている「MyMagic+」に新たな動きがあったようです。

ウォルト・ディズニー・ワールドで利用されている「MyMagic+」は、Webからの事前予約が可能な「FastPass+」、RFIDを利用し非接触でホテルのキー、入園チケット、ファストパスを使える「MagicBand」、リゾート内の写真をオンラインで購入可能な「MemoryMaker」などが組み合わさったシステムです。ここにあらたに、「StoryMaker」が登場します。

このStoryMakerとは、MyMagic+に格納しているゲストの情報を基に、パーソナライズしたメッセージやアクションを起こすといったもの。各ゲストが腕に巻くMagicBandには各個人ごとのIDを持っており、この情報を予約状況を保持するサーバーに突合すると、いまその場所にいるゲストが誰で、どの国から、誕生日やハネムーンなどどのような理由でこのリゾートに来ているかが分かります。この時、入園時のようにMagicBandをセンサーに接触させるのではなく、数メートル離れた場所からでも遠隔センシングが可能です。

これらの技術を組み合わせることで、こんなことができるようになります。

これは、イッツ・ア・スモールワールドの最後のシーン。このシーンに入るところでボートに乗ったゲストのMagicBandを一括遠隔センシングを行い、サーバーの情報と組み合わせ、そのボートに乗ったゲストの国の言葉で、「Goodbye」を表示する、というものです。2016年3月9日より稼働開始した新演出です。

MyMagic+は2013年に発表され、徐々にロールアウトが行われていました。実は今回のStoryMaker的な使い方は発表当初から予告されていたもので、その後“プライバシー”関連の懸念からか、ロールアウトが遅れていたものでした。

わー、これスゴイわ。 LINK:Disney's MyMagic+ Initiative: Where's the Magic? - Di...

これを応用すると、キューラインにあるモニターに対してその人の名前を使ったアクションが行われるだけでなく、キャラクターグリーティングにおいて、ミッキーがあなたに出会う前にあなたの名前を知っていたり、誕生日を祝ってくれるなどの“魔法”が実現することになります。2014年初頭に公開されたMyMagic+紹介動画においては、アトラクションでファストパス+を使うと、キャストが(何も聞いていないのに)「ハッピーバースデー!」という動画が公開されていましたが、なんらかの理由でその音声だけがカットされたということもありました。

とうとう正式発表がありました。 LINK:Taking the Disney Guest Experience to the Next...

似たようなことは、ユニバーサル・スタジオの「E.T.」でもありましたね。こちらはライドに乗る前に名前を手作業で登録した上での演出だったのですが、これがアトラクションだけでなくリゾート全体で行われる可能性が出てきました。

StoryMakerのロールアウトで、MyMagic+は滞在型リゾートではかなり大きいインパクトの仕組みになりつつあります。都市型リゾート(ディズニーランド・リゾートや東京ディズニーリゾート)では導入はかなり難しいとは思いますので、次にフロリダに行ったときにはどんなものなのかじっくり体験してみたいと思います。