D23 Expo Japan 2015プレゼンテーションで体験できることを予想する

本家D23 Expo 2015で体験できたものから、日本でも見られる可能性が高いプレゼンテーションを予想します。

D23 Expo Japan 2015告知映像
LINK:D23 Expo Japan 2015|イベント・ライブ|ディズニー|Disney.jp|
D23 Expo Japan 2015|イベント・ライブ|ディズニー|Disney.jp|

気が付けばあと1カ月で、日本における一大イベント「D23 Expo Japan 2015」が開催されます。すでに本国では本家イベントD23 Expo 2015で一通りの発表が行われており、その内容にそう形で発表が行われるとなると、だいたい内容が見えてくると思います。

そこで、今回はD23 Expo Japan 2015でなにが発表されるのかを予想したいと思います。予想というか、D23 Expo 2015のおさらいに近いですが。

オープニングセレモニー(2015年11月6日:10時~)

これは読めないながら、おそらくオープニングセレモニーの最初には、ディズニーの全てを詰め込んだ、5分程度のオープニングムービーが流れるはず。D23 Expo 2015のオープニングを飾ったこのムービー、本当に強烈なので楽しみにしていてください。特にアベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンのクライマックスでソーが叫ぶ「それが全力か!」のセリフの後の怒濤の映像ラッシュ、そしてこのオープニングムービーの締め方……D23 Expo Japan 2015は最高のスタートを切ることになると思ってます。

今回、誰が登壇するかまでは明らかになっていませんが、初日にUSディズニー関連のプレゼンテーションが集中しているので、ボブ・アイガーCEOは登壇するのではないかと考えています(日本でも人気のトム・スタッグスCOOも期待したいけれど)。このオープニングセレモニー、内容の割にきっちり1時間取っていることから、ここで日本発(世界初?)の上映が行われる可能性もあります。このタイミングで期待したいのは

  • Sanjay’s Super Team(ボクのスーパーチーム)
    アメリカでは11月に「The Good Dinosaur」に併映される短編作品。時期的にはちょうどいい?

  • Riley’s First Date?(ライリーの初デート?)
    こちらもピクサー、インサイド・ヘッドのBlu-rayに収録の短編作品。はてなマークまでがタイトルです。

あたりでしょうか。もちろん、その後に開催の映画プレゼンでの上映がぴったりですが、後述しますが時間的に入りきらないのではと…。

そしてこのオープニングセレモニーは何もパークや映画だけじゃない、オール・ディズニーについて取り上げられるはず。もしかしたら年内に放送予定の「Descendants」からのクリップや、「Lion Guard」の特別映像上映も期待できますし、ごっそり抜けているディズニー・インタラクティブから「Disney Infinity 3.0」や「スター・ウォーズ バトルフロント」、「キングダムハーツ3」などの情報も出るかもしれません。意外と大穴なセッションになるのではと期待。

(余談ですが、D23 Expo 2015で上映されていた「Lion Guard」特別映像クリップが日本からは見られなくなりました。公開時には制限なかったのに。ということで、おそらく今回ライオンキング特別上映で見られる「ライオン・ガード/ゆうしゃのでんせつ」の映像はまさにこのクリップだったのでしょう……)

ディズニーパークの魔法(2015年11月6日:13時30分~)

こちらはおそらく、パーク部門トップのボブ・チャペック氏をはじめ、多くのイマジニアが登場するのではないかと考えています。ここで発表される内容はおそらく海外パークがメイン。内容は……

  • スター・ウォーズをテーマにしたエリア
    まずは何をおいてもこれ。ディズニーランド、ウォルト・ディズニー・ワールドに作られる新たなエリアのプレゼンテーションと、その前に開催されるイベント「Season of the Force」についてが解説されるはずです。
Parks & Resorts代表のボブ・チャペック氏

Parks & Resorts代表のボブ・チャペック氏

  • トイ・ストーリー・ランド(ディズニー・ハリウッドスタジオ)
    そして、こちらも新たに作られるエリアの紹介が行われるはず。スリンキーのローラーコースターのバーチャルライド映像が見られるのではないかと思います。
トイ・ストーリー・ランド全景。おそらく左の建物が現在のトイ・ストーリー・マニアで、エントランスの場所が変更されると予想される

トイ・ストーリー・ランド全景。おそらく左の建物が現在のトイ・ストーリー・マニアで、エントランスの場所が変更されると予想される

  • Frozen Ever After(エプコット)
    Epcot、ワールドショーケースに現在建設中の「アナと雪の女王」をテーマにしたアトラクションについても紹介されるはずです。こちらはイメージイラストと実際のオーディオアニマトロニクス(スヴェン)の紹介があるはず。
製作中のオーディオアニマトロニクス。スヴェンが登場

製作中のオーディオアニマトロニクス。スヴェンが登場

  • パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター(ディズニー・アニマルキングダム)
    アニマルキングダムで建設中の、映画「アバター」をテーマにしたエリアの紹介が行われるはずです。こちらはそのバックグラウンドストーリー、および中心になっているイマジニア、ジョー・ロードによる熱いプレゼンテーション映像(本人は来ないと思いますが)が予想できます。実際に現地のプロモーションで使われるであろう、同エリアに設定された観光施設「Alpha Centauri Expedition」によるパンドラの紹介映像も期待できます。
パンドラのイメージ

パンドラのイメージ

  • アイアンマン・エクスペリエンス(香港ディズニーランド)
    香港ディズニーランドに登場する、ディズニーパークス初のマーベルアトラクションについて、実際のライドで見られる最初の数分の映像が見られるはず。また、アトラクションに関連して作られているプロップのイメージアートなどの解説も。
新たに登場する、ディズニーパーク初のマーベルアトラクション「Ironman Experience」

新たに登場する、ディズニーパーク初のマーベルアトラクション「Ironman Experience」

  • 上海ディズニーランド
    そしてメインはやはり上海ディズニーランド。この紹介にほとんどの時間を使うのではないかと思います。トロンのローラーコースターや新技術を使った全く異なるカリブの海賊など、動画を使ったプレゼンテーションが行われるものと思われます。
アトラクション「Pirates of the Caribbean: Battle of Sunken Treasure」のCGイメージ。正面はリアルな映像。さらに帆には海賊たちの影が!

アトラクション「Pirates of the Caribbean: Battle of Sunken Treasure」のCGイメージ。正面はリアルな映像。さらに帆には海賊たちの影が!

これらはすべて、すでにD23 Expo 2015で発表されていたもの。これをなぞる形で行われると予想します。

[D23 Expo Recap]アバター、そしてアイアンマンがパークにやってくる――パーク&リゾート講演レポートその1
[D23 Expo Recap]ベールに包まれた上海ディズニリゾートが徐々に明らかに――パーク&リゾート講演レポートその2

ではサプライズは?というと……内容と時間を考えるとまずないと思います。が、一つだけ日本向けにアナウンスできそうなものがあります。それは「スター・ツアーズ:アドベンチャーズ・コンティニュー」のアップデート。アメリカでは11月16日より新たにエピソード7「フォースの覚醒」の要素を組み込む形でアップデートが予定されており、これがそのまま東京でも行われる……という予測が立てられます。しかもそれは12月18日の映画公開に合わせる意味があるので、このタイミングでアップデートの発表がされておらず、かつアップデートは実施するという方向であれば、これ以上いいタイミングはないはずです(個人的な確度は70%くらい)。

update注:上記については10月29日に正式発表がありました。外した。→TDL「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」がスペシャルバージョンに 2016年2月スタート

そして確度5%位の話。最近になって突然「移転で空いた場所はテーマパーク拡張用地に充てる方向で検討する」的な報道があり、それがもしかしたら本来とは異なる意味で流れた情報という曲解をすると、もしかしたらもしかするかもしれませんねトゥモローランド近辺が、というか裏手が。ないと思うけれど。

update注:こちらについてはオリエンタルランド社四半期決算発表にて気になる文言が出てきました→オリエンタルランド社2016年3月期第2四半期決算、連結営業利益は前年同期比マイナス18億で3.4%減 大規模開発に一部「見直し」

ウォルト・ディズニー・スタジオ新作映画ラインナップ(2015年11月6日:19時~)

ある意味今回の目玉。ディズニー長編アニメ、ディズニー実写、ピクサー、マーベル、ルーカスフィルムが持つコンテンツが今後どう展開するかを紹介するプレゼンテーションです。

D23 Expo 2015では該当するプレゼンテーションが2つあり、それぞれが2時間を超える大変濃い内容でした。ところが日本のExpoにおいてはその2つ(4時間強)の内容がわずか1時間30分にまとめられているため、ゲストの登場やパフォーマンスはあまり期待できません。

とはいえ、このセッションにおいては日本初公開の映像が多数登場すると思われます。予想できる内容についてまとめてみましょう。括弧内は日本での公開時期です。

  • Riley’s First Date?
    上記オープニングセレモニーのところでも触れましたが、この短編がフルで上映される可能性が高いです。が、問題はこのセッションの時間……。なので、オープニングに回される可能性も高いと思います。

  • アーロと少年(2016年3月12日公開)
    この作品からは、いくつかのクリップが公開される可能性が高いです。D23 Expo 2015においてはティラノサウルスたちとの行動や、アーロと少年の共通した過去、そしてアーロが旅に出なくてはならなくなった理由のシーンが紹介されました。

  • Finding Dory(2016年夏)
    ファインディング・ニモの続編となる本作も、すでに作成済みのシーンからいくつかのクリップが上映されるでしょう。ストーリーは前作の6カ月後から始まり、おそらく冒頭に近い部分で、ドリーが突然フラッシュバックをおこし自分の両親を唐突に思い出すシーンや、ドリーが両親のところに行く途中で海洋水産研究施設にとらわれ、仲間とともに脱出を企てるシーンなどが上映されると思われます。

  • COCO(2017年秋)
    メキシコの「死者の日」を題材にしたと言われるこの作品は、いまだ全貌が明らかになっていません。D23 Expo 2015ではそんな中、イメージとも言える短いクリップが上映されました。その映像を見てもやっぱり方向性は見えませんが、とても貴重な内容になると思います。

  • Toy Story 4(2017年夏)
    期待のトイ・ストーリー4についてはおそらくイメージアートもなく、単なる紹介のみで終わる可能性が高いです。いまのところ伝えられているのは、ボーとウッディの「ラブ・ストーリーになる」という程度。そこからプラスアルファで情報が出てきたとしたら大変貴重な機会になるでしょう。

  • ズートピア(2016年4月23日公開)
    こちらも期待される作品。この作品については、動物たちが擬人化された動きがどのように作られているのかというテストリールや、主人公のキツネ、ニック・ワイルドとウサギの警官、ジュディ・ホップスの出会いのシーン、そして爆笑のとあるシーンが公開されると思われます。また、主題歌を歌うシャキーラのビデオメッセージとほんのちょっとした演奏が放映されるかもしれません。

  • MOANA(2016年11月23日)
    Moanaからも作成中のシーンがいくつか出てくるはずです。動く映像としてはモアナとともに冒険する、神に育てられた子、Mauiの登場シーン。さらにもう1人のキャラクターとも言える「海」の造形など、こちらも見逃せません。

  • Gigantic(公開時期未定)
    アナと雪の女王やくまのプーさんで活躍したソングライター、ロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン・ロペスの2人が参加する期待の作品。こちらからはロペス夫妻が作り出した音楽とともに、デモリールが上映される可能性が高いです。D23 Expo 2015ではペンシルラフとともにロペス夫妻が生演奏したという大変貴重な体験ができましたが、おそらくそのときの映像が使われるのではないかと予想します。

  • Captain America:Civil War(2016年5月(4月?))
    マーベル・シネマティック・ユニバース期待の新作。フェーズ3の最初を飾るこの作品の予告映像がD23 Expo Japan 2015全体の目玉になるでしょう(11月までにネット公開されなければ)。D23 Expo 2015のプレゼンテーションでたった1回だけ上映されたこの予告はいまだにオンラインで公開しておらず、タイミング的には11月初頭まで何もない(Age of UltronのBlu-rayにつかなければ)ので、この機会は本当に貴重です。それまでにできれば、マーベル・シネマティック・ユニバース最新作を見ておくとより深く予告の理解ができるでしょう(ウィンター・ソルジャーも当然ながら見ておく必要あり)。思えば前回のD23 Expo Japan 2013でウィンターソルジャーの予告が流れて、最後にバッキーが出てきたシーンでも会場が全く反応なかったことを思い返すと、この2年でマーベルも浸透したなあと……。

  • The Jungle Book(2016年8月)
    ジャングル・ブックの実写化。こちらについてはすでに予告が公開されています。そのため、その予告を上映するくらいかなあと思っています。

  • Alice through the looking glass(2016年7月)
    ここからは予告などではなく、ビデオメッセージが中心になると思われます。こちらはジョニー・デップなどが登場する作品で、D23 Expo 2015ではミア・ワシコウスカの登壇と短い映像が公開されていました。

  • Pete’s Dragon(2016年12月)
    こちらはロバート・レッドフォードも登場する実写化作品。これは予告に近いものが公開されると思われます。

  • Beauty and the Beast(2017年4月)
    日本でも期待の高まる作品。ベル役エマ・ワトソンのビデオメッセージと、ガストン役のルーク・エヴァンスとルフウ役のジョシュ・ギャッドによるメッセージが上映されましたので、こちらも本国での内容に沿う形になるのではと思われます。

  • Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales(2017年8月)
    パイレーツ・オブ・カリビアン最新作もまだ予告ができていないので、ちょっとした紹介で終わるかもしれません。ちなみに本国でのプレゼンテーションにはジャック・スパロウとしてジョニー・デップが映画のそのままのいでたちで登場し、会場を驚かせました。

  • A Star Wars Story
    このプレゼンテーション最大の目玉はやはりこれ。スター・ウォーズの新三部作、およびスピンオフ3作の情報が出てくるものと思われます。タイミングとしては新予告が発表されてもおかしくないので、もしかしたら全世界に先駆けこの会場でエピソード7の新予告が発表されるかもしれません(期待はしないけど)。

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問題はやはり、わずか90分しかないということ。本国プレゼンテーションでは多数のゲストが登場しましたが、そこをばっさりカットしたとしても相当詰め込まないと発表が終わらないはず。そのため、新情報ではないもの(主に予告編)はオープニングセレモニー側に詰め込まれるかもなあ、と思っています。


おそらく、D23 Expo Japan 2015での新情報はそこまで多くないと思います。とはいえ、本家D23 Expo 2015にて発表された映像や予告編はいまだに一般公開していないものも多く、本家以外では今回のイベントでしか見られない、日本初公開映像が大量に出てくるのもたしか。

そして前回の2013年では、世界に先駆け「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」や、結果としていまだ日本で見る方法のない「モンスターズ・パーティー」(Party Central)などの上映がありましたので、そのあたりも期待したいところ。大穴はグッズの存在が明らかなのに結局D23 Expo 2015で一切情報が出てこなかった「Big Hero 6 Stealth」かなあ。結局これなんだったんだろう…。

本当に楽しみになってきました。特に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の予告は絶対に見逃せません。そしてその公開時期の確定情報もきっとこのイベントで明らかになるはず。