[D23 Expo Recap]マーベル、スター・ウォーズ、そしてアニメの実写化が次々と――ディズニー実写映画最新作の情報が多数発表

シェアする

D23 Expo 2015のレポートを順次アップしていきます。まずは8月15日に開催された、実写映画のプレゼン「Worlds, Galaxies, and Universes: Live action at the Walt Disney Studios」から。

実写映画のラインアップと詳細が語られる

この講演タイトルを見てもお分かりのように、ディズニーはさまざまなコンテンツを持ち、多方向に展開しつつあります。Worlds=ディズニーの世界、Galaxies=ルーカスフィルムのスター・ウォーズの世界、そしてUniversesはマーベル・シネマティック・ユニバースの世界。これから2018年ごろにかけて公開される作品を中心に、これまで公開されていないさまざまな新情報が、D23 Expo 2015で初披露されました。

このプレゼンテーションを進行したホストは、ディズニースタジオのトップ、アラン・ホーン。アラン・ホーンはウォルト・ディズニー・スタジオの作品作りについて、先ごろ公開され新たな息吹を感じさせる象徴的な作品「シンデレラ」から、「Have Courage, and Be Kind」というせりふを引用。公開作品の意気込みの一端を見せました。

この講演では録音、撮影等一切禁止でしたので、公式写真が掲載されている下記の記事もあわせてどうぞ。

LINK:Where the Live Action Is! – D23
Where the Live Action Is! – D23

最新予告をD23 Expo 2015だけで公開「Captain America: Civil War」

まず最初は、マーベル作品から「キャプテン・アメリカ」シリーズ第3弾となるこの作品が紹介されました。日本ではこれから公開の「アントマン」を持って、マーベル・シネマティック・ユニバース第2期は終了。そして第3期の幕開けがこのシビル・ウォーです。この予告が公開され、会場はいきなり大変な熱気に包まれました。

予告の内容は驚きの一言。第3期にはアイアンマンは含まれないものの、この作品に登場することは既発表でした。それだけでなく、さまざまな「アベンジャーズ」登場キャラクター、さらには驚きのキャラクターまでも再登場/新登場するという内容。情報量が多すぎることと、初見時の驚きを奪いたくないので細かなところは避けます。ここでマーベル作品プロデューサーのケヴィン・フェイギが1つトリビアを披露。なんとこのシビル・ウォー最初の予告のどこかに「D23」の文字が隠れています。

このプレゼンテーションには、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンス、そしてファルコン役のアンソニー・マッキーが登場。この2人がまた仲良くいちゃいちゃするのが(笑)。アメリカでは2016年5月6日、日本ではそれに先立ち4月29日に公開が予定されています。

さらに、マーベル・シネマティック・ユニバース第3期の目玉の新情報も発表されました。それは「Doctor Strange」。11月にクランクインするこの作品からは、主役のドクター・ストレンジ役、ベネディクト・カンバーバッチのビデオメッセージが流されるとともに、コンセプトアートをつなげた短い映像が公開されました。映像はロンドン、チベットのシーンをつなげるもので、自動車を宙に浮かせるシーン、そして修行を行うというようなイメージのシーンが放映されました。アメリカでは2016年11月4日、日本でも12月10日 に公開が予定されています。

実話を基にした「Finest Hours」

1952年に実際に起きた海難事故の話を映画化した「Finest Hours」では、主演のクリス・パインが登場。この映画の予告、および短いクリップが公開されました。アメリカでは2015年10月9日、日本でも2015年10月31日の公開が決定しています。

原作、そしてアニメ作品への深いオマージュを見せた実写版「The Jungle Book」

次はアニメの実写化作品「The Jungle Book」。この映画の監督は「アイアンマン」で重厚なマーベル作品を作りつつ、「シェフ」で繊細な表現を行った、愛すべき監督、ジョン・ファブロー。シェフでは主演もしてますし、マーベル映画においてもアイアンマンにて運転手役、ハッピー・ホーガン役として登場したあの方です。

この作品においては、原作のストーリーと、アニメ版のストーリーをブレンドしたものを作る、とコメントしました。さらにはアニメ版の音楽――シャーマン兄弟の作品――ももちろん使うとのこと。

会場には本作主演モーグリ役のNeel Sethi、そしてバギーラ役のBen Kingsley、Raksha役のLupita Nyong’oが登場。まだデモ段階という最新の予告を公開しました。この予告がとても愛のあふれるもので、アニメ版の象徴的なシーンはきっちりおさえつつ、実写らしいシーン作りをしていて本当に驚きました。これはいい作品になる!

ちなみにこの作品、ほかにもビル・マーレイや、「シェフ」に続きスカーレット・ヨハンソンも登場予定。多くのキャストに愛されるジョン・ファブロー監督らしい作品になりそうです。D23 Expoのこのセッションに参加した方に限り、特別なポスターが配布されました。

ポスターもらった!ジョン・ファブローのジャングルブック、予告見た限りファンは安心していい。超分かってる絵作りだった。
ポスターもらった!ジョン・ファブローのジャングルブック、予告見た限りファンは安心していい。超分かってる絵作りだった。 Photo by mtakeshidpostjp

アメリカでは2016年4月15日、日本でも8月11日に公開が決定しています。楽しみ。

ディズニー・レジェンドのジョニー・デップも出演「Alice through the looking glass」

そして実写化プロジェクトの続編も詳細が発表されました。アリス・イン・ワンダーランドに引き続き多くのキャストが続投、さらにストーリーの中心となるTime役としてサシャ・バロン・コーエンが登場します。

会場ではアリス役、ミア・ワシコウスカが登場。短い予告映像が放映されました。アメリカでは2016年5月27日に、日本では7月1日に公開が予定されています。

ロバート・レッドフォードも参加、「Pete’s Dragon」

ピートとドラゴンも実写化されます。ドラゴンが住む森を調査する女性Grace役をブライス・ダラス・ハワードが、その父親としてロバート・レッドフォードが参加します。

会場では予告映像も流されましたが、アニメ+実写の基の作品とはかなり異なる印象を与える、シリアスな内容でした。アメリカでは2016年8月12日、日本では12月24日に公開される予定です。

ウガンダから、チェスの世界大会へ「Queen of Katwe」

Katweとはウガンダの地名。ここで育った少女がチェスを学び、チェスの世界大会へと進むというストーリー。この作品の主演は、ジャングル・ブックでも出演する上にこのセッションでもたびたび登場するLupita Nyong’o。

アメリカでの公開は2016年の予定ですが、日本での公開は未発表です。

ルフウ&ガストンが歌声を披露!「Beauty and the Beast」

そして待望の「美女と野獣」。エマ・ワトソンがベルを演じるこの作品はクランクアップ直前というタイミングにもかかわらず、エマ・ワトソンからD23 Expo参加者に向けたビデオメッセージがおくられました。

LINK:Josh GadさんはInstagramを利用しています:「That’s a wrap! Will miss the cast of #beautyandthebeast especially my brilliant Gaston #LukeEvans」
Josh GadさんはInstagramを利用しています:「That's a wrap! Will miss the cast of #beautyandthebeast especially my brilliant Gaston #LukeEvans」

さらに、ガストン役のルーク・エヴァンスとルフウ役のジョシュ・ギャッドが仲良くガストンの歌を歌う特別メッセージも放映されました。(その後、8月21日にクランクアップしたというTwitter投稿が行われています)

まだ正式な発表がないのですが、噂されているキャストが続々とリークされています。

実写版美女と野獣においては、アラン・メンケン&ティム・ライスによる新曲も含まれるとのこと。アメリカでは2017年3月17日、日本では4月22日に公開が予定されています。

ジャック・スパロウ本人が登場!「Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales」

遅れに遅れていた、パイレーツ・オブ・カリビアン最新作の情報が出てきました。第5作目となる本作では、主要キャストも再登場するだけでなく、バルボッサ役としてジェフリー・ラッシュが、そしてウィル・ターナー役としてオーランド・ブルームが出演することが発表され、会場は大盛り上がりとなりました。

それだけでなく、前日にディズニー・レジェンドとなったジョニー・デップが登場、しかも上から下まで完全な「ジャック・スパロウ」としてやってきました。よく分からない豆を会場に投げつけてはフラフラと歩き、最後は司会から退場させられるという凝りよう。

アメリカでは2017年7月7日、日本でも8月11日に公開予定です。

「Star Wars The Force awakens」/A Star Wars Story

そして最後は「スター・ウォーズ」。12月にエピソード7「フォースの覚醒」が公開されるだけでなく、既に下記の映画が公開されることが発表されています。

  • エピソード7「フォースの覚醒」 :アメリカ2015年12月18日/日本2015年12月18日
  • 外伝1「Rogue One」 :アメリカ2016年12月6日/日本2017年1月28日
  • エピソード8 副題未定 :アメリカ2017年5月26日/日本2017年7月1日
  • 外伝2 副題未定 :アメリカ2018年
  • エピソード9 副題未定 :アメリカ2019年

これらの外伝を含めたシリーズは「A Star Wars Story」と表現され、いまのところ2019年まで続くことが確定しています。D23 Expo 2015ではエピソード9の監督として、現在「ジュラシック・ワールド」が大ヒット中のコリン・トレボロウ監督がメガホンを取ることが発表されました。また、外伝に相当するストーリーにおいて、ハン・ソロを主人公とする作品(上記の外伝2)を、クリス・ミラー&フィル・ロードの両監督が制作することも明らかになりました。

会場では「Rogue One」のアートが公開されただけでなく、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、役名未発表のLupita Nyong’o(三度目)、そしてハン・ソロ役のハリソン・フォードが登場するという豪華さ。こちらも会場限定のポスターが配布されました。

upload
upload Photo by mtakeshidpostjp

LINK:アメリカのアナハイムにて「D23EXPO 2015」開催され、ジョージ・ルーカス&J.J.エイブラムスが連日登場!|スター・ウォーズ/フォースの覚醒|スター・ウォーズ|STAR WARS|
アメリカのアナハイムにて「D23EXPO 2015」開催され、ジョージ・ルーカス&J.J.エイブラムスが連日登場!|スター・ウォーズ/フォースの覚醒|スター・ウォーズ|STAR WARS|

「スター・ウォーズ」をテーマにしたエリアがディズニーテーマパークに登場!

そしてなぜかここでディズニー社CEO、ボブ・アイガーが登場。なんと長編映画のセッション内にて、とうとう「スター・ウォーズ」エリアの正式発表が行われました。ここで放映されたのは2分程度の映像のみ。詳細はパーク&リゾート部門のセッションへと引き継がれました。

ディズニーランドだけでなく、ウォルト・ディズニー・ワールド、ディズニー・ハリウッドスタジオに14エーカーの拡張を行い、2つのメインアトラクションを設置するという発表。

こちらについては、engadgetに初寄稿した記事がありますので、そちらにて詳しくお伝えしています。

LINK:Star Wars-Themed Lands Coming to Walt Disney World and Disneyland Resorts « Disney Parks Blog
Star Wars-Themed Lands Coming to Walt Disney World and Disneyland Resorts « Disney Parks Blog
D23 Expo 2015において、2015年8月15日午後に開催された「Walt Disney Parks & Resorts」講...