問題は邦題なんかじゃありません。最近の邦題はわりと的確。
ディズニー/ピクサー次回作『アーロと少年』、2016年3月12日(土)公開決定!“もしも、隕石が地球に衝突せず、恐竜が絶滅をまぬがれていたら?”かつてない壮大なスケールで描かれる驚きの世界!http://t.co/zTeS6oCPCz pic.twitter.com/LD6b1Gtt85
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) July 17, 2015
まもなくピクサーの「インサイド・ヘッド」が公開されますが、早くも次の作品のプロモーションがスタートしました。次回作は「アーロと少年」、原題「The Good Dinosaur」です。この作品は2016年3月12日(土)の春休み公開です。
問題はその時期。日本におけるディズニー映画の常として、本国公開から遅れること約4カ月弱というスケジュールが設定されました。そもそもピクサーは2014年に公開作品がゼロとなり、久しぶりにインサイド・ヘッドが公開となったため、2015年は本作もあわせて公開されることになっています。アメリカにおける本作の公開は11月25日のサンクスギビング週で、この時期に公開されたディズニー映画は日本では3~4カ月後の春休み公開となる場合が多いです(塔の上のラプンツェル、アナと雪の女王など)。
このパターンですと、アメリカにおけるBlu-rayのリリースやデジタルダウンロードの方が速いということになりますので、日本のファンはネタばれを回避しつつ、歯ぎしりしながら待たなければなりません(一番最悪だったのはアナと雪の女王で、日本では試写会をアメリカ公開当日に行うという、うれしかったけれど全く理由が分からないプロモーションが行われました。その時点で公開できるなら公開しようよ……)。このレベルの作品だと、アメリカでの公開後多数のCMを打ってきますので、とにかくネタばれ回避が大変なんですよね…。うーん。
