実は2015年はピクサーによる公開作品が2本あります(ただし日本ではしばらくおあずけ)。
This Thanksgiving, find out what life would be like if dinosaurs never went extinct in The Good Dinosaur. #GoodDino pic.twitter.com/mO3UBoFysN
— Pixar (@Pixar) June 2, 2015
まもなく「Inside Out」の公開を控えたピクサーですが、実は2015年は11月25日にもう1つ公開作品があります。それがこの「The Good Dinosaur」(日本公開は2016年3月12日予定)。その最初の予告が公開されました。
But what if…#GoodDinohttps://t.co/T7dgjWK2x4
— Pixar (@Pixar) June 2, 2015
とはいえ、このティーザー予告はすでに「D23 Expo 2013」および「D23 Expo Japan(2013)」でも大半が上映されていました。The Good Dinosaurはピクサーにおいてはこれまでになく難産だった作品で、当初の公開予定は2014年8月。当初監督として名前の挙がっていたボブ・ピーターソン(ファインディング・ニモ脚本、カールじいさんの空飛ぶ家共同監督)も降板し、新たな体制で再スタートしたものの、2014年8月にはさらに脚本修正のため追加収録が行われるという報もありました。この作品の延期により2014年は1作品も公開できず、レイオフやスタジオ閉鎖を引き起こしています。



そしてもう1つ、上記でさらりと触れましたが、この作品も日本の配給状況が大変ファンには厳しく、なんと3カ月強も遅れての公開となります。過去の経緯からしますと、アメリカにおけるデジタルダウンロードのほうが日本公開よりも先に行われる流れ。だからといって国内の上映を見なければさらに状況は悪化してしまうので確実に劇場には向かいますが、このサンクスギビング公開作品(過去で言うと「シュガー・ラッシュ」「アナと雪の女王」など)の処遇が本当にひどいなあ、と思います。こういう作品、試写会だけアメリカと同時とか本当にやめてほしい。楽しみなだけに。