ウォルトも在籍? 偉人たちの秘密結社「Plus Ultra」を糾弾する「Stop Plus Ultra」が始動(update)

2015年9月23日追記:この記事はディズニーが公開した、ブラッド・バード監督による映画「Tomorrowland」のプロモーションとしてのPlus Ultraの動きを解説した記事です。テレビ「やりすぎコージー」および関暁夫氏がたびたび取り上げる、映画のプロモーションと明確に言及しないほうのプルス・ウルトラとは異なるものだと思います。このような無粋な注意書きを頭に書くことは残念ですが…。


さっきから震えが止まりませんね……。

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謎のサイトが登場しています。このサイトは「STOP PLUS ULTRA」と称し、過去の偉人たちが作ったと言われる秘密結社「Plus Ultra」(プルス・ウルトラ。ラテン語で「もっと先へ」)の存在を明らかにするとともに、彼らが成し遂げたことを糾弾し、未来をわれらに取り戻せとしています。

聞き覚えのないこの「Plus Ultra」ですが、このサイトによるとメンバーは下記の通り。

創設者

・ニコラ・テスラ(発明家。創設者の一人。Plus Ultraの「父」)
・トーマス・エジソン(発明家。Plus Ultra創設メンバー)
・アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル(エンジニア、設計士でPlus Ultra創設メンバー)
・ジュール・ガブリエル・ヴェルヌ(小説家、未来学者)
・ハーバート・ジョージ・ウェルズ(小説家、未来学者)

初期メンバー

・アメリア・イアハート(女性として初めて大西洋単独横断飛行に成功した飛行士。Plus Ultraの1930年代における重要メンバー)
・レオ・シラード(原子爆弾開発に関わった物理学者。Plus Ultraにおいては原子力をエネルギー源として研究したといわれる)
・アルバート・アインシュタイン(発明家。Plus Ultra内では平和主義者として)
・Werner Rotwang(第2次世界大戦前にPlus Ultraを脱退し第三帝国へ?)
・サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(マーク・トウェイン。作家)
・オーソン・ウェルズ(1939 Chicago World’s FairのナレーターとしてPlus Ultraに参加)

後期メンバー

・レイ・ブラッドベリ(作家。“ウォルト時代”の最後のメンバー)
・ウォルト・ディズニー(テーマパーク界の大物で楽観的未来学者。1964年に開催されたニューヨーク世界博にて、Plus Ultraの秘密通路と噂されているイッツ・ア・スモールワールドなど、多くのPlus Ultra関連施設を秘密裏に制作)

近代のメンバー

・“Wallace”(Disney Cartographerと呼ばれ、2013年に開催されたPlus Ultraのリクルーティングイベント“The Optimist”に関係する)

関係が噂されるメンバー

・Carlos Moreau(アメリア・モローの祖父。1964年ニューヨーク世界博にてPlus Ultraの秘密の展示に関わる)
・メアリー・ブレア(Plus Ultraのデザイナーとしてイッツ・ア・スモールワールドを含む装飾を手掛ける。イッツ・ア・スモールワールドの秘密の出口があることを言及している)
・ボブ・ガー(イマジニア。ニューヨーク世界博でPlus Ultraに関連する設計を行ったとしている)
・ジョン・ヘンチ(イマジニア。ウォルト・ディズニー社にて未来研究の監督を行ったとしている)
・リチャード&ロバート・シャーマン(音楽家。Plus Ultraの関連施設向けに曲を作成した)

・ブラッド・バード(Pro-Plus-Ultraのプロバガンダ映画を監督)
・デイモン・リンデロフ(Pro-Plus-Ultraのプロバガンダ映画をプロデュース)
・ジェフ・ジェンセン(Pro-Plus-Ultraのプロバガンダ映画の脚本家)

上記に書かれた、イッツ・ア・スモールワールドの噂については、Stop Plus Ultraにより、このようなインタビューがとられています。これによると、イッツ・ア・スモールワールドに乗った子どもが、途中で光が差し込んだと思ったらボートが下に落ち、消えていったということが語られています。

[EVIDENCE] INTERVIEW SUBJECT 03

そしてそのPlus Ultraにはこんな紋章があります。ここに描かれている文字は彼らのモットー“Cras es Noster” 。このラテン語は英語で言うと“Tomorrow is Ours.”。彼らはそれぞれの能力を元に、彼らだけの理想郷へ「逃げ」、私たちを「見捨てる」としています。

Cras Es Noster

Cras Es Noster

では、彼らPlus Ultraはどこに向かうのでしょう。それはこのサイトによると「Tomorrowland」。そこは私たちの世界を超えた秘密の場所にあり、Plus Ultraにとって全てが実現可能な場所だとのことです。

で、いったいこれは?

もうお分かりですね。これは映画「トゥモローランド」のプロモーションの一環で、本日開催されたWonderConにて、このStop Plus UltraのURLを含む配布物が登場したようです。

上記メンバー紹介のところで登場した“The Optimist”イベントは、D23 Expo 2013の開催前に展開していたもので、CLUB 33や専用客車リリー・ベルなどを舞台に謎解きをしていたもの。実はこれがPlus Ultraのリクルーティングイベントで、D23 Expo 2013にも上記のWallace氏が登場していました。

Webやパーク、D23 Expoを使ったリアリティゲーム「The Optimist」がスタート
「D23 Expo 2013 Guide Book」PDF版が配布開始

Tomorrowland、ニコラ・テスラの名前もあって、担当役職が恐ろしいものだった。何をしようとしてるんだ…
Tomorrowland、ニコラ・テスラの名前もあって、担当役職が恐ろしいものだった。何をしようとしてるんだ… Photo by mtakeshidpostjp

謎のストア。
謎のストア。 Photo by mtakeshidpostjp

なんと!先ほどの謎のストア、Cartography of Disneyに…!
なんと!先ほどの謎のストア、Cartography of Disneyに…! Photo by mtakeshidpostjp

Cartography of Disneyにいる方にこっそりもらった。本当はThe Optimistをクリアしないともらえないんだと思う…
Cartography of Disneyにいる方にこっそりもらった。本当はThe Optimistをクリアしないともらえないんだと思う… Photo by mtakeshidpostjp

ということで、これを踏まえて最新の日本版予告をどうぞ。

YouTube

実はD23 Expo Japan 2013においてもこの「トゥモローランド」は取り上げられており、そのときは有名なイマジニアが過去を振り返るというインタビューの中に、ディズニースタジオ地下の「モルグ」から謎のスーツケースが発見され、その内容が誰も知らないものだった、という数分の映像が公開されていました。その後ほとんどこのあたりの関連性が聞こえてこなかったものが、上記日本版予告と今回のStop Plus Ultraで完全に伏線回収したかんじ。特にStop Plus Ultraの下記動画&ページは(おそらく)The Optimistの解答編になっており、こんなことしてたのかと驚くことしきりです。

Tomorrow

まさかこの映画のプロモーションというか裏のストーリーに、「S.E.A.」も真っ青の秘密結社が登場するとは思いませんでした。要するにこれは、都市伝説を真っ向から肯定した、本家が仕掛ける虚実のストーリー(この映画すらもPro-Plus-Ultraのプロバガンダ扱い!!)。本家がやるとエスケイプ・フロム・トゥモローもこうなると。映画は日本では6月6日公開。すっごくたのしみです。

続きはこちらで。

いまもゲームは続く? 「Stop Plus Ultra」に隠された謎を追う #TakeBackTomorrow