ピクサー「インサイド・ヘッド」特報2が公開、声優を当てるキャンペーンも

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そのキャンペーンはわりとどうでもいいとして、日本版独自で追加されているシーンに大注目です。

https://www.youtube.com/watch?v=DgkaF3yyeNM

LINK:『インサイド・ヘッド』ヨロコビ&カナシミ の声優を当てよう ツイートキャンペーン
『インサイド・ヘッド』ヨロコビ&カナシミ の声優を当てよう ツイートキャンペーン

ピクサー最新作、2015年7月18日公開の「インサイド・ヘッド」(原題:Inside Out)日本版予告特報が公開されました。この特報からJoyたちは日本語名「ヨロコビ」「カナシミ」などの名前になっています。思ったほど違和感はないかなあ。このヨロコビとカナシミについては、誰が声優を担当しているのかをあてるというキャンペーンが開催されています。Twitterで投稿すると、記者会見に参加できるとのこと。

そしてこの特報、先日アメリカなどで公開された予告以上の情報があります。海外版はこちら。

アメリカでは2015年6月19日、日本では7月18日に公開の「Inside Out」予告が公開されました。

日本独自の情報がかなりクリティカルに私に刺さりました。いまのところ個人的なピクサーの好きな作品は「Finding Nemo」や「Wall-E」なんですが、今作もいい位置にくる予感がひしひしとします。


以下、余談。

今回の予告で、5つの感情は対等ではなく、「Sadness」(カナシミ)が「なんのためにいるのか分からない」と切り捨てられているのがすごく重要です。振り返ると最初の特報でも非常に印象的な扱いをされていて、Sadnessがストーリー上重要な位置にある、ということが分かりました。

https://www.youtube.com/watch?v=MJE7tt7W71w

そして、突っ込みすぎてネタばれになる可能性がありそうですが、この予告をみて真っ先に思い出したのはこの記事です。

LINK:ぜんぶ妖怪のせい?正しく使おう「妖怪ウォッチ教育法」 | Credo
ぜんぶ妖怪のせい?正しく使おう「妖怪ウォッチ教育法」 | Credo

まずこのストーリー、おそらくピクサーとして、1つの映画の中に親が見る視点、そして子どもが見る視点をそれぞれ与えているのではないか、ということを感じました。予告にある「感情が行方不明になる」というところから、子どもたちが自分の感情をうまく表現できないこともある、ということを親に教えること、そして子どもたちにとっても、カナシミという感情がなぜ存在するのか、カナシミがあることで世界がどう変わるかを、相当ポジティブに解説するという、そんな哲学的で心理学的な映画なのではないかとということすらも感じさせる予告でした(つまり、いまの時点では出しすぎじゃない?という懸念も……)。

特に、感情をうまく表現できないということは、大人も持つ悩みだと思うのです。うれしいのに、悲しいのに、それを表現できないことに悩んでいる全ての人にとって、実はそれは、脳内にいる「カナシミ」や「ヨロコビ」がちょっと冒険しているだけという、「問題の外在化」を表現する映画になっているのであれば、ひょっとしたら多くの方の助けや支えになるのではないか――わずか数分の予告でそこまで感じさせる、刺さるものでした。