チケット値上げが正式に発表されました。これにより、ウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダムはとうとう100ドル(1day)の壁を越えました。
アメリカにある2つのリゾートチケットが価格改定されます。以前より噂としては上がっておりましたが、正式に値上げが発表されました。
アメリカのパークにおける値上げは予告がなく、発表後即値上げ実施というのが東京ディズニーリゾートとの違い。今回も2月22日に価格改定を行うことになります。すでに2月22日午前2時(現地時間)時点でウォルト・ディズニー・ワールド側はチケット販売ページをメンテナンスしており、用意周到というかなんというか。
これにより、各パークの主なチケット価格は下記のようになります。
ウォルト・ディズニー・ワールド
券種 | 価格(改訂前との差額) |
---|---|
1day(マジック・キングダム) | 105ドル(+6ドル) |
1day(マジック・キングダム以外) | 97ドル(+3ドル) |
3day | 275ドル(+1ドル) |
パークホッパーオプション(1dayの場合) | 50ドル(+25ドル) |
Water Park | 58ドル(+5ドル) |
年間パスポート | 654ドル(+20ドル) |
プレミアム年間パスポート | 779ドル(+25ドル) |
ディズニーランド・リゾート
券種 | 価格(改訂前との差額) |
---|---|
1day | 99ドル(+3ドル) |
3day(マジック・モーニング付き) | 235ドル(+9ドル) |
パークホッパーオプション(1dayの場合) | 56ドル(+2ドル) |
プレミアム年間パスポート | 779ドル(+80ドル) |
旅行会社、およびディスカウントが効く関連ホテルなどではまた金額が変わってきますが、個人手配ですとこの額がおそらくそのまま乗っかってくると思います。とはいえ、時すでに遅しなので受け入れるしかなく。
私の場合、2015年5月22日の60周年イベント「Diamond Celebration」および8月の「D23 Expo 2015」でアナハイム側に行くことを決めたので、おそらくトントン、もしくは若干高い程度だったので年間パスポートを購入しました。さすがにウォルト・ディズニー・ワールド側は行かないだろうからプレミアパスポートには手を出せなかった(ちなみにPremier Passportは979ドル→1099ドルへ)。
ちなみにメモ。ディズニーランド・リゾート側のパスポートを新規に購入する場合、窓口で引き替えるウィルコール式ではなく、「eTicket」方式になっています。これは東京ディズニーリゾートの「ディズニーeチケット」と同じようなもので、Webで購入するとPDFが送られてきて、それを印刷しゲートで見せることで入園が可能で、窓口で引き替える必要がありません。
では年間パスポートは?というのが不安だったのですが、実際に購入してみたところ、2015年12月31日まで有効のバウチャーという形でPDFが送られてきます。年間パスポートであってもそのPDFで直接ゲートから入園ができて、いずれかのタイミングで窓口に行くことでプラスチックのカードを受け取ることが可能。その後、PhotoPassキャストに顔写真を撮影してもらうと、ゲートのチェックで本人確認書類が不要になります。で、有効期間は「最初に入園した時から1年」。なるほど、これはいいですね。
私も駆け込みでディズニーランド・リゾート側の年間パスポートをオンラインで購入してみました。eTicketでの購入で、メールで送られてくるPDFを印刷しゲートで見せれば入園可能。有効期間は初めて入園した時から1年で、2015年12月31日までにアクティベートが必要です。
— dpost.jp / ディーポスト・ジェイピー (@dpostjp) February 22, 2015
あと、海外パークと東京ディズニーリゾートの1デーチケット価格比較とか、パークホッパーオプションの是非とかってあんまり意味がないのかな、といまは思ってます。東京ディズニーリゾートは滞在型リゾートになりきれてないと思うので、パークホッパーオプションがほしいと思う層はすでに2パーク年間パスポートを持ってるだろうし、貸切などで早じまいする日には格安でもう一方のパークに行ける施策がすでにパークホッパーのニーズを満たしてますし。ディズニーランド・リゾートみたいにゲートからゲートがむちゃくちゃ近ければ意味があると思います。