あっ。
Webの更新が終了したDisney and moreですが、Facebookページの更新に注力したようで大変元気に新情報を投稿してくれています。ありがとうD&M。
いまちょうど、中国国内でメディアに載った、上海ディズニーリゾートの今の写真を精力的に投稿してくれていて、ドローンを使ったと思われる空撮写真等大量に掲載しているので、気になる人はFacebookページをじっとりとなめるように見るといいと思います。
そしてとうとう、私が確認したかったことが確認できました。それがこの写真。
上記のテレビ放送された水路の写真、およびオフィシャルの写真を見比べてほしいのですが、上記のテレビ放送の水路のカーブ部分において、明らか内周と外周の角度がちがうことに気付きますでしょうか。これこそ、私が確認したかったことです。
この写真だけでピンとくる方はdpost.jpをずいぶんと前から見てくれている方でしょう。関係する記事はもちろんこちらです。
実際には上記記事でタイトルに入れたFloating omnimover rideではなく、記事内で言及している「Amusement park ride with underwater-controlled boats」のほう。具体的にはこちらの図。上記特許文書から引用します。
この特許は、カリブの海賊やイッツ・ア・スモールワールドで利用されているような大型のボートライドのコントロールにおいて、船首と船尾を支点にして航行中に船首を中央に向けることが可能で、単純に水路を移動するだけでなく注目してほしいポイントに向けることができるという特許です。特許を取得してからさまざまな憶測がありまして、時期的に上海ディズニーランドで使われるのでは?とされてきました。
これはおそらく、特許の内容を使い、水路のカーブを曲がるときに船首を進入方向に向け、船尾が外側に振れる(要するに「ドリフト」)仕組みが取り入れられるのではないか?ということになります。
オフィシャル写真を見たときに感じたのは、水路の溝の幅が異常に狭いということでした。今回新たにD&Mがアップした写真(これはこれで、D&Mが海賊船がセットとして作られていて半分しか作ってないという面白い発見をしています)を見ると、水路がボートの幅ではなく、船首、船尾部分のガイドのみをコントロールするものであると考えるのが自然。オフィシャル写真があえてそこを見えないように撮影したと考えることもできるかもしれません。
今回製作している次世代カリブの海賊こと「Pirates of the Caribbean: Battle for the Sunken Treasure」は、名前通りこれまでにどこにもなかったものを作っているということが分かります。
超楽しみ!!!
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