私たちには振り返る過去などない。

2013年のときは12月24日に振り返り記事を書いたりしました。そのとき、こんなこと書いたんですよねえ。
2014年については全体的に「停滞」という言葉が合うのではないかと思っています。
おいコラ何すっとぼけたこと書いてんだ、っていうのがいまの感想。2014年はびっくりするくらい充実した年になりました。まあでも3語でまとめておきましょう。「アナ雪」「マーベル」「ありがとう4661」以上、2014年の振り返りでした。
では、2015年に予定されていることを、過去に書いたdpost.jpの記事から追っていきます。2015年は熱くてヤバイですよ。間違いない。
2015年初頭:「Frozen Fever」のフィーバーくるか
まずは映画から行きましょう。2015年1月から3月の間には、ルーカスフィルムの「Strange Magic」、そしてディズニーアニメの実写化プロジェクト「シンデレラ」が公開されます。注目すべきは、このシンデレラにあわせて短編「Frozen Fever」(邦題「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」)が上映されること。結果としてメインのシンデレラを話題の上で食ってしまいそうで戦々恐々としています。



海外パークにおいては、まずはディズニーランド・リゾートでの「Frozen」関連イベント。1月7日からの開催となっていますが、実際のところ一部はすでにスタート中。

ウォルト・ディズニー・ワールド側では、ダウンタウン・ディズニーが「Disney Springs」にテーマ変更され、春には一部がオープンする予定です。

そして、2015年初頭にはウォルト・ディズニー・ワールド、ディズニー・ハリウッドスタジオで15年近くシンボルとして設置された、ソーサラーハットが撤去される予定。

あとすっごい細かいことですが、マジック・キングダムのシンデレラ城の中にある「Cinderella’s Royal Table」が4月までクローズしています。

2015年春~初夏:ディズニーランド、60周年を祝う「Diamond Celebration」スタート
2015年春、この年60周年を迎える米ディズニーランドの記念イベント「Diamond Celebration」がスタートする予定です。まだ厳密なスケジュールは発表されていませんが、おそらく5月くらいから始まるのでは?といわれています。本格的なスタートは、60周年当日の7月17日ではあると思っています。

update:2015年1月28日、60周年記念イベントの詳細が発表されました。→2015年5月22日スタート、ディズニーランド60周年記念の新エンターテイメント詳細発表 | dpost.jp
ソーサラーハットが撤去されるディズニー・ハリウッドスタジオにおいては変化が続きます。ソーサラーハット亡き後のシンボルになるかと思われた、チャイニーズシアターを模した「The Great Movie Ride」のリニューアルが行われる予定です。そして毎年恒例、スター・ウォーズ・ウィークエンドも開催。


2014年に始まった「Harambe Nights」も多分継続するんじゃないかと…。

続いて映画。2014年はまるまるお休みだったピクサーが、満を持して「Inside Out」を6月に公開します。予告だけでもかなり面白い。


そして、マーベル・シネマティック・ユニバース第2期を締めくくる「Avengers:Age of Ultron」が5月に公開されます。日本では2カ月遅れるため、この時期にファンが荒れるはずです。

さらにさらに、5月には個人的には待望の作品「Tomorrowland」が公開されます。

そのほかにも、ブロードウェイ版「アラジン」が日本でも上演されることが決定しました。実際はチケットが発売されるころに大盛り上がりしているはず。

2015年夏:D23 Expo 2015開催
2015年はD23 Expoイヤー。本家ディズニーランドに近いアナハイムコンベンションセンターにて、熱狂的な3日間が待っています。
おそらくこのタイミングにて、この先数年に起きることが明らかになるのではないかと思います。あくまで予想ですが、具体的には「アバターランド/Rivers of Light詳細」(ウォルト・ディズニー・ワールド)、「上海ディズニーリゾート」そして「スター・ウォーズ関連」あたりのことが出てきてくれるといいなあと。
サプライズがあるとすると、おそらくスター・ウォーズ関連だと思っています。もしくはMyMagic+(MagicBand)のアナハイム導入。多分東京の話題は出ないだろうなあ…。





ほぼ時を同じくして、ウォルトの作ったディズニーランドが60周年を迎え、「Diamond Celebration」が本格的にスタートします。まだこのイベントにおいてはなにが行われるのかははっきりしていません。唯一に近いのは、噂を裏付けるようにオーディションの開催が発表された「エキサイティングでハイエナジーなナイトパレード」の存在のみ。これは、香港ディズニーランドで2014年10月にスタートした「Disney Paint the Night」の要素を使ったものではないか、と噂されています。パレードのスタート時期も未発表。おそらく、7月17日ではないかと思います。


パレードだけではありません。いまのところ噂に上がっているのは「スティーブ・デイヴィソンの新作花火ショーが開催される」というものや、「World of Colorがアップデートされる」というもの、そして超びっくりする噂として「デイパレードとしてハピネス・イズ・ヒアが日本からやってくる(確度不明)」なんてものもあります。ハピネス・イズ・ヒアについては正直ありえねー、と思っていますが、2005年のキャンペーン「Happiest Celebration on Earth」で世界のパークにアトラクションなどのプレゼントがあった(東京は「レイジング・スピリッツ」)ように、ディズニーランド60周年を記念して「世界のパークから1つずつエンターテイメントをプレゼント」なんていう演出で、香港からはPaint the Night、東京からはハピネス・イズ・ヒアとかだったらすっごい面白いと思いました。代わりにMickey’s Soundsational Paradeよこせ。
パリ?パリは財政難だから今回はおまめということで…。

update:2015年1月28日、60周年記念イベントの詳細が発表されました。→2015年5月22日スタート、ディズニーランド60周年記念の新エンターテイメント詳細発表 | dpost.jp
あと、Disney Springsに新レストランが登場することも発表されています。

映画では、マーベルからは「アントマン」が公開予定。Ant-manはエドガー・ライトが外れたのが本当に痛い…。


そして、テレビにおいてはまだ時期は発表されていないものの、おそらくこの時期に「Teen Beach Movie 2」および「Descendants」が放映されるのではと思っています。ひょっとしたら、D23 Expo 2015で先行上映するかもね。


2015年秋:香港ディズニーランドに本格的なグリーティング施設が登場か
いきなり噂ネタですが、香港ディズニーランドのオープン日である9月12日、新たにグリーティング施設「Princess Forest」(仮)がオープンするのではないかと言われています。場所はファンタジーランド、これまでティンカーベルがグリーティングしていたあたり。香港ディズニーランドは東京のテイストをそのまま持ってきており、キャラクターグリーティングがとても人気なので、これはすごく盛り上がるのではないかと思います。

そしてテレビが熱い。まずはライオン・キングシリーズテレビ版「Lion Guard」がスタートします。

そして多分日本で気にしているのは私だけという自信があるこんな作品が。すっごい見たいんですよ。

2015年冬:とうとう、ビッグプロジェクトが幕を開ける
2015年冬、ディズニーにとって絶対に失敗できない、2つの超ビッグプロジェクトが日の目を見ます。
まずは、「Star Wars:Episode VII」。先日とうとうティザー予告が公開されたこの作品まで、あと1年。邦題は2015年1月1日に発表されるとのこと。これまでのトンチキ邦題の方向性がそのままスター・ウォーズに乗ることはないとは思うので安心していますが、もし邦題が「フォースとボクと、ときどきアイツ」みたいななのだったらどうしよう(原題はThe Force Awakens)。

そしてもう1つのプロジェクトは「上海ディズニーリゾート」2015年末のオープンが予定されています。いまだに秘密のヴェールに包まれているプロジェクトで、おそらく、2015年夏にはそのほとんどがオープンになっているものと思われます。
現時点では2つのホテルが発表されていること、パーク内には新エリアとして海賊をテーマにしたエリアがあること、中央にEnchanted Storybook Castleがある以上のことは発表されていません。



update:2015年2月3日、無事というか予想通りというか、2016年春へ延期が発表されました。→上海ディズニーリゾートの新たな写真が公開、オープンは「2016年春」へ(update) | dpost.jp
2015年、ディズニーにとっては最後の2つのプロジェクトのおかげで、ものすごく緊張感のある1年になります。特に上海ディズニーリゾートのオープンが遅れるなんてことになると、トップの責任問題になる可能性すらあります。本来は2015年中にCEO、ボブ・アイガー氏の退任が予定されていましたが、現在は2018年6月に延長されています。これがどういう意味を持つのかも、2015年にすべて明らかになるはず。2015年中には、ディズニーのナンバー2となる最高執行責任者(COO)を置く、という情報もあります。トム・スタッグス(パーク&リゾートチェアマン)やジェイ・ラズロ(CFO)、どちらになるのか楽しみです。

update:2015年2月6日、トム・スタッグス氏がCOOに就きました→トム・スタッグス氏がCOOに就任、ディズニー社のナンバー2へ | dpost.jp
とにかく、あらゆるものが楽しみな1年。ディズニーにとっていい年でありますように、というより、いい年にしなきゃならないんだよ!!!という気合いの年です。本気で楽しみだ!
ちなみに東京ディズニーリゾートの話を一切とりあげていないのは、下記ページの内容で事足りるからです。さすがにサプライズはなさそうだなあ。あとは順調に中期経営計画をこなしてくれれば……。まず最初は、イッツ・ア・スモールワールド/グランドサーキット・レースウェイの運営中止からかなあ。



