ピクサー「Toy Story 4」の制作を発表

監督はジョン・ラセター、脚本はラシダ・ジョーンズ、ウィル・マコーマックが担当します。

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ピクサーが1995年に公開した長編アニメデビュー作にして、ジョン・ラセターの長編初監督作「トイ・ストーリー」シリーズが帰ってきます。今回の作品はジョン・ラセター氏が監督として返り咲き、長編作品としての続編を手掛けることになります。ストーリーはジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチと過去のトイ・ストーリーシリーズを手掛けたそうそうたるメンバーが携わるようです。

脚本はラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマック。ラシダ・ジョーンズは映画「ザ・マペッツ」にて登場したプロデューサー、ヴェロニカを演じた方と言えば分かるでしょうか(ちなみに彼女が所属するテレビ局は「cde」でもちろんこれは「abc」のパロディ)。この2人の脚本家は映画「セレステ∞ジェシー」で脚本・主演として登場しています。完全にノーマークだった。

映画『セレステ∞ジェシー』予告編

Toy Story 4の公開は2017年6月16日。ピクサー作品としては「Inside Out」「The Good Dinosaur」「Finding Dory」そしてこの「Toy Story 4」の順に公開されます。

以下余談。

正直不安7割。ここ最近のジョン・ラセター氏はどちらかというとディズニー・ピクサーのスポークスパーソンとしての役割が多く、最後に大きな「監督」をしたのは、あの「カーズ2」です。正直に言ってあのカーズ2は劇場公開作品としてのクオリティはなく、ビデオスルーである「Cars Toons: Mater’s Tall Tales」の長編化作品としか見えません。ジョン・ラセター氏もここ最近は製作総指揮的な立ち位置に周ることも多く、そういう意味でも後年は同様にブランド化した「ウォルト・ディズニー」の後継者的な意味合いを持っています。そのジョン・ラセター氏が監督として再度現場に戻ることの意味は大きいです。この作品が、ジョン・ラセター氏の評価を決定づけるでしょう。

トイ・ストーリーはテレビ中編でも「Toy Story Toons」というミニシリーズを公開し続けていて、これはこれでかなりのクオリティで素晴らしい作品です。このような試みを続けていくという選択肢もあったはずですが、今回さらに正史である長編を手掛けるというのは、ピクサーなりの覚悟があったのではないかと思います。いまのところは不安が勝っていますが、過去作による重み付けなしに、1本の単体作品として評価しなくてはならないなあと思っています。この不安をあっさりと吹き飛ばしてくれることを期待します。