ディズニー社CEO、ボブ・アイガー氏の任期が2年延長となり、2018年6月までCEO職に就くことが発表されました。
ボブ・アイガー氏が現職に就いたのは2005年9月で、その後ピクサーやマーベルの買収など、多くの目立つ功績だけでなく、オズワルドを権利を買い戻すなどの目立たぬ大きな功績も残しています。
ボブ・アイガー氏は当初後継者を育てる目的で、2015年3月に退任すると発表していました。この時点では2016年6月30日までの任期でしたが、その後退任時期を満期の2016年まで延長すると発表、そこからさらに2年契約を延長しての継続となります。
おそらく、この裏には上海ディズニーリゾート計画(の遅れ)が深く関係してくるのではないかと思いますが、アイガーCEOの功績はそれとは別の位置にありそう。個人的にも深く信頼できる方なので、この報はうれしい半面、次期CEOと目されていたトム・スタッグス(パーク&リゾートチェアマン)やジェイ・ラズロ(CFO)の心中やいかに…。これまでもディズニーは後継者でもめて有能な人材が流出することも多いだけに、そこが心配です。
なお、WSJの記事では、2015年に最高執行責任者(COO)を置く、ということが伝えられています。
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追記:2014/10/09
邦訳版プレスリリースが出ました。