日本におけるディズニーを取りあげる、個人的に注目している3つの“商用メディア”(update)

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ポジショントークだと思ってください。私も商用メディアである「ねとらぼ」において東京ディズニーリゾート取材系を寄稿しているので、その目線から気になっていたりいろいろな意味で注目しているメディアを3つ取りあげます。

Narinari.com

記事サンプルはこちら。

ナリナリドットコムと聞いてあそこか!と思う方は多分インターネット歴が長い方でしょう。1999年から運営を開始している老舗中の老舗といえる個人サイトで、いまではかなり運営形態が変わって商用メディア化してますが、当時は「〜ナリよ」という口調で、黎明期の個人ニュースサイトの代表格ともいえるところでした。

いまはいろいろ紆余曲折があってガチ(半個人)メディアとして超幅広い記事を取りあげていますが、他の商用メディアが取りあげないようなディズニー系記事をきっちり取りあげていたりします。ふつう、オリエンタルランドの年間スケジュールのように長くてつかみ所のないリリースはスルーなのですが、今回もきっちり取りあげています。ディズニー専門じゃないのに!

そのほかにも、見ていると私もアクセスできていない香港ディズニーランド系のプレスリリースも(どこかの編集部経由からか)受け取っており、まんべんなくピックアップしているという印象。個人的には昔のナリナリさんの口調で、個人的な感想なんかも付いていたりすると昔を思い出していいんですけどね。老舗。

モデルプレス/ミッキープレスブログ(追記参照)

次はモデルプレス。ここは女性向けのメディアで、なんといっても「物量」で攻めてくる感がすごいです。ネットで「ディズニーネタがPV稼げる」感が出てきた当初から(おそらく編集部内編集部)「ミッキープレスブログ」を立ち上げ、プレス日にはかなりの人数を投入、現場でPCを持ち込みガンガン記事を上げる体制を取るという姿も見受けられ、編集部自体がディズニー記事にコミットしているとこうなるのか、と言う意味でリスペクトしています(ねとらぼでは規模的にそこまでは絶対に無理)。

記事の内容自体はマニアから見ると薄いと思われるかもしれませんが、そもそも一般記事に対してマニア的知識/トリビアというのはあまり意味がなく、記事を見たことで「いってみたい」「体験してみたい」と思わせることが重要。そういう意味で、もともと記者、編集者の知識がある人たちが、これまでのルールやマナー、トーンをディズニーに適用することで非常に安定した記事を書き上げる、という印象があります。なのでタイトルもSEO的に煽ることなく、ここ最近は非常に深く静かに記事が上がってきています。

ターゲットとしても東京ディズニーリゾート記事はかなり響くのでしょう。プレスリリースだけでなく、定期的に現地取材も行われているようで好感を持てます。マニア向けじゃないってところが特に。

ディズニー報知

記事サンプルとブログはこちら。

大抵「3つの〜〜」ってあったときには、最後の1つを推したいからだと思ってください。いまのところの超注目株、ディズニー報知。

ディズニー報知のヤバいところは、報知新聞(スポーツ報知)という大手な新聞メディアのなかにいながら、多分この記者の方(酒井隆之さん)の趣味の企画が通って、本当に毎週更新されているという点。記事末には「浦安市在住記者が毎週日曜日にお届け」という文言があり、この時点で親近感が湧きます。まずこれがヤバイ。

そしてその内容。あくまでメインストリームではなく、記者個人の渋い視点をチョイスするのが特長。しかもその文体も柔らかく、新聞だよね?新聞なんだよね???と心配になります(苦笑)。新聞はとにかくきっちり、堅いと言う印象があるのですが、この企画が通っただけではなく、今でも続いているところにスポーツ報知の編集部とこの記者の方に敬意を表するべきだと思いました。


すべてのメディアにいえますが、基本的にメディアとは非常なもので、受けないと思ったらすぐに撤退するものです(いま、新聞、雑誌、Webメディアすべてがほぼ儲かっていない、と考えていいです)。ですので、商用メディアだから辛辣な言葉を投げかけていいなんてことは全くなく、「いいと思ったメディアにはそれ相応のアピールをすべき」だと思っています。ブームで始まった感があるネットメディアの“ディズニー”バブルは、ブームが去れば一気になくなる可能性もあるのです。個人的には特に直接的な収益にはつながらないはずのディズニー報知にはずーーーーーっと連載が続いてほしいので、これからも応援したいと思っているところ。

なので、皆さんもいいと思った記事やメディアには、直接賛辞を送るということも重要だと思います。そうじゃなかったとしても、クチコミで広げていく(Twitterじゃなくてクチコミね)ことなんかもいい手。悪いとこを悪いというより、いいところをいいと伝えるほうが建設的ですもんね。

追記:

モデルプレスについては下記の事件があったため、取り消します。読者をだます行為はメディアとしては完全にアウト。とても残念です。