2014年7月に日本でも公開された「マレフィセント」がMovieNEX、オンデマンドで発売となります。
「マレフィセント」、日本では今回もMovieNEX仕様での発売。現時点ではボーナスコンテンツとして下記が予定されています。
エル・ファニングの魅力
おとぎ話から実写映画へ
戦闘シーンの裏側
マレフィセントの装飾品
完成までのプロセス
未公開シーン
(ステファンと王冠、3人の妖精の望み、様子を見るマレフィセント、アドバイス、眠れるオーロラ)
当時の予告はこちら。
さて、振り返るとこの映画のインプレッションを書いてませんでした。というのもこれ、ありとあらゆる部分がネタばれ扱いになりそうだから。まあもう時間も経ったのでいいと思いますが、とにかくこの作品は「マレフィセント」という、ディズニー版「眠れる森の美女」の悪役名をタイトルとしながら、ある1シーン以外は完全に別のストーリーを作り出すというチャレンジに成功したという点で素晴らしいです。アンジェリーナ・ジョリーのマレフィセントについてはなにも言うことがないレベルのすばらしさ。アニメ作品の実写化はそのまま実演するということにほとんど意味はなく、新たな驚きを提供すべし、という意味で今後の実写化のハードルを容赦なく上げた、エポックメイキングな作品です。
もしこの映画を映画館でみて、だまされた的な感想を持った方は再度見るといいでしょう。監督は映画のかなり最初の部分で、3人の妖精たちの名前が映画と異なる、というのをきっちり提示して、その時点から「これはアニメの実写化ではない」とアピールしていました。マレフィセントと王(ステファン)の対峙シーンだけはアニメ版と同じ構成にし、それ以外は全部違う、と言ってもいいでしょう。すごかった。
見逃した方はぜひ。