「ハンガーステージがプロジェクションマッピング(笑)でガッカリだ」と思っている皆様への補足

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違うよ、全然違うよ。(マーク・パンサー)

雑談エントリに近いです。どうも今回のプレスリリースにおいて「今回のリニューアルでは、新たにプロジェクションマッピングが導入される」という一文を見て過剰に反応している層がいるとスタバで隣の女子高生が言っていましたので、そうじゃないと思うという内容を書きたいと思います。

こういう印象をもたれるのは過去、日本で「なんちゃって3Dプロジェクションマッピング」が氾濫したことと、ディズニー/オリエンタルランドによるワンス・アポン・ア・タイム導入が遅れたことが原因だと思いますが、既にプロジェクションマッピングが飽きられてる事実があるのでしょう。このワードはもはや、マイナス方向の印象を与えるようです。ワンス・アポン・ア・タイムがあと4年早ければね…。

ところで、ディズニーのイマジニアはもはやプロジェクションマッピングという言葉を使っていないようです。先日開催され、MONOistにも寄稿したマーク・ミネ氏の講演内では、環境を変化させるという意味の「Dynamic Environment」という言葉でプロジェクションマッピングが出てきました。

これまでは静物、主に動かないセットに対してプロジェクション=Dynamic Environmentを施し、「白雪姫と七人のこびと」や「The Legend of Jack Sparrow」などで新旧アトラクションに活用しています。

で、このDynamic Environmentの今後として、これまで静物に対して行っていた環境操作を、動くものに対してインタラクティブに行う、ということが研究されています。具体的には、ステージにいる演者に対して動的なマッピングを行うことも含まれていると、マーク・ミネ氏の講演では言及されていました。今後はより輝度の高いレーザープロジェクション(光源としてレーザーを使ったプロジェクター)も検討しているとのことです。

そして同様のことにチャレンジし、喝采を受けた方もいます。真鍋大度氏による、カンヌでのパフォーマンスです。おそらく、ディズニーのイマジニアが狙っているのは、このPerfumeのワンオフ的な公演を、毎日定常的に運営する、というチャレンジでしょう。

今回、リリースにはダンサー、キャラクターのことは一切書かれていません。しかし、イマジニアの意向と今回の「プロジェクションマッピング」の文字、そして開始時期がまだ先であることを考えると、単なるシアター形式のアトラクションではなく、かなりの強い意志を持った新しいエンターテイメントの登場が期待できます(しかも、その手の技術が組み込まれたステージショーは他のどこでも発表されていない)。

って舞浜狂のさくまさんが言ってました。

追記:

忘れてました。演出としては2011年に香港ディズニーランドのハロウィーンイベントで出演した、KAGEMUのパフォーマンスなんかも関連しそうです。KAGEMUをいち早く呼び寄せた香港ディズニーランドの先見性がすごいです。


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