D23 Destination D詳細発表、テーマは「Attraction Rewind」

フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート海外パーク(〜2020年5月)

 伝説化しているプレジャー・アイランドのテーマレストランと、カウントダウンパーティが一夜限りの復活を遂げます。

 先日日程が11月22,23日へ急遽変更になったD23イベント「D23 Destination D」の詳細が発表されました。今回のテーマは「Attraction Rewind」。ウォルト・ディズニー・ワールド、ダウンタウン・ディズニーにかつて存在したプレジャー・アイランドのレストラン「Comedy Warehouse」「Mannequins」「8 Trax」そして「Adventurers Club」が一夜限りの復活、さらには当時毎日開催されていた“New Year’s Eve”パーティーが会場であるコンテンポラリー・リゾートにて開催されるとのこと。さらにはD23 Expoで出店していた、グレンデールに存在するイマジニア専用のストア「Mickey’s of Glendale」が特別出店するとのことです。メインのプレゼンテーションは既発表通り、過去存在していたアトラクションを振り返るもの。

LINK:D23、2014年のイベントを発表 11月にDestination D、秋にFanniversary Celebration開催(update) | dpost.jp
今年のDestination Dはアトラクションが中心となるようです。ディズニー・アーカイブスやイマジニアが集まり、懐かしのアトラクションについてのトークセッションがあるようです。今回挙げられているのは「Adventure Thru Inner Space」「If You Had Wings」「20,000 Leagues Under the Sea」。さらに、ニューヨーク世界博のアトラクション群、イッツ・ア・スモールワールドやカルーセル・オブ・プログレスについても取りあげられるようです。

 今回復活するプレジャー・アイランドのレストラン群は、それぞれがテーマを持っており、パークで遊んだあとはこれらのナイトクラブで大人な楽しみ方をする、というのがウォルト・ディズニー・ワールドの過ごし方でした。毎日24時にむけカウントダウンパーティが行われており、夜間は入場料が必要なエリアながら、パークとは異なる客層の若者たちが大変盛り上がっていたことを思い出します。

 残念ながらこのエリアは2009年ころから順次クローズしており、現在はダウンタウン・ディズニー全体のテーマを変更し、2016年には「Disney Springs」と名称も変更される予定。

 このテーマレストランの中で、とりわけファンの支持が大きかったのは「Adventurers Club」でした。オーディオアニマトロニクスのColonelだけでなく、さまざまなキャラクターたちが登場するこの場所は冒険者たちの憩いの場であり、ストーリー的には東京ディズニーシーのS.E.A.(Society of Explorers and Adventurers)や香港ディズニーランドのミスティック・ポイントにも関連しています。ミスティック・マナーの隣にあるレストラン「Explorer’s Club Restaurant」には、上記Adventurers Clubにあった小道具のいくつかが移設されています。

 ということで完全に昔からのウォルト・ディズニー・ワールドファンにターゲットを向けたイベントで、個人的にもこれはぜひ体験したい内容。チケットはD23シルバーメンバー以上を対象に4月16日から発売。チケットが完売していなければD23フリーメンバー向けに5月28日より発売されます。今回は“Top of the World”チケット(1000ドル)もあり、プレゼンテーション座席確保、Mickey’s of Glendaleの前日入場、特別イブニングイベント、ギフト付きとのこと。今年はD23 Expoがない代わりのイベントになりますので、かなり豪華ですね。

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