マレフィセントは翼を奪われていた——「Maleficent」新予告が公開(update)

スタジオ/カンパニー(〜2020年5月)

映画「Maleficent」のプロモーションがかなり面白いです。

昨日も記事化しましたが、マレフィセントのTwitterアカウントにて、新情報が公開されました。マレフィセントはかつて翼を持っていたダークフェアリーであり、その翼を何者かに奪われた、という情報が新たに公開されています。

面白いのがこの発表方法。先の記事でもあったように、マレフィセントのアカウントはしきりにフォローをしろ、と言っていました、3月17日9時にはそのアカウントが突如Private(鍵アカ)化。その直後に翼を広げたマレフィセントの絵が公開されました。このときにフォローをしていた2万人程度だけが、その姿を見られたことになります。そして、ハッシュタグ「#MaleficentsWings」で鍵がかかって周りには見えない内容を投稿することで、呪いが解ける=鍵アカが解除されるという内容でした。

現在ではすでに解除されており、Maleficentアカウントは普通に見られるようになっていますが、限定的な人(それもアンテナの高い人だと思われる)のみに情報を与え、公式RTさせずにその人の言葉でバイラルに広めるという手法はなかなか面白いです。

本予告が公開されたらまた更新します。とはいえ、実はこの内容は世界に先駆け、日本のファンにのみ「アナと雪の女王」の上映前に発表されていた情報なのですよね。アナと雪の女王の日本公開は待たされましたが、その分1つ大きな大きな情報を先行して見せてくれていたわけです。この点はちょっと注目すべきかもしれません。

また、今回の設定はあくまで映画「Maleficent」のものであり、「眠れる森の美女」の設定を極度に拡張するものではない、と私は考えています。ディズニー本家による壮大な二次創作程度に考えるべきで、あまり考え込むと楽しくなくなりそうな予感。こういうのが好きな方は「オズの魔法使い」を見たあと、劇団四季の「ウィキッド」見に行くといいです。

追記:2014年3月19日

予告編が公開されました。